2025年は巳年。「白蛇伝」からご挨拶。
日本が生んだ初めての本格的カラー長篇アニメーション映画「白蛇伝」。
1958年10月22日(土)公開。
白ヘビの化身である白娘(パイニャン)と、その恋人・許仙(シュウセン)との美しい愛の物語。
中国に古くから伝わる「白蛇伝」は、白ヘビの化身である白娘(パイニャン)と、その恋人・許仙(シュウセン)との美しい愛の物語。この民話をもとに、青魚の精・少青(シャオチン)や、許仙の仲良しパンダと猫熊ミミィ、白娘と許仙の仲を裂こうとする高僧法海らが登場。
東映動画スタジオが製作した、天然色・長編漫画映画の第1作目。
短編アニメを製作していた藪下泰司が監督。
声の出演は森繁久彌、宮城まり子。森繁久彌は許仙の他、法海、龍王の一人三役。
「蛇精の姫、幻術使い、珍獣の数々の乱舞跳梁」
初々しい感性と作り手たちの情熱は観る者の心を打ち、今日に至るまで、日本のアニメーション映画史上に残る名作。