第47回日本アカデミー賞の優秀賞が発表。
優秀外国作品賞を受賞したのはマーティン・スコセッシ監督「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」、マーゴット・ロビー主演「バービー」、クリスチャン・カリオン監督「パリタクシー」、トム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」、ケイト・ブランシェット主演「TAR ター」の5作品。どの作品が好きですか?
★「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(原題 Killers of the Flower Moon) マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ主演で実話を基に描いた西部劇サスペンス。ロバート・デ・ニーロ、リリー・グラッドストーン、ジェシー・プレモンスほかが共演。
2023年10月20日(金)に公開され、興収2.5億円。
石油を採掘したアメリカ先住民の部族から富を奪おうと悪事を加速させていく白人たちを、ある男女の恋を絡めて描く…
オクラホマで起こった先住民族の連続殺人という悲惨な事件をスリリングかつエモーショナルに描く…
★「パリタクシー」(原題 Une belle course)
タクシー運転手と終活に向かうマダムのパリ横断ドライブを描いたドラマ。シャンソン歌手のリーヌ・ルノー、コメディアンのダニー・ブーンが共演。「フェアウェル さらば、哀しみのスパイ」のクリスチャン・カリオンが監督。
2023年4月7日(金)公開。
不愛想なタクシー運転手が乗せたのは、終活に向かうマダム。彼女の依頼は人生を巡るパリ横断の”寄り道”だった…
単純だったはずのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へと変貌していく…
★「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」(原題 Mission: Impossible Dead Reckoning Part One) トム・クルーズ主演、前作に引き続きクリストファー・マッカリーが監督・脚本を手掛けたシリーズ第7作。サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソンほかが共演。
2023年7月21日(金)に公開され、興収53.8億円。
IMFエージェントのイーサン・ハントに課せられた究極のミッションは全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に見つけ出すこと…
欧州市街地での激しいカーチェイスや、断崖絶壁からの大ジャンプ、そして激走する列車上での格闘が展開。
トム・クルーズはノルウェーの雄大な山々に囲まれた切り立った断崖絶壁から飛び立つ、「俳優人生で最も危険」と自身が称する撮影を敢行。
3位 「イヴの総て」(原題 All About Eve) ジョセフ・L・マンキウィッツ監督がアン・バクスター、ベティ・デイヴィス共演でブロードウェイの舞台裏でベテラン女優と新進女優の名声とプライドを賭けた戦いを描いたドラマ。
99%フレッシュ
満場の拍手喝采の中、スターの座を手にしたイヴ。恩人である大女優を欺き、数々の策謀を巡らせてついに演劇界の頂点にのし上がっていた… 第23回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、ジョージ・サンダースが助演男優賞、衣装デザイン賞(白黒)、録音賞の6部門、第8回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞、第4回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞、ベティ・デイヴィスが女優賞の2部門を受賞。
欲望が渦巻く演劇界の裏側をドラマティックな展開とウィットに富んだ会話で浮き彫りにしていて、ベティ・デイヴィスとアン・バクスターの白熱の演技合戦が楽しめます。
4位「波止場」(原題 On The Waterfront) エリア・カザン監督がマーロン・ブランド主演で正義を貫くために奮闘する男の姿を描いたドラマ。
1954年6月24日(土)公開。
99%フレッシュ
波止場で働くテリーは、港を牛耳る男の命令で兄が仲間を殺す現場を目撃。殺された男の妹が嘆く姿を見て、テリーは法廷での証言を決意する… 第27回アカデミー賞で作品賞、監督賞、マーロン・ブランドが主演男優賞、エヴァ・マリー・セイントが助演女優賞、脚本賞、編集賞、白黒部門の撮影賞、美術監督賞の8部門、第12回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞と主演男優賞、監督賞、撮影賞の4部門を受賞。
ボクサー崩れのチンピラを演じるマーロン・ブランドの迫真の演技とエリア・カザン監督ならではの骨太の演出が光ります。
9位「西部戦線異状なし」(原題 All Quiet on the Western Front) エリッヒ・マリア・レマルクのベストセラー小説をルイス・マイルストン監督がルイス・エイヤース、ルイス・ウォルハイム共演で映画化した反戦映画。
1930年10月24日(土)公開。
98%フレッシュ
第一次世界大戦下のドイツ。少年ポールは愛国精神に心を動かされ入隊を決意するが、戦いの最前線は想像を絶する世界だった… 第3回アカデミー賞で作品賞、監督賞を受賞。
迫力あふれる戦闘シーン、全編を貫く戦争批判とヒューマニズム。歴史に残る戦争映画の名作です。
★「シェイプ・オブ・ウォーター」(原題 The Shape of Water) ギレルモ・デル・トロ監督がサリー・ホーキンス主演で描いた種族を超えた愛を描いたファンタジー・ロマンス。
2018年3月1日(木)に公開され、興収7.6億円。
冷戦時代のアメリカを舞台に政府の極秘研究所に勤めるイライザが秘かに運び込まれた不思議な生きものに出会い、惹かれていく… 第90回アカデミー賞で作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞の4部門、第75回ゴールデン・グローブ賞で監督賞、作曲賞の2部門、第74回ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞。
様々な陰謀や差別がうごめく中で繰り広げられる、種族を超えたラブ・ストーリー。独特の映像と世界観で描かれたギレルモ・デル・トロ監督版”美女と野獣”。感動させられます。
★「グリーンブック」(原題 Green Book) ピーター・ファレリー監督がヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ共演で黒人ピアニストと用心棒の友情を描いたヒューマン・ドラマ。
2019年3月1日(金)に公開され、興収21.2億円。
人種差別が根強く残る1962年を舞台に、天才黒人ピアニストのシャーリーが粗野なトニーを用心棒として雇い、アメリカ南部へコンサート・ツアーに出かける… 第91回アカデミー賞で作品賞、マハーシャラ・アリが助演男優賞、脚本賞の3部門、第76回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の作品賞、ヴィゴ・モーテンセンセンが主演男優賞、監督賞、脚本賞、マハーシャラ・アリが助演男優賞の5部門、第43回トロント国際映画祭で観客賞(最高賞)を受賞。
ガサツなイタリア系用心棒とインテリな黒人天才ピアニストの前途多難な旅。様々な困難、差別を乗り越えて、徐々に深まっていく二人の友情には感動させられます。
8位 「エンパイア・オブ・ライト」(原題 Empire of Light) サム・メンデス監督がオリヴィア・コールマン主演で描いた映画と映画館への讃歌。マイケル・ウォード、コリン・ファースほかが共演。
2023年2月23日(木・祝)に公開され、興収0.2億円。
1980年のイギリスの映画館で心に闇を抱えながら働くヒラリーが青年スティーヴンと出会い、心を通わせながら、生きる希望を見出していく…
1980年のイギリス南岸の静かなリゾート地に生きる人々の絆と”映画と映画館という魔法”。
9位 「トリとロキタ」(原題 Tori et Lokita) ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督がベルギーに流れ着いた偽りの姉弟を描いたドラマ。トリとロキタには演技初経験のパブロ・シルズとジョエリー・ムブンドゥ。
2023年3月31日(金)公開。
アフリカからベルギーに流れ着いた偽りの姉弟のトリとロキタが正規の仕事に就くために危険な闇組織の仕事を始める… 第75回カンヌ映画祭で75周年記念大賞を受賞。
BGMなし、演技未経験の主演俳優、そぎ落とされた作劇に加え、先の読めないサスペンス。
10位 「ザ・ホエール」(原題 The Whale)、 アカデミー賞主演男優賞受賞。ブレンダン・フレイザー主演の異色の室内劇。劇作家サミュエル・D・ハンターの舞台劇を「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督が映画化。セイディー・シンク、ホン・チャウほかが共演。
2023年4月7日(金)に公開され、興収1.0億円。
余命わずかな体重272キロの孤独な40代の男チャーリー疎遠だった娘への無償の愛を紡ぐ最期の5日間… 第95回アカデミー賞でブレンダン・フレイザーが主演男優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞。
毎日4時間の特殊メイクと、5人がかりで着脱しなければならないほど重いファットスーツで作り上げたブレンダン・フレイザーの迫真の演技。
第47回日本アカデミー賞の優秀賞が発表。
優秀外国作品賞を受賞したのはマーティン・スコセッシ監督「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」、マーゴット・ロビー主演「バービー」、クリスチャン・カリオン監督「パリタクシー」、トム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」、ケイト・ブランシェット主演「TAR ター」の5作品。どの作品が好きですか?
★「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(原題 Killers of the Flower Moon) マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ主演で実話を基に描いた西部劇サスペンス。ロバート・デ・ニーロ、リリー・グラッドストーン、ジェシー・プレモンスほかが共演。
2023年10月20日(金)に公開され、興収2.5億円。
石油を採掘したアメリカ先住民の部族から富を奪おうと悪事を加速させていく白人たちを、ある男女の恋を絡めて描く…
オクラホマで起こった先住民族の連続殺人という悲惨な事件をスリリングかつエモーショナルに描く…
★「パリタクシー」(原題 Une belle course)
タクシー運転手と終活に向かうマダムのパリ横断ドライブを描いたドラマ。シャンソン歌手のリーヌ・ルノー、コメディアンのダニー・ブーンが共演。「フェアウェル さらば、哀しみのスパイ」のクリスチャン・カリオンが監督。
2023年4月7日(金)公開。
不愛想なタクシー運転手が乗せたのは、終活に向かうマダム。彼女の依頼は人生を巡るパリ横断の”寄り道”だった…
単純だったはずのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へと変貌していく…
★「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」(原題 Mission: Impossible Dead Reckoning Part One) トム・クルーズ主演、前作に引き続きクリストファー・マッカリーが監督・脚本を手掛けたシリーズ第7作。サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソンほかが共演。
2023年7月21日(金)に公開され、興収53.8億円。
IMFエージェントのイーサン・ハントに課せられた究極のミッションは全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に見つけ出すこと…
欧州市街地での激しいカーチェイスや、断崖絶壁からの大ジャンプ、そして激走する列車上での格闘が展開。
トム・クルーズはノルウェーの雄大な山々に囲まれた切り立った断崖絶壁から飛び立つ、「俳優人生で最も危険」と自身が称する撮影を敢行。