月別アーカイブ: 2019年12月

クリストファー・ノーラン監督が国際的なスパイの世界を描いたアクション大作「TENET テネット」の最新予告編が公開。




クリストファー・ノーラン監督ジョン・デヴィッド・ワシントンロバート・パティンソン共演で国際的なスパイの世界を描いたアクション大作「TENET テネット」(原題 TENET)、全米で2020年7月17日(金)、日本では2020年9月18日(金)公開決定。
最新予告編が公開されましたが、見ましたか?

秘密裏に活動するエージェント。生還の鍵は暗号”TENET”。謎だらけの世界。「TENET(テネット)」とは「教義・信条」。

あるミッションに挑む男。「テストは合格、君は特別だ。”死後の世界”へようこそ」「第三次世界大戦を防ぐのよ」と意味深なセリフが連続するほか、映画のタイトルである「TENET(テネット)」という言葉が生還へのカギであることが明らかに…

「ダークナイト」シリーズ、「ダンケルク」のクリストファー・ノーラン監督の最新作。
「ブラック・クランズマン」の新鋭ジョン・デヴィッド・ワシントン、「トワイライト」シリーズのロバート・パティンソン、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」のエリザベス・デビッキアーロン・テイラー=ジョンソンマイケル・ケインケネス・ブラナーほかが共演。
「インターステラー」、「ダンケルク」に続いてホイテ・ヴァン・ホイテマが撮影
「ブラックパンサー」の注目株ルドウィグ・ゴランソンが音楽

スパイ映画から出発して「いくつもの異なるジャンルを、エキサイティングかつ新鮮な形で越境」する作品だと宣言。全世界7ヶ国でIMAXカメラを使って撮影が行われるスケールも含め、「これまで手掛けた中で最も野心的な映画ということは間違いない」と断言。

「TENET テネット」公式サイト



12月20日は伊丹十三監督が惜しくも他界された日。監督作でどの作品が好きですか?




12月20日は伊丹十三監督が惜しくも他界された日。監督作でどの作品が好きですか?

伊丹十三は1933年5月15日に京都で生まれました。
商業デザイナーとして活躍し、映画とテレビドラマで存在感のある脇役として活躍。
1984年に51歳で「お葬式」で映画監督としてデビューし、日本国内で高い評価を受け、「タンポポ」「マルサの女」「ミンボーの女」「スーパーの女」「マルタイの女」などを監督。
「マルタイの女」を監督し、1997年12月20日に伊丹プロダクションのある東京麻布のマンション下で遺体となって発見されてしまいました。
伊丹十三

伊丹十三監督の主な監督作品は次の通りです。
「お葬式」
お葬式
山崎努宮本信子主演で喪主として初めてお葬式を出す男の途方にくれる姿と、そこに集まる人々を描いたヒューマン・ドラマ。
1984年11月17日(土)に公開され、配収12億円。
人生で初めて喪主として葬式を出すことになった俳優夫婦の夫。知らない作法に右往左往しながら通夜・葬儀を終えるまでの数日間をユーモラスに綴る…
伊丹十三監督の記念すべき第1回作品。日本アカデミー賞では作品賞ほか主要5部門、キネマ旬報ベストワンほか各映画賞で32部門を受賞した話題作。

「タンポポ」
タンポポ
山崎努宮本信子主演で描いたラーメン・ウエスタンの傑作。
1985年11月23日(土)に公開され、配収6億円。
ラーメン通のタンクローリー運転手がさびれたラーメン屋を町一番の店にするまでの活躍を、奇想天外な食物のエピソードを交えて痛快に描く。
西部劇「シェーン」風のストーリーで、か弱き女性を援け、強気をくじく男たちのさすらいのラーメン・ウエスタン。伊丹十三監督の傑作です。

「マルサの女」
マルサの女
宮本信子山崎努主演で脱税摘発のプロ”マルサ”の女の活躍を描いた社会派ドラマ。
1987年2月7日(土)に公開され、配収12.5億円。
税務署のやり手調査官・板倉亮子は、一軒のラブホテルに目を付け調査を始めるが、なかなか証拠を掴めずにいた。そんな折、亮子は国税局査察部(マルサ)に抜擢される…
伊丹十三監督が”マルサ”というそれまで馴染みの薄かった職業にスポットを当て、巧妙な手口で脱税を行う事業家たちと捜査官たちとの手に汗握る対決をテンポよくスリリングに描いた傑作です。
続編として1988年「マルサの女2」(配収13億円)が公開。
マルサの女2

「ミンボーの女」
ミンボーの女
宮本信子宝田明主演でヤクザと闘うミンボー(民事介入暴力)のプロの姿を描いた伊丹流マニュアル映画の決定版。
1992年5月16日(土)に公開され、配収15.6億円。
ヤクザと対決するミンボー(民事介入暴力)専門の女性弁護士の活躍を描く…
不当な犯罪の被害を蒙ってまでして社会に告発した伊丹十三監督の勇気に敬意を表します。

「スーパーの女」
スーパーの女
宮本信子津川雅彦共演でスーパーの舞台裏を題材に描いたコメディ。
1996年6月15日(土)に公開され、配収15億円。
激安店の出現により営業危機に追いやられたスーパーの専務が、幼なじみのスーパー好きの主婦の協力を得て経営を立て直すまでを描く…
スーパーにまつわるウンチクが次々と披露され、スーパーの裏側を伊丹監督作品らしいテイストで描かれた作品です。

「マルタイの女」
マルタイの女
宮本信子西村雅彦主演で警察に守られる身辺保護対象者”マルタイ”となった女優を主人公にした社会派ドラマ。
1997年9月27日(土)に公開され、配収5億円。
殺人事件現場を目撃してしまった女優が、身辺保護の二人の刑事に守られながら裁判の証言台に立つまでを描く…
殺人の証人保護をテーマにした伊丹十三監督ならではの着眼点と、宮本信子、西村雅彦ほか個性的かつベストマッチな配役には感心させられる傑作で、惜しくも遺作となってしまい残念な限りです。

他にも「あげまん」など面白いテーマで次々に話題作を監督していた伊丹十三監督。
「マルタイの女」が惜しくも遺作となってしまい残念な限りです。
監督作でどの作品が好きですか?



西田敏行、三國連太郎共演、栗山富夫監督の人気シリーズ第10弾「釣りバカ日誌10」、BSテレ東で12月21日(土)放送。




西田敏行三國連太郎共演、栗山富夫監督の人気シリーズ第10弾「釣りバカ日誌10」、BSジャパンで12月21日(土)放送。

西田敏行三國連太郎共演、栗山富夫監督の人気シリーズ第10弾「釣りバカ日誌10」。ゲストは金子賢、宝生舞、夏八木勲。
1998年8月8日(土)に公開され、配収5.1億円。
日頃のストレスが溜まっているスーさんは役員会議で社長を辞めると宣言し、会社を飛び出すが、再就職の派遣先は鈴木建設だった。一方でハマちゃんは釣り仲間の恋の指南役を買って出る…

日頃のストレスが溜まっているスーさんは役員会議で重役と意見対立、社長を辞めると宣言!再就職先の派遣場所は鈴木建設だった。一方、ハマちゃんの釣り仲間であり、スーさんの再就職先の先輩の富田松五郎は彼女のみどりが妊娠するも態度が煮え切らず、ハマちゃんは恋の指南役を買って出る…

作・やまさき十三、画・北見けんいちの人気コミックを栗山富夫が監督山田洋次が脚本を手掛けて映画化した「釣りバカ日誌」シリーズ。

釣りバカ”ハマちゃん”こと浜崎伝助には西田敏行
“スーさん”こと鈴木一之助には三國連太郎
ハマちゃんの妻みち子には浅田美代子、課長の佐々木には谷啓、ハマちゃんの隣人の太田八郎には中本賢
ハマちゃんの釣り仲間の富田松五郎には金子賢、恋人の岩下みどりには宝生舞、みどりの父の岩下耕作には夏八木勲
ロケ地は福岡県北九州市釣りの成果はアジ、ニジマス、スズキ

スーさんの社長業引退宣言とハマちゃんが釣り仲間の恋の指南役になったことから巻き起こるドタバタが楽しめます。

★「釣りバカ日誌10」
BSジャパン シネマジャパン
12月21日(土)
18:30~20:54



ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント共演のロマンチック・コメディ「ノッティングヒルの恋人」、BS朝日で12月21日(土)放送。




ジュリア・ロバーツヒュー・グラント共演のロマンチック・コメディ「ノッティングヒルの恋人」、BS朝日で12月21日(土)放送。
ノッティングヒルの恋人
ジュリア・ロバーツヒュー・グラント共演のロマンチック・コメディ「ノッティングヒルの恋人」(原題 Notting Hill)
1999年9月4日(土)に公開され、配収10.5億円。
ウェストロンドンにある平凡な街”ノッティングヒル”で小さな本屋を経営するウィリアムがハリウッドスターのアナ・スコットと出会い、恋に落ちる…

ウェストロンドンにある平凡な街”ノッティングヒル”。そこで小さな本屋を経営するウィリアムの店に、ある日偶然ハリウッドスターのアナ・スコットが訪れる。互いに運命を感じた2人は、やがて恋に落ちるが…

「恋とニュースのつくり方」、「私が愛した大統領」のロジャー・ミッシェルが監督
「ラブ・アクチュアリー」、「ブリジット・ジョーンズの日記」などを手がけたリチャード・カーティスが脚本
ハリウッドスターのアナ・スコットにはジュリア・ロバーツ
本屋を経営するウィリアム・タッカーにはヒュー・グラント

エルヴィス・コステロの歌う”She”に乗って繰り広げられるロマンティックなラブ・ロマンス。
新しい魅力を開花させたジュリア・ロバーツとヒュー・グラントの共演も見所です。

★「ノッティングヒルの恋人」(字幕スーパー)
BS朝日 土曜劇場
12月21日(土)
21:00~22:59



バイキングの少年とドラゴンの友情と成長を描いたドリームワークス製作アニメ「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」、12月20日(金)公開。




バイキングの少年とドラゴンの友情と成長を描いたドリームワークス製作アニメ「ヒックとドラゴン」シリーズの劇場版第3作「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」(原題 How to Train Your Dragon: The Hidden World)、12月20日(金)公開。

人間とドラゴンが共に生きることを選択し、若きリーダーに育ったヒックは定員オーバーになった島を出てドラゴンたちと新しい世界を探すことを決意する…

敵対していたドラゴンと人間は、臆病者のバイキングの少年ヒックと傷を負ったドラゴンのトゥースの奮闘により共に生きる道を選ぶ。彼らはバーク島で平和に過ごしていたが、ドラゴンが増え過ぎて島がパンク状態になる。亡き父の跡を継いで若きリーダーとなったヒックは島を出てドラゴンたちと新しい世界を探すことを決意する…

イギリスの作家クレシッダ・コーウェルの児童文学ドリームワークス・アニメーション製作で映画化。


「リロ&スティッチ」のクリス・サンダースとディーン・デュボアが監督を手掛けた第1弾「ヒックとドラゴン」(原題 How to Train Your Dragon)は2010年8月7日(金)公開。
第38回アニー賞で長編アニメ映画賞、アニメ映画監督賞など10部門を受賞、第83回アカデミー賞で長編アニメ映画賞、作曲賞にノミネート。

ディーン・デュボアが監督を手掛けた第2弾「ヒックとドラゴン2」(原題 How to Train Your Dragon 2)は劇場未公開ながら、2015年3月19日(木)に東京アニメアワードフェスティバル2015のオープニング作品など一部で上映。
第72回ゴールデン・グローブ賞でアニメ映画賞、第42回アニー賞で長編アニメ映画賞、アニメ映画監督賞など6部門受賞

1作目から監督を務めてきたディーン・デュボアが監督を手掛けた第3弾。


勇気、友情、そして新たな奇跡― 「ボス・ベイビー」のドリームワークス・アニメーションが壮大なスケールで描く”人間とドラゴン”が共に生きる世界。

「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」公式サイト

「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」公開劇場リスト



12月25日はクリスマス。クリスマスにはどんな恋愛映画が見たいですか?




12月25日はクリスマス。クリスマスにはどんな恋愛映画が見たいですか?

クリスマスのラブ・ストーリーを描いた作品ではケイリー・グラント、デボラ・カー共演「めぐり逢い」、デンゼル・ワシントン、ホイットニー・ヒューストン共演「天使の贈り物」、リチャード・カーティス監督「ラブ・アクチュアリー」、キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット共演「ホリデイ」、邦画では「7月24日通りのクリスマス」「すべては君に逢えたから」など。どの作品が見たいですか?

「めぐり逢い」(原題 An Affair To Remember)

レオ・マッケリー監督ケイリー・グラントデボラ・カー共演で描いたラブ・ロマンス。1939年に製作した「邂逅」(原題 Love Affair)を自らリメイク。
1957年10月22日(土)公開。
ニューヨークへ向かう豪華客船で出会った画家のニッキーと歌手のテリーは惹かれ合い、半年後のクリスマスの日にエンパイアステートビルの屋上で再会することを約束する…
ケイリー・グラントとデボラ・カーの二人が織りなすお洒落な会話とロマンティックなシーンの数々。ラブ・ロマンスの不朽の名作です。

「天使の贈り物」(原題 The Preacher’s Wife)

ペニー・マーシャル監督デンゼル・ワシントンホイットニー・ヒューストン共演で天使と牧師の妻の恋を描いたロマンティック・ラブ・ストーリー。
1996年12月21日(土)公開。
クリスマスが近いある日、オンボロ教会の存続に苦悩する牧師を救うために天国から派遣された天使が牧師の妻に恋をしてしまう…
デンゼル・ワシントンの軽やかな演技、そして若かりしホイットニー・ヒューストンの歌声が満喫でき、心を暖かくしてくれます。

「ラブ・アクチュアリー」(原題 Love Actually)

リチャード・カーティス監督ヒュー・グラントコリン・ファースエマ・トンプソンリーアム・ニーソンほか豪華俳優共演で19人の男女が織り成す通りの様々な愛を描いた群像ラブ・ストーリー。
2004年2月7日(金)に公開され、興収15.5億円。
クリスマスを目前にしたロンドン。恋人に裏切られた作家は南仏で新しい恋に出会い、若きハンサムな英国新首相は秘書に一目惚れ、最愛の妻を亡くした男は義理の息子の初恋に気を揉み、内気なOLの片想いは新たな展開に…
愛することの誠実さ、尊さ、喜びを謳い上げた心暖まる作品で、何度でも見たくなります。

「ホリデイ」(原題 The Holiday)

ナンシー・マイヤーズ監督キャメロン・ディアスケイト・ウィンスレット共演で休暇中にお互いの家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」を題材にしたロマンティック・コメディ。
2007年3月24日(金)に公開され、興収13億円。
ハリウッドとロンドン郊外に住むふたりの女性がクリスマス休暇に「ホーム・エクスチェンジ」をすることになり、運命の恋に出会う…
人と人の繋がりの大切さを教えてくれ、ケイト・ウィンスレット、キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックの共演が光ります。

「7月24日通りのクリスマス」

吉田修一の小説「7月24日通り」大沢たかお中谷美紀主演で映画化したラブ・コメディ。「電車男」の村上正典が監督、金子ありさが脚本。
2006年11月3日(土)に公開され、興収5.8億円。
地味で平凡で妄想癖のある女性が憧れの先輩との恋を成就させようと奮闘する…
クリスマスが近づいたある日、妄想が大好きで、引っ込み思案のOLサユリが憧れの先輩の聡史と再会し、聡史へのリアルな恋心を募らせていく…
ほのぼのとしたラブ・ストーリーで笑顔にさせてくれます。中谷美紀のコミカルな演技が光ります。

「すべては君に逢えたから」

玉木宏木村文乃市川実和子時任三郎でクリスマスの東京駅を舞台に男女10人が織り成す恋模様を描いたロマンティック・ラブストーリー。「釣りバカ日誌」シリーズの本木克英が監督
2013年11月22日(土)公開。
2014年に開業100周年を迎える東京駅。女性不信の男と夢に破れた女、最悪の出会いなのに惹かれ合う男女など幸せを願う男女の6つの物語が交錯する…
クリスマスの東京駅を舞台にした、まさしく日本版の「ラブ・アクチュアリー」。ただあまり比較はせずに東京駅で繰り広げられる様々な愛の形を楽しんだほうがいいかも。

クリスマスにはどんな恋愛映画が見たいですか?



ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー共演の大人気カー・アクションシリーズの第1作「ワイルド・スピード」、BS朝日で12月20日(金)放送。




大人気カー・アクションシリーズの第1作「ワイルド・スピード」、BS朝日で12月20日(金)放送。
ワイルド・スピード
ロブ・コーエン監督ヴィン・ディーゼルポール・ウォーカー共演で描いたバイオレンス・カー・アクション「ワイルド・スピード」(原題 The Fast and The Furious)
2001年10月20日(土)に公開され、興収4.5億円。
極限までチューンナップされたカスタムカーのハイスピードバトルをCGを駆使して描く…

舞台はロサンゼルス。ストリート・カー・レースで活躍するレーサーのドミニク・トレットと、ある事件の捜査のため身分を隠して彼に近づいた警察官・ブライアン・オコナー。2人の間にはレースを経て友情が生まれ、ブライアンは葛藤する。彼が選ぶのは、任務か、それとも…

「ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝」のロブ・コーエン監督が描くバイオレンス・カー・アクションの第1弾。
ストリート・カー・レースで活躍するレーサーのドミニク・トレットにはヴィン・ディーゼル
潜入捜査官のブライアン・オコナーにはポール・ウォーカー
ミシェル・ロドリゲスジョーダナ・ブリュースターほかが共演。

極限までチューンナップされた車たちによる過激なレースは迫力満点。派手なペイントで登場する「RX-7」や「スープラ」「スカイライン」などの車好きにはたまらない車が続々登場。

★「ワイルド・スピード」(日本語吹替版)
BS朝日 金曜ストーリー
12月20日(金)
19:00~20:54



李相日監督が松雪泰子、蒼井優共演でフラダンスに情熱をかけた女性たちの実話を描いた「フラガール」、BS日テレで12月20日(金)放送。




李相日監督松雪泰子蒼井優共演でフラダンスに情熱をかけた女性たちの実話を描いた「フラガール」、BS日テレで12月20日(金)放送。
フラガール
李相日監督松雪泰子蒼井優共演でフラダンスに情熱をかけた女性たちの実話を描いた「フラガール」
2006年9月23日(土)に公開され、興収14億円。
さびれゆく炭鉱の町を活性化させるため計画されたリゾート施設の目玉として、フラダンスに情熱をかけた女性たちを描いた実話に基づく感動ドラマ。

昭和40年の福島県いわき市。相次ぐ閉山による人員削減が行われる中、炭鉱会社が町おこし事業として構想したのが、フラダンスショーを目玉にしたレジャー施設の建設だった。ダンスを教えるため、東京から呼び寄せられた元花形ダンサーは、始めは馬鹿にしていたが、ひたむきな炭鉱の少女たちの熱意に魅せられ、次第に忘れかけていた情熱を思い出す…

「悪人」の李相日が監督。
元花形ダンサーの平山まどかには松雪泰子
豊川悦司蒼井優山崎静代池津祥子ほかが共演。
第80回キネマ旬報ベストテンで邦画第1位第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。

クライマックスのダンスシーンは圧巻。勇気を与えてくれる名作です。

★「フラガール」
BS日テレ
12月20日(金)
18:30~20:54



ザック・エフロン主演で30人以上の女性を惨殺した実在の殺人鬼を描いた犯罪ドラマ「テッド・バンディ」、12月20日(金)から全国順次公開。




ザック・エフロン主演で30人以上の女性を惨殺した実在の殺人鬼を描いた犯罪ドラマ「テッド・バンディ」(原題 Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile)、12月20日(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。

アメリカ史上最も凶悪で、IQ160の頭脳をもつ連続殺人犯、テッド・バンディ。司法、メディア、女たち、全てを翻弄しし、”シリアルキラー”の語源になった稀代の殺人鬼の真実とは…

1969年、ワシントン州シアトル。とあるバーで出会い恋に落ちたテッド・バンディとシングルマザーのリズは、リズの幼い娘モリーとともに3人で幸福な家庭生活を築いていた。しかし、ある時、誘拐未遂事件の容疑でテッドが逮捕されてしまう。突然の出来事に戸惑うリズは、別の誘拐事件でテッドの愛車フォルクスワーゲンらしき車が目撃されていたことを知る。テッドは誤解だと説明するが、数々の事件への彼の関与が判明する…

テッド・バンディを題材としたNetflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ「殺人鬼との対談 テッド・バンディの場合」を手がけたジョー・バリンジャーが監督
テッド・バンディには「グレイテスト・ショーマン」のザック・エフロン
シングルマザーのリズには「あと1センチの恋」のリリー・コリンズ
エドワード・コハート判事にはジョン・マルコヴィッチ


極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣。世界を震撼させた”シリアルキラー”の裏側。

「テッド・バンディ」公式サイト

「テッド・バンディ」公開劇場リスト



12月18日はスティーヴン・スピルバーグの誕生日。監督作品でどの映画が好きですか?




12月18日はスティーヴン・スピルバーグの誕生日。監督作品でどの映画が好きですか?

スティーヴン・スピルバーグは1946年12月18日にオハイオ州シンシナティで生まれました。
1972年テレビ映画として撮った「激突!」(原題 Duel)が評判を呼び、海外では劇場公開。
1974年「続・激突! カージャック」(原題 The Sugarland Express)で劇場用映画監督に進出しました。
激突

スティーヴン・スピルバーグ

スティーヴン・スピルバーグ監督作の代表作品は次の通りです。
「未知との遭遇」(原題 Close Encounters Of The Third Kind)
未知との遭遇
宇宙人と地球人との接触をテーマに描いたSF映画史上に残る大傑作。
1978年2月25日(土)に日本公開され、配収32.4億円。
電気技師のロイは、町の停電を調べている際にUFOと遭遇。やがて彼は、その光の虜となり、会社を首になり妻子に見放されながらも、光を追いかけていく。そしてついにたどり着いた先で、彼が見たものとは…
第50回アカデミー賞で撮影賞、特別業績賞(音響効果編集賞)を受賞。
宇宙人の交流を音と光で描ききったクライマックスは何度見ても圧巻させられるSF映画史上に残る大傑作です。
ジョン・ウィリアムズの音楽も印象的でした。

「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」(原題 Raiders of the Lost Ark)
レイダース_失われたアーク
ジョージ・ルーカス製作総指揮、ハリソン・フォード主演のアクション・アドベンチャー。
1981年12月5日(土)に公開され、配収13.8億円。
舞台は1936年。考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズが、絶大な力を持つ伝説の宝アーク(モーセの十戒を収めた聖櫃)をめぐり、世界征服をたくらむナチスと争奪戦を繰り広げる…
第54回アカデミー賞で特殊視覚効果賞、編集賞、美術賞、音響賞、特別業績賞の5部門を受賞。
続編として1984年「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(配収32億円)、1989年「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(配収44億円)、2008年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(興収57.1億円)が公開。
スティーヴン・スピルバーグ監督がハリソン・フォード主演で繰り広げる冒険活劇の定番です。

「E.T.」(E.T. The Extra-Terrestrial)
E.T.
映画史上に残るSFヒューマン・ファンタジーの大傑作。
1982年12月4日(土)に公開され、配収96.2億円。
地球探査に置き去りにされてしまったE.T.(地球圏外生物)と10歳の少年エリオットの交流を描く…
第55回アカデミー賞で作曲賞、音響賞、音響効果編集賞、視覚効果賞の4部門を受賞。
何度見てもワクワクさせてくれるスティーヴン・スピルバーグ監督の傑作。宇宙へのロマンが広がります…

「ジュラシック・パーク」(原題 Jurassic Park)
ジュラシック・パーク
DNAから恐竜を蘇らせたリゾートパークで恐竜に襲われた人々のサバイバルを描いたアドベンチャー。
1993年7月17日(土)に公開され、配収83億円。
オープン直前のテーマパークを舞台に、バイオ・テクノロジーにより現代に甦った恐竜と人間の死闘を描く…
実物大スケール・モデルとギミック、そしてCGを駆使して造り上げられた恐竜の映像は圧巻です。
続編として1997年「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」(原題 The Lost World: Jurassic Park)を監督。

「シンドラーのリスト」(原題 Schindler’s List)
シンドラーのリスト
リーアム・ニーソン主演でナチの虐殺からユダヤ人の救済を決意したドイツ人実業家を描いた戦争ドラマ。
1994年2月26日(土)に公開され、配収20.5億円。
第二次大戦下、1200人のユダヤ人をナチスの虐殺から救った実在のドイツ人実業家オスカー・シンドラーの姿をドキュメンタリー・タッチで描く…
第66回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、作曲賞の7部門を受賞。
3時間を超す長尺をまったく飽きさせないスティーヴン・スピルバーグ監督の構成力と演出力。アカデミー賞で作品賞など7部門を受賞しただけあって、ホロコーストの真実を描いたドラマには胸を震わせられます。

「プライベート・ライアン」(原題 Saving Private Ryan)
プライベート・ライアン
トム・ハンクス主演で第二次世界大戦時のノルマンディー上陸作戦を舞台に、1人の兵士の救出に向かう兵隊たちを描いた戦争ドラマ。
1998年9月26日(土)に公開され、配収24億円。
戦地に取り残された二等兵・ライアンを戦場から救出するため、ジョン・ミラー大尉は小部隊を編成し、敵陣深く侵入する…
第71回アカデミー賞で監督賞、編集賞、撮影賞、音響賞、音響編集賞の5部門を受賞。
戦争の恐ろしさを疑似体験させるようなシーンをリアルに描いた衝撃の戦争ドラマで、スティーヴン・スピルバーグ監督作品の傑作です。

「レディ・プレイヤー1」(原題 Ready Player One)

スティーヴン・スピルバーグ監督がヴァーチャル・リアリティの世界を描いたSFアドベンチャー。
2018年4月20日(金)に公開され、興収24.1億円。
荒廃した近未来を舞台に青年ウェイド・ワッツがVR<ヴァーチャル・リアリティ>ワールド「オアシス」のどこかに眠るという”宝の卵”を見つけるべくトレジャー・ハンティングに挑む…
「AKIRA」の金田バイク、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのデロリアン、「機動戦士ガンダム」のRX-78 ガンダムといったキャラクターが続々と登場。おもちゃ箱をひっくり返したようなワクワクするVRワールドで繰り広げられる冒険が楽しめます。

最近では2012年「リンカーン」、2015年「ブリッジ・オブ・スパイ」、2016年「BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」、2018年「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」などを監督。

スティーヴン・スピルバーグの監督作品では製作総指揮にキャスリーン・ケネディ、音楽にジョン・ウィリアムズ、編集にマイケル・カーンを起用。
数多くの大ヒット作品をプロデュースするなど、これからのさらなる活躍が期待される監督であり、プロデューサーです。監督作品でどの映画が好きですか?