日別アーカイブ: 2019年12月18日

12月18日はスティーヴン・スピルバーグの誕生日。監督作品でどの映画が好きですか?




12月18日はスティーヴン・スピルバーグの誕生日。監督作品でどの映画が好きですか?

スティーヴン・スピルバーグは1946年12月18日にオハイオ州シンシナティで生まれました。
1972年テレビ映画として撮った「激突!」(原題 Duel)が評判を呼び、海外では劇場公開。
1974年「続・激突! カージャック」(原題 The Sugarland Express)で劇場用映画監督に進出しました。
激突

スティーヴン・スピルバーグ

スティーヴン・スピルバーグ監督作の代表作品は次の通りです。
「未知との遭遇」(原題 Close Encounters Of The Third Kind)
未知との遭遇
宇宙人と地球人との接触をテーマに描いたSF映画史上に残る大傑作。
1978年2月25日(土)に日本公開され、配収32.4億円。
電気技師のロイは、町の停電を調べている際にUFOと遭遇。やがて彼は、その光の虜となり、会社を首になり妻子に見放されながらも、光を追いかけていく。そしてついにたどり着いた先で、彼が見たものとは…
第50回アカデミー賞で撮影賞、特別業績賞(音響効果編集賞)を受賞。
宇宙人の交流を音と光で描ききったクライマックスは何度見ても圧巻させられるSF映画史上に残る大傑作です。
ジョン・ウィリアムズの音楽も印象的でした。

「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」(原題 Raiders of the Lost Ark)
レイダース_失われたアーク
ジョージ・ルーカス製作総指揮、ハリソン・フォード主演のアクション・アドベンチャー。
1981年12月5日(土)に公開され、配収13.8億円。
舞台は1936年。考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズが、絶大な力を持つ伝説の宝アーク(モーセの十戒を収めた聖櫃)をめぐり、世界征服をたくらむナチスと争奪戦を繰り広げる…
第54回アカデミー賞で特殊視覚効果賞、編集賞、美術賞、音響賞、特別業績賞の5部門を受賞。
続編として1984年「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(配収32億円)、1989年「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(配収44億円)、2008年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(興収57.1億円)が公開。
スティーヴン・スピルバーグ監督がハリソン・フォード主演で繰り広げる冒険活劇の定番です。

「E.T.」(E.T. The Extra-Terrestrial)
E.T.
映画史上に残るSFヒューマン・ファンタジーの大傑作。
1982年12月4日(土)に公開され、配収96.2億円。
地球探査に置き去りにされてしまったE.T.(地球圏外生物)と10歳の少年エリオットの交流を描く…
第55回アカデミー賞で作曲賞、音響賞、音響効果編集賞、視覚効果賞の4部門を受賞。
何度見てもワクワクさせてくれるスティーヴン・スピルバーグ監督の傑作。宇宙へのロマンが広がります…

「ジュラシック・パーク」(原題 Jurassic Park)
ジュラシック・パーク
DNAから恐竜を蘇らせたリゾートパークで恐竜に襲われた人々のサバイバルを描いたアドベンチャー。
1993年7月17日(土)に公開され、配収83億円。
オープン直前のテーマパークを舞台に、バイオ・テクノロジーにより現代に甦った恐竜と人間の死闘を描く…
実物大スケール・モデルとギミック、そしてCGを駆使して造り上げられた恐竜の映像は圧巻です。
続編として1997年「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」(原題 The Lost World: Jurassic Park)を監督。

「シンドラーのリスト」(原題 Schindler’s List)
シンドラーのリスト
リーアム・ニーソン主演でナチの虐殺からユダヤ人の救済を決意したドイツ人実業家を描いた戦争ドラマ。
1994年2月26日(土)に公開され、配収20.5億円。
第二次大戦下、1200人のユダヤ人をナチスの虐殺から救った実在のドイツ人実業家オスカー・シンドラーの姿をドキュメンタリー・タッチで描く…
第66回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、作曲賞の7部門を受賞。
3時間を超す長尺をまったく飽きさせないスティーヴン・スピルバーグ監督の構成力と演出力。アカデミー賞で作品賞など7部門を受賞しただけあって、ホロコーストの真実を描いたドラマには胸を震わせられます。

「プライベート・ライアン」(原題 Saving Private Ryan)
プライベート・ライアン
トム・ハンクス主演で第二次世界大戦時のノルマンディー上陸作戦を舞台に、1人の兵士の救出に向かう兵隊たちを描いた戦争ドラマ。
1998年9月26日(土)に公開され、配収24億円。
戦地に取り残された二等兵・ライアンを戦場から救出するため、ジョン・ミラー大尉は小部隊を編成し、敵陣深く侵入する…
第71回アカデミー賞で監督賞、編集賞、撮影賞、音響賞、音響編集賞の5部門を受賞。
戦争の恐ろしさを疑似体験させるようなシーンをリアルに描いた衝撃の戦争ドラマで、スティーヴン・スピルバーグ監督作品の傑作です。

「レディ・プレイヤー1」(原題 Ready Player One)

スティーヴン・スピルバーグ監督がヴァーチャル・リアリティの世界を描いたSFアドベンチャー。
2018年4月20日(金)に公開され、興収24.1億円。
荒廃した近未来を舞台に青年ウェイド・ワッツがVR<ヴァーチャル・リアリティ>ワールド「オアシス」のどこかに眠るという”宝の卵”を見つけるべくトレジャー・ハンティングに挑む…
「AKIRA」の金田バイク、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのデロリアン、「機動戦士ガンダム」のRX-78 ガンダムといったキャラクターが続々と登場。おもちゃ箱をひっくり返したようなワクワクするVRワールドで繰り広げられる冒険が楽しめます。

最近では2012年「リンカーン」、2015年「ブリッジ・オブ・スパイ」、2016年「BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」、2018年「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」などを監督。

スティーヴン・スピルバーグの監督作品では製作総指揮にキャスリーン・ケネディ、音楽にジョン・ウィリアムズ、編集にマイケル・カーンを起用。
数多くの大ヒット作品をプロデュースするなど、これからのさらなる活躍が期待される監督であり、プロデューサーです。監督作品でどの映画が好きですか?



ライアン・ジョンソン監督の新3部作の第2章「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、金曜ロードSHOW!で12月20日(金)放送。




ライアン・ジョンソン監督デイジー・リドリーアダム・ドライヴァー共演で描いた新3部作の第2章「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、金曜ロードSHOW!で12月20日(金)放送。

ライアン・ジョンソン監督デイジー・リドリーアダム・ドライヴァー共演で描いた新3部作の第2章「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(原題 Star Wars: The Last Jedi)
2017年12月15日(金)に公開され、興収75.1億円。
ファースト・オーダーの猛攻に追い詰められるレジスタンス。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの下で修行を重ねたレイはダース・ベイダーを継ごうとするカイロ・レンとの決戦に挑む…

伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーとめぐり逢ったレイが知ることになる驚くべき真実。ダース・ベイダーを受け継ごうとするカイロ・レン。レジタンスを率いるカイロ・レンの母親レイアとポー、フィン、BB-8らレジスタンスたちの新たなるミッション…

「LOOPER/ルーパー」のライアン・ジョンソンが監督・脚本J.J.エイブラムスが製作総指揮

レイにはデイジー・リドリー

カイロ・レンにはアダム・ドライヴァー

フィンにはジョン・ボイエガ

ポー・ダメロンにはオスカー・アイザック

ルーク・スカイウォーカーにはマーク・ハミル

レイアにはキャリー・フィッシャー

ハックス将軍にはドーナル・グリーソン、キャプテン・ファズマにはグウェンドリン・クリスティ
C-3POにはアンソニー・ダニエルズ、チューバッカにはピーター・メイヒュー
最高指導者スノークにはアンディ・サーキス
音楽はジョン・ウィリアムズ

新世代スター・ウォーズの物語、予測できない(?)展開…賛否両論あふれる作品になってしまいました。

★「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(二ヶ国語)
日本テレビ 金曜ロードSHOW!
12月20日(金)
19:56~22:54



「この世界の片隅に」に新たなシーンを追加した長尺版「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」、12月20日(金)公開。




「この世界の片隅に」に新場面30分を追加した「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」、12月20日(金)公開。

戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女すずが戦禍の激しくなる中で大切なものを失いながらも前向きに生きようとする…

18歳のすずは周囲に勧められるまま周作と結婚し、呉に移り住む。時は戦争の真っただ中、すずは義母らと工夫を凝らしながら毎日の生活を送っていた。義姉が里帰りし、厳しくあたり始める中、絵が大好きなすずは、毎日の生活を淡々と送りながら暇を見つけては絵を描く日々に満足していた。しかし、昭和20年、戦況は悪化し、呉は大規模な空襲を受ける…

戦争の中での人間のたくましさを描いたこうの史代のコミック片渕須直監督がアニメーション映画化した「この世界の片隅に」

2016年11月12日(土)に63館のみで公開され、絶賛する声がSNSなどの口コミで広がり、上映館も拡大され、興収27億円。
第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代のコミックを「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直が監督、「坂道のアポロン」のMAPPAがアニメーション制作を手掛けてアニメーション映画化。

すずの声にはにはのん(能年玲奈)
細谷佳正稲葉葉月尾身美詞ほかが声の出演。
音楽はコトリンゴ
戦争の悲惨さを描いているのに、ほのぼのとした色彩とタッチで人間のたくましさが描かれていて、力強く生きていくことの大切さを教えてくれます。

片渕須直監督が原作の魅力的なエピソードを描き足して、すずさんだけではない「さらにいくつもの人生」を描き出そうとおよそ30分の新たな場面を追加。
TVドラマも放送され、話題が広がる「この世界の片隅に」。どんな新しい世界を見せてくれるのか、楽しみです。

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」公式サイト

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」公開劇場リスト