日別アーカイブ: 2023年8月18日

8月18日はロバート・レッドフォードの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?




8月18日はロバート・レッドフォードの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?

ロバート・レッドフォードは1936年8月18日にカリフォルニア州サンタモニカで生まれました。
1962年には初の映画出演を果たしながらも、大きな役に恵まれず長年に及ぶ下積み生活を余儀なくされながらも、「明日に向かって撃て!」で抜擢され、人気スターの仲間入りを果たしました。
その後、「スティング」「ナチュラル」「愛と哀しみの果て」などに出演。「モンタナの風に抱かれて」では監督も務めました。
ロバート・レッドフォード

ロバート・レッドフォードの主な出演作品は次の通りです。
「明日に向かって撃て!」(原題 Butch Cassidy and the Sundance Kid)
明日に向かって撃て02
ジョージ・ロイ・ヒル監督ポール・ニューマン共演で19世紀末の西部史に名高いアウトローを描いたドラマ。
1970年2月7日(土)公開。
19世紀末の西部史に名高い二人組の強盗ブッチとサンダンスの逃避行を哀愁とユーモアをこめて描く…
第42回アカデミー賞で撮影賞、脚本賞、作曲賞、「雨にぬれても」が主題歌賞の4部門を受賞。
ロバート・レッドフォードはサンダンス・キッドを魅力的に演じ、第24回英国アカデミー賞で主演男優賞を受賞。
純然たる青春映画であり、ウェスタン映画。ロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン、キャサリン・ロスの三人の輝きと巨匠ジョージ・ロイ・ヒル監督の斬新な映像が光る傑作です。

「スティング」(原題 The Sting)
スティング
ジョージ・ロイ・ヒル監督ポール・ニューマン共演で描いた犯罪ドラマ。
1974年6月15日(土)公開。
1936年のシカゴの下町。親友を殺された若い詐欺師のジョニー・フッカー。仲間の復讐のために伝説的詐欺師ゴンドルフを仲間に引き入れ、2人は、ロネガン相手に一世一代の大バクチを企てる…
第46回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、ミュージカル映画音楽賞の7部門受賞。
ロバート・レッドフォードは若い詐欺師のジョニー・フッカーを好演。
二転三転する軽妙かつスリリングな物語展開、1930年代のムードを盛り上げるテーマ曲から衣装まで魅力満載で、犯罪ドラマの傑作です。

「ナチュラル」(原題 The Natural)
ナチュラル
バリー・レヴィンソン監督がプロ野球の選手を志した男の半生を描いた野球ドラマ。
1984年8月25日(土)公開。
1920年代のアメリカを舞台に若くして野球の天才と呼ばれながらも、凶弾によって球界入りを遅らされ、35歳にして”奇跡のルーキー”として活躍する事になった男ロイ・ホッブスの半生を描く…
ロバート・レッドフォードは勇気と信念を貫くロイ・ホップスを熱演。
古き良きアメリカの時代を詩情豊かに、ドラマティックに描いた名作です。

「愛と哀しみの果て」(原題 Out of Africa)
愛と哀しみの果て
シドニー・ポラック監督メリル・ストリープ共演で描いたラブ・ロマンス。
1986年3月15日(土)公開。
20世紀初頭のアフリカを舞台に、愛と冒険に生きたひとりの女性の生き様を描く…
第58回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、作曲賞、美術監督・装置賞、音響賞の7部門受賞。
ロバート・レッドフォードはハンターで冒険家のデニスを熱演し、アフリカの大地でカレンと運命の出会いをする…
波乱万丈のストーリー、アフリカの雄大な景観。正義感が強く、信念を持ったカレンを演じるメリル・ストリープの演技が光ります。

「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」(原題 All Is Lost)
オール・イズ・ロスト 最後の手紙
J・C・チャンダー監督がインド洋で遭難した一人の男がたった一人で孤独や命の危険との闘いを描いたヒューマン・ドラマ。
2014年3月14日(金)公開。
自家製ヨットでの気ままな航海の旅が事故により一転、大自然の猛威にさらされる中で、それでも生きようとする人間の強さを感動的に描く…
ロバート・レッドフォードはインド洋で遭難した男を熱演し、76歳という年齢にもかかわらず、全編が水上での撮影という過酷なロケにチャレンジ。第71回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門主演男優賞にノミネート。
当時76歳にして全編が水上、しかも出演者は彼一人という過酷な役に挑み、各国の批評家から賞賛を浴びた名作

俳優として活躍を続ける中で、1980年「普通の人々」で映画監督デビュー。第53回アカデミー賞で監督賞を受賞
普通の人々
他にも1992年「リバー・ランズ・スルー・イット」、1994年「クイズ・ショウ」、1998年「モンタナの風に抱かれて」、2010年「声をかくす人」なども監督。

「モンタナの風に抱かれて」(原題 The Horse Whisperer)
モンタナの風に抱かれて
ニコラス・エヴァンス原作のベストセラー小説をロバート・レッドフォードが監督・主演で映画化したドラマ。
1998年10月17日(土)に公開され、配収4億円。
乗馬中の事故で傷ついた馬と少女が、モンタナの大自然の中で癒されて成長していく姿を描く…
ロバート・レッドフォードは馬のカウンセラーのトム・ブッカーを演じ、乗馬中の事故で傷ついた馬と少女の心を癒していく…
モンタナの大自然を背景に、人と動物の心の癒し、そして愛情を繊細なタッチでつづったロバート・レッドフォード監督作品ならではのヒューマン・ドラマ。癒されます。

最近では「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(原題 Captain America: The Winter Soldier)にも出演。

マーベル・コミックの人気ヒーローをクリス・エヴァンス主演で映画化したシリーズ第2弾。アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が監督。
2014年4月19日(土)に公開され、興収7億円。
「アベンジャーズ」の戦いから2年。アベンジャーズ以外全員敵!?”アベンジャーズ”のリーダーとして活躍するキャプテン・アメリカの新たな戦いを描く…
ロバート・レッドフォードはS.H.I.E.L.D.の高官アレクサンダー・ピアースを熱演。
ロバート・レッドフォード_CA
窮地に追い込まれながらも、ブラック・ウィドウ、ニック・フューリーとともに打開していくストーリーがテンポよく描かれていて楽しめます。

最新作はロバート・レッドフォードが俳優引退作と公言している最後の主演作「さらば愛しきアウトロー」(原題 The Old Man & the Gun)

2019年7月12日(金)公開。
16回の脱獄と銀行強盗を繰り返し、誰ひとり傷つけなかった74歳の紳士フォレスト・タッカーのほぼ真実の物語。
「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」のデヴィッド・ロウリーが監督。ケイシー・アフレック、シシー・スペイセクほかが共演。
愛と犯罪と逃亡の一大エンターテインメント。

出演作でどの作品が好きですか?




デヴィッド・クローネンバーグ監督がSF映画の古典をリメイクしたホラー「ザ・フライ」、NHK BSプレミアムで8月19日(土)放送。




デヴィッド・クローネンバーグ監督がジェフ・ゴールドブラム主演でSF映画の古典をリメイクしたホラー「ザ・フライ」、NHK BSプレミアムで8月19日(土)放送。

デヴィッド・クローネンバーグ監督ジェフ・ゴールドブラム主演でSF映画の古典をリメイクしたホラー「ザ・フライ」(原題 The Fly)
1987年1月15日(金)公開。
科学者のセス・ブランドルは物質転送装置を発明するが、自分の肉体を使った人体実験でハエと融合し、恐るべき変異体になってしまう…

科学者のセス・ブランドルは物質転移装置という大発明を成し遂げる。しかし自分の肉体を使った人体実験には、一匹のハエが紛れ込んでいた。その日を境に、彼の体には驚異の変体が起こり、恐るべき変異体となって恋人の前に現れる…

1958年公開のSF映画の古典「蠅男の恐怖」をデヴィッド・クローネンバーグ監督がリメイクしたホラー。
科学者のセス・ブランドルにはジェフ・ゴールドブラム
ジーナ・デイヴィス、ジョン・ゲッツ、ジョイ・ブーシェルほかの共演。
第59回アカデミー賞でメイクアップ賞を受賞

次第にハエに変異していく姿をユニークなデザインで実現した特殊メークはアカデミー賞でメイクアップ賞を受賞。

★「ザ・フライ」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
8月19日(土)
24:30~26:07




「コーダ あいのうた」製作陣が贈る、ふぞろいな家族の再起の物語「ふたりのマエストロ」、8月18日(金)公開。




「コーダ あいのうた」製作陣が贈る、ふぞろいな家族の再起の物語「ふたりのマエストロ」(原題 Maestro(s))、8月18日(金)公開。

ベテラン指揮者フランソワはミラノ・スカラ座から音楽監督就任の依頼を受けるが、息子ドニ宛ての誤報だった…

パリの華やかなクラシック界でそれぞれ指揮者として活躍する父フランソワと息子ドニ。ある日フランソワのもとに、世界最高峰のミラノ・スカラ座の音楽監督への就任を依頼する電話が掛かってくる。しかし、息子のドニは父の偉業を素直に喜ぶことができないでいた。翌日、ドニにスカラ座の総裁から呼び出しが。なんと父への依頼は、息子への依頼の誤りだった。ドニは父に真実を伝えなければならず葛藤する…

カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞し、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされたイスラエル映画「フットノート」の設定を変えてリメイク。

俳優としても活躍するブリュノ・シッシュが監督・脚本、アカデミー賞作品賞受賞「コーダ あいのうた」のフィリップ・ルスレがプロデュース
息子ドニには「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」のイヴァン・アタル。父フランソワには「巴里の恋愛協奏曲」のピエール・アルディティ
「読書する女」のミュウ=ミュウほかフランスを代表する名優たちが共演。

圧巻のエンディングに拍手喝采。息子が父を超えるとき、何を想うのか…

「ふたりのマエストロ」公式サイト

「ふたりのマエストロ」公開劇場リスト