8月23日はリヴァー・フェニックスの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?
リヴァー・フェニックスは1970年8月23日にオレゴン州マドラスで生まれました。
子供の頃から舞台などで活躍し、1985年「エクスプロラーズ」で映画俳優デビュー。
「スタンド・バイ・ミー」の出演で注目を集め、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」で少年時代のインディアナ・ジョーンズに大抜擢。その後「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」、「マイ・プライベート・アイダホ」、「スニーカーズ」などに出演しました。
リヴァー・フェニックスの主な出演作品は次の通りです。
★「スタンド・バイ・ミー」(原題 Stand By Me)
スティーヴン・キングの短編小説をロブ・ライナー監督が映画化した青春ドラマの名作。
1987年4月18日(土)に公開され、配収5.26億円。
1950年代のアメリカの田舎町を舞台に、行方不明になった少年の死体探しに出掛けた少年たちの冒険をノスタルジックに描く…
リヴァー・フェニックスはちょっと悪ぶった4人組のリーダーのクリスを好演し、アル中の父親と不良の兄が持ち、自分の将来を悲観しながらも、行方不明の少年の死体探しの冒険を通して仲間たちとの友情を育む…
笑い合ったり、ささいな事で怒ったり、突然不安に襲われたり…少年期特有の心情が見事に描かれていて、かつて少年だった大人にはたまらない青春ドラマの名作です。ベン・E・キングの”Stand By Me”が、この作品の切なさを代弁しています。
★「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(原題 Indiana Jones and the Last Crusade)
ジョージ・ルーカス製作総指揮、スティーヴン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演のアクション・アドベンチャーの第3弾。
1989年7月8日(土)に公開され、配収44億円。
キリストの血を受けたと言われる伝説の聖杯を巡って、インディが父・ヘンリーと共に大冒険を繰り広げる…
リヴァー・フェニックスは少年時代のインディアナ・ジョーンズを好演。
ハリソン・フォード演じるインディアナ・ジョーンズの伝説の聖杯を巡っての冒険は思いっきり楽しめ、父を演じるショーン・コネリーと少年時代を演じるリヴァー・フェニックスの共演。さらに楽しみが増します。
★「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」(原題 I Love You to Death)
ローレンス・カスダン監督がケヴィン・クライン、キアヌ・リーヴス共演で実話を元に描いたブラック・コメディ。
1990年11月10日(土)公開。
大繁盛のピザ屋を営むジョーイとロザリーの夫婦。亭主の浮気現場を目撃してしまった妻のロザリーが夫殺し作戦を実行するが、亭主が人並み外れた体力の持ち主だったことから騒動が巻き起こる…
リヴァー・フェニックスはピザ屋の妻のロザリーに密かに恋するアルバイトのディーボを演じ、夫のジョーイの殺害計画を助け、不器用な若者を好演。
ケヴィン・クライン、キアヌ・リーヴス、リヴァー・フェニックスの絶妙な共演が楽しめるコミカルで、スパイシーなブラック・ユーモア。
★「マイ・プライベート・アイダホ」(原題 My Own Private Idaho)
ガス・ヴァン・サント監督がキアヌ・リーヴス共演で男娼として身を売りながら生きるストリート・キッズたちの挫折と成長を描いた青春ドラマ。
1991年7月20日(土)公開。
男相手に体を売って日銭を稼ぐ少年のマイクは男娼仲間のスコットと共に行方不明の母親を捜す旅に出発する…
リヴァー・フェニックスは男娼として街角に立ち、少年を好む中年男性を相手に体を売って日銭を稼ぐ日々を送っているストリート・キッドのマイクを妖艶に演じ、第48回ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞。
同性愛、近親相姦をテーマに青春の切ない痛みを描いたロード・ムービーの傑作です。
★「スニーカーズ」(原題 Sneakers)
フィル・アルデン・ロビンソン監督がロバート・レッドフォード共演でが陰謀に立ち向かう頭脳とハイテクを駆使した5人のプロを描いたクライム・サスペンス。
1993年2月11日(土)に公開され、配収4億円。
警備システムの盲点を検証するハイテクプロ集団”スニーカーズ”が究極の暗号解読機をめぐる陰謀に巻き込まれていく…
リヴァー・フェニックスは”スニーカーズ”の一員のカール・アボガストを好演。
ロバート・レッドフォード、リヴァー・フェニックス、シドニー・ポワチエ、ダン・アイクロイドという豪華俳優の共演が楽しめるクライム・サスペンスの傑作です。
これからのさらなる活躍が期待されていた中、1993年10月31日に心不全のために突然亡くなられてしまい、残念で仕方がありません。
リヴァー・フェニックスの出演作でどの作品が好きですか?