1月14日は映画監督のスティーヴン・ソダーバーグの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?
スティーヴン・ソダーバーグは1963年1月14日にジョージア州アトランタで生まれました。
1989年に初めての長編映画「セックスと嘘とビデオテープ」でサンダンス映画祭観客賞とカンヌ国際映画祭パルム・ドールを史上最年少(26歳)で受賞。
2000年に「エリン・ブロコビッチ」と「トラフィック」でアカデミー賞監督賞にダブルノミネートされ、「トラフィック」で監督賞を受賞。
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモンほか豪華キャスト共演で「オーシャンズ11」を監督し、大ヒット!!
スティーブン・ソダーバーグの主な監督作品は次の通りです。
★「セックスと嘘とビデオテープ」(原題 Sex, Lies and Videotape)
スティーヴン・ソダーバーグ監督のデビュー作。アンディ・マクダウェル、ジェームズ・スペイダー共演である夫婦の欺瞞に満ちた生活に潜んだ内面をえぐり出した衝撃作。
1989年12月9日(土)公開。
理想的な夫婦のセックスと嘘が絡み合う日常の虚構を友人のビデオカメラが暴いていく…
第42回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを史上最年少(26歳)で受賞。ほかにも男優賞、国際映画批評家連盟賞、サンダンス映画祭観客賞も受賞。
スティーヴン・ソダーバーグ監督が26歳にして鋭い洞察力と深遠な映像で人間の深層心理の再生に挑んだ衝撃作です。
★「エリン・ブロコビッチ」(原題 Erin Brockovich)
ジュリア・ロバーツ主演で全米史上最高額の和解金を手にした実在の女性の活躍を描いたヒューマン・ドラマ。
2000年5月27日(土)に公開され、配収11.1億円。
3人の子どもをもったシングルマザーのエリンは、交通事故をきっかけに強引にポジションを得た弁護士事務所で、恐ろしい環境汚染の実態を知り、正義感と情熱だけを武器に、巨大企業を相手に勝ち目の無い訴訟に敢然と挑む…
第73回アカデミー賞、第58回ゴールデングローブ賞ドラマ部門など数多くの映画賞でジュリア・ロバーツが主演女優賞を受賞。
ジュリア・ロバーツは気も強ければ押しも強く、たくましい、3人の子供をもったシングルマザーのエリン・ブロコビッチを有無を言わせぬ迫力で好演。
★「トラフィック」(原題 Traffic)
マイケル・ダグラス、ベニチオ・デル・トロ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ共演で実話を元に麻薬密輸の実態を描いたサスペンス・ドラマ。
2001年4月28日(土)に公開され、興収9.71億円。
メキシコとアメリカを結ぶ巨大な麻薬ルート”トラフィック”をめぐって繰り広げられる3つの物語を描く…
第73回アカデミー賞で監督賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞の4部門、第58回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞賞、助演男優賞など数多くの映画賞を受賞。
スティーヴン・ソダーバーグ監督がメキシコとアメリカを結ぶ麻薬ルートを巡る様々な人々をサスペンスフルに描いた群像劇。深刻な社会問題と娯楽を見事に両立させた傑作です。
★「オーシャンズ11」(原題 Ocean’s Eleven)
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツほか超豪華キャストを迎えて贈るサスペンス・アクション。
2002年2月2日(土)に公開され、興収70億円。
カリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンが強欲なホテル王にひと泡ふかせるため、11人の犯罪ドリームチームで前代未聞の強奪計画を企てる…
豪華キャストに、スティーヴン・ソダーバーグ監督らしい作家性と娯楽性を奇跡的に融合したクールでスタイリッシュな演出。必見です。
続編として「オーシャンズ12」(原題 Ocean’s Twelve)が2005年1月22日(金)に公開され、興収36億円。
「11」で大金を盗まれたラスベガスのカジノ王の復讐、ヨーロッパで敏腕女性捜査官や大泥棒が待ちかまえていた…
「オーシャンズ13」(原題 Ocean’s Thirteen)が2007年8月10日(金)に公開され、興収32億円。
仲間の一人を窮地に陥れた冷酷な悪徳ホテル王にリベンジを果たすべく、再び集結したオーシャンズが立ち上がる…
★「コンテイジョン」(原題 Contagion)
マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットをはじめとするハリウッドの演技派俳優で描く衝撃の感染パニック・サスペンス。
2011年11月12日(金)に公開され、興収3.68億円。
接触感染で次々拡がっていく致死率の高い新型の悪性ウィルス。たった一回の接触。何気なく何人もの人が触れているものから拡がる接触感染の恐怖をリアルに描く…
スティーヴン・ソダーバーグ監督が接触感染の怖さと究極の選択に陥ったときの人間同士の争いをリアルに描いていて、今まで何気に触れている手すりやシネコンのトイレのドアや水道の蛇口などを気軽に触ることがちょっと怖くなってきます。
★「サイド・エフェクト」(原題: Side Effects)
ジュード・ロウ、ルーニー・マーラ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、チャニング・テイタム共演で薬物社会を舞台に”副作用(サイド・エフェクト)”を招く男と女の心理ゲームを描いた心理サスペンス。
2013年9月8日(金)公開。
新薬の副作用によって夢遊病となり夫を殺害してしまった女性エミリーとその悲劇の裏側に隠された真実を、彼女の治療にあたった精神科医バンクスが暴こうと奔走する…
スティーヴン・ソダーバーグ監督が陰謀渦巻く駆け引きの世界を見事に描いたサスペンスで、豪華キャスト陣の共演が楽しめます。
★「ローガン・ラッキー」(原題 Logan Lucky)
「サイド・エフェクト」後に映画監督引退を宣言したスティーヴン・ソダーバーグの4年ぶりの映画監督復帰作。。チャニング・テイタム、ダニエル・クレイグ共演で一攫千金を企むローガン兄弟の強盗計画を描いたクライム・アクション。
2017年11月18日(土)公開。
全米最大のモーターカーイベントNASCARレースを舞台に運もツキもないローガン兄弟がド素人ながらも強盗団を結成し、一攫千金と一発逆転を目論む…
運もツキもないド素人の強盗団が仕掛ける一攫千金と一発逆転。
「ローガン・ラッキー」で映画業界に復活を遂げたスティーヴン・ソダーバーグ監督。監督作でどの作品が好きですか?