日別アーカイブ: 2019年1月28日

第61回ブルーリボン賞の主要部門を受賞した6作品。どの作品を見ましたか?




第61回ブルーリボン賞の主要部門を受賞した6作品。どの作品を見ましたか?

第61回ブルーリボン賞の受賞結果が発表。
作品賞は上田慎一郎監督「カメラを止めるな!」監督賞は「孤狼の血」、「止められるか、俺たちを」の白石和彌主演男優賞は「終わった人」の舘ひろし主演女優賞は「止められるか、俺たちを」の門脇麦助演男優賞は「孤狼の血」の松坂桃李助演女優賞は「万引き家族」、「ちはやふる 結び」の松岡茉優、外国語映画賞は「ボヘミアン・ラプソディ」が受賞。どの作品を見ましたか?

第61回ブルーリボン賞の受賞リストは次の通りです。
「カメラを止めるな!」: 作品賞

映画監督・俳優養成スクール「ENBUゼミナール」のシネマプロジェクト第7弾上田慎一郎が監督・脚本・編集の究極の低予算映画。
2018年6月23日(土)に公開され、興収31.2億円。
山奥の廃虚を舞台に、37分間ワンシーン・ワンカットでゾンビサバイバル映画を撮影する自主映画撮影隊を描く…
第42回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、濱津隆之が優秀主演男優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀録音賞、優秀編集賞の8部門を受賞。
37分間ワンシーン・ワンカットで撮影される”One Cut of the Dead”。いかにも自主製作という内容ながら、前半の張り巡らされた伏線が回収されていき、もう一度見たくさせてくれます。

「孤狼の血」: 監督賞 白石和彌、助演男優賞 松坂桃李

柚月裕子の小説白石和彌監督役所広司松坂桃李江口洋介共演で映画化した暴力団と警察の抗争を描いた社会派ドラマ。
2018年5月12日(土)に公開され、興収6.7億円。
昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島の架空都市の呉原を舞台に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う…
第42回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、役所広司が優秀主演男優賞、松坂桃李が優秀助演男優賞、真木よう子が優秀助演女優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀美術賞、優秀録音賞、優秀編集賞の12部門を受賞。
久々の暴力映画と東映の融合。衝撃的な映像の連続で見るのが怖くなってくるヤクザ映画の傑作です。

「止められるか、俺たちを」: 監督賞 白石和彌、主演女優賞 門脇麦

白石和彌監督門脇麦井浦新共演で2012年10月に急逝した映画監督の若松孝二と仲間たちを描いた青春群像ドラマ。
2018年10月13日(土)公開。
1960年代末を舞台に、21歳で”若松プロダクション”の門を叩いた吉積めぐみの目を通して、若松孝二と共に映画、青春、そして恋、なにもかもが危うくきらめいていた一瞬の時を描く…
映画に全てをささげる若松孝二と仲間たちの青春。

「終わった人」: 主演男優賞 舘ひろし

内館牧子の小説中田秀夫監督舘ひろし主演で映画化した定年退職した元会社員の悲哀を描いたハートフル・コメディ。黒木瞳広末涼子臼田あさ美ほかが共演。
2018年6月9日(土)に公開され、興収4.7億円。
定年を迎え、世間から”終わった人”と思われるようになった田代壮介の止まってしまったような日々がある人との出会いで大きく動き出す…
定年を迎えた”終わった人”と思われるようになった男のまだまだ終われない人生の奮闘記。

「万引き家族」: 助演女優賞 松岡茉優

是枝裕和が監督・原案・脚本・編集を手掛け、リリー・フランキー樹木希林安藤サクラ松岡茉優共演で家族を超えた絆を描いたドラマ。
2018年6月8日(金)に公開され、興収45.3億円。
東京の下町で、生計を立てるため家族ぐるみで軽犯罪を重ねる柴田治とその家族の絆を描く…
第42回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、リリー・フランキーが優秀主演男優賞、安藤サクラが優秀主演女優賞、樹木希林、松岡茉優が優秀助演女優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀美術賞、優秀録音賞、優秀編集賞の12部門13受賞
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のバルム・ドール、第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞で外国語映画賞を受賞、第91回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネート
是枝裕和監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語っているだけに様々な差別について、そして冒頭の違和感を感じさせる家族関係の理由がわかったとき本当に大切な家族の絆のことについて考えさせられます。

「ボヘミアン・ラプソディ」(原題 Bohemian Rhapsody): 外国作品賞

伝説的ロックバンドの”クイーン”のフレディ・マーキュリーの軌跡を描いた伝記映画。ラミ・マレック主演、ブライアン・シンガーが監督。
2018年11月9日(金)に公開され、興収100.4億円突破。
1991年にこの世を去ったフレディ・マーキュリーがいかに世間の固定観念や従来の音楽を打ち破り、”史上最高のエンタテイナー”と呼ばれるに至ったのか…
第76回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門作品賞、ラミ・マレックがドラマ部門男優賞の2部門受賞。第91回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、音響編集賞、録音賞、編集賞の5部門にノミネート
「ボヘミアン・ラプソディ」、「伝説のチャンピオン」、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」など32の名曲とともに繰り広げられる”クイーン”の華やかな活躍の裏にある知られざるストーリー。「ライヴ・エイド」でクイーンが歌うシーンでは感動もMAXです。

作品賞: 「カメラを止めるな!」
主演男優賞: 舘ひろし「終わった人」
主演女優賞: 門脇麦「止められるか、俺たちを」
助演男優賞: 松坂桃李「孤狼の血」
助演女優賞: 松岡茉優「万引き家族」、「ちはやふる 結び」
監督賞: 白石和彌「孤狼の血」、「止められるか、俺たちを」、「サニー/32」
外国作品賞: 「ボヘミアン・ラプソディ」
新人賞: 南沙良「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」

第61回ブルーリボン賞の主要部門を受賞した6作品。どの作品を見ましたか?



リュック・ベッソン監督、ブルース・ウィリス、ミラ・ジョヴォヴィッチ共演のSFアクション「フィフス・エレメント」、BS-TBSで1月29日(火)放送。




リュック・ベッソン監督ブルース・ウィリスミラ・ジョヴォヴィッチ共演のSFアクション「フィフス・エレメント」、NHK BSプレミアムで10月9日(日)放送。
フィフス・エレメント
リュック・ベッソンが監督、脚本、原案ブルース・ウィリスミラ・ジョヴォヴィッチ共演で描いたSFアクション「フィフス・エレメント」(原題 The Fifty Element)
1997年9月13日(土)に公開され、配収16億円。
23世紀の地球を舞台に謎の美少女のリー・ルーにひと目惚れしたタクシーの運転手コーベンが地球存亡をかけた戦いに巻き込まれていく…

舞台は23世紀の地球。タクシーの運転手コーベンは勤務中に空から降ってきた謎の女性リー・ルーを助け、ひと目惚れしたことにより、彼女を巡る争いから地球の存亡をかけた戦いに巻き込まれてゆく…

リュック・ベッソンが監督、脚本、原案を手掛けて作り上げた未来を舞台にしたSFアクション。
タクシーの運転手コーベン・ダラスにはブルース・ウィリス
謎の美少女のリー・ルーにはミラ・ジョヴォヴィッチ
ゲイリー・オールドマンイアン・ホルムほかが共演。
音楽はエリック・セラ
The_Fifty_Element
リュック・ベッソン監督ならではの未来の斬新なストーリー展開と映像。ミラ・ジョヴォヴィッチの演技が光ります。

★「フィフス・エレメント」(日本語吹替版)
BS-TBS
1月29日(火)
21:00~23:24



池井戸潤の小説を野村萬斎主演で映画化した企業犯罪エンターテインメント「七つの会議」、2月1日(金)公開。




池井戸潤の小説福澤克雄監督野村萬斎主演で映画化した企業犯罪エンターテインメント「七つの会議」、2月1日(金)公開。

中堅企業の東京建電で起きたパワハラ騒動をきっかけに、そこに隠されたある謎が会社員たちの人生、会社の存在をも揺るがしていく…

中堅メーカーの東京建電の営業一課係長の八角はその”ぐうたら社員”ぶりから営業部長の北川らには白い目で見られつつも飄々と毎日をやり過ごしていた。ある日、社内でパワハラ騒動が問題となり、課長の坂戸に異動処分が下される。万年二番手に甘んじてきた原島が新しい課長として一課に着任するが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた…

TVドラマ化もされた池井戸潤の企業犯罪小説を「下町ロケット」、「陸王」の福澤克雄が監督、「ブラックペアン」の丑尾健太郎が脚本を手掛けて映画化。

東京建電の”居眠りハッカク”こと営業一課係長の八角にはサラリーマン役に初挑戦する野村萬斎
営業部長の北川には香川照之、営業課長の原島には及川光博、八角に訴えられる課長の坂戸には片岡愛之助、親会社の代表取締役社長の徳山には北大路欣也
零細ねじ工場の社長の三沢には音尾琢真、新進気鋭のねじ製造会社社長の江木には立川談春
藤森慎吾、朝倉あき、岡田浩暉、木下ほうか、吉田羊、土屋太鳳、小泉孝太郎、溝端淳平、春風亭昇太、勝村政信、世良公則、鹿賀丈史、橋爪功ほかが共演。
主題歌はボブ・ディランの「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」

「働くこと」の正義とは?そして守るべき信念とは何か?サラリーマンの戦いと葛藤、そして秘密と闇。

「七つの会議」公式サイト

「七つの会議」公開劇場リスト