2018年映画興行収入年間ランキング。トップ10でどの作品を見ましたか?
1位は「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」の92.2億円。2位は「名探偵コナン ゼロの執行人」の91億円。3位は「ジュラシック・ワールド 炎の王国」の80.6億円。続いて「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の75億円、「映画ドラえもん のび太の宝島」の53.7億円、「グレイテスト・ショーマン」の52.6億円…
2018年映画興行収入年間ランキングのトップ10は次の通りです。
1位「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香共演の人気TVドラマの劇場版。西浦正記が監督、比嘉愛未、浅利陽介ほかが共演。
7月27日(金)に公開され、興収92.2億円。
東京湾を運行していたフェリーが濃霧の影響で海ほたるに衝突し、成田空港でも異変が生じる。未曽有の連続大事故現場から藍沢たちフライトドクター、フライトナースに出動要請が入る…
シリーズ最大のスケールで描かれる大規模災害と災害に巻き込まれた患者たちが織りなす人間ドラマ。藍沢たちフライトドクターたちの苦悩がさらに深く描かれていて、感動させてくれます。
2位「名探偵コナン ゼロの執行人」
青山剛昌の人気コミックをアニメ化した劇場版シリーズ第22作。テレビアニメ「デス・パレード」の立川譲が監督。
4月13日(金)に公開され、興収91億円。
大規模爆破事件の真相を追う江戸川コナンは公安警察を操る警察庁の秘密組織・通称「ゼロ」に所属する安室透の不可解な動きに違和感を抱くが、毛利小五郎が事件の容疑者として逮捕されてしまう…
魂がぶつかり合う極秘任務<シークレット・ミッション・ミステリー。シリーズ屈指の面白さで、安室透とコナンの活躍が楽しめます。
3位「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(原題 Jurassic World: Fallen Kingdom)
「インポッシブル」のスペイン出身のJ.A.バヨナが監督、クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード共演のシリーズ最新作。ジェフ・ゴールドブラム共演。
7月13日(金)に公開され、興収80.6億円。
前作から4年後のイスラ・ヌブラル島。島の火山が再び活動を開始、クリスとクレアは島に取り残された恐竜たちを助けに向かう…
壮大なアクション・アドベンチャーに加え、サスペンスドラマの要素も加わり、さらなる「ジュラシック・ワールド」が楽しめます。
4位「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(原題 Star Wars: The Last Jedi)
「LOOPER/ルーパー」のライアン・ジョンソンが監督・脚本、デイジー・リドリー、アダム・ドライバー共演の新3部作の第2章。
2017年12月15日(金)に公開され、興収75億円。
ファースト・オーダーの猛攻に追い詰められるレジスタンス。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの下で修行を重ねたレイはダース・ベイダーを継ごうとするカイロ・レンとの決戦に挑む…
新世代スター・ウォーズの物語、予測できない(?)展開…賛否両論あふれる作品になってしまいました。
5位「映画ドラえもん のび太の宝島」
国民的アニメ「ドラえもん」の長編劇場版シリーズ第38作。テレビ版の演出を手がけてきた今井一暁が映画初監督。
3月3日(土)に公開され、興収53.7億円。
ドラえもんのひみつ道具「宝探し地図」を使って宝島を探していたのび太は太平洋上に新しく出現した島を発見。ノビタオーラ号と命名した船に乗って、島を目指す…
星野源が歌う主題歌「ドラえもん」とともに宝島を目指して繰り広げられるのび太たちの史上最大の冒険。スピーディーな展開でさらなるドラえもんの物語が楽しめます。
6位「グレイテスト・ショーマン」(原題 The Greatest Showman)
「地上でもっとも偉大なショウマン」と呼ばれた実在の興行師バーナムの生涯をマイケル・グレイシー監督がヒュー・ジャックマン主演で映画化したミュージカル・エンタテイメント。
2月16日(金)に公開され、興収52億円。
空想家のP・T・バーナムが妻の愛や仲間の友情を原動力にアイデアと野心でショウビジネスを立ち上げ、世界中でセンセーションを巻き起こしていく…
“This Is Me”が第75回ゴールデン・グローブ賞で歌曲賞を受賞。
ヒュー・ジャックマン演じるバーナムの生きざまを通して逆境に負けない力、自分を信じ続ける勇気、仲間の絆の大切さを教えてくれます。”This Is Me”の力強さには奮い立たされます。
7位「リメンバー・ミー」(原題 Coco)
誰も観たことがない明るくカラフルな”死者の国”を舞台に時を越えた”家族のつながり”を描いたディズニー/ピクサーの長編アニメーション。「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチが監督。
3月16日(金)に公開され、興収50億円。
メキシコの祝日「死者の日」を題材に音楽を禁じられたギター少年ミゲルの冒険や家族との強い絆を数々の謎と音楽を散りばめて描く…
第90回アカデミー賞で長編アニメーション映画賞、”Remember Me”が歌曲賞の2部門、第75回ゴールデン・グローブ賞でアニメーション映画賞を受賞。
誰も観たことがない明るくカラフルな”死者の国”を舞台に描いた時を越えた”家族のつながり”。”Remember Me”の曲が感動をさらに深くしてくれます。
8位「インクレディブル・ファミリー」(原題 Incredibles 2)
ディズニー/ピクサーの大ヒット作「Mr.インクレディブル」の14年ぶりとなる続編。前作に引き続きブラッド・バードが監督。
8月1日(水)に公開され、興収48億円。
スーパーパワーを持つMr.インクレディブルことボブと一家は平凡な日常を送っていたが、母ヘレンがヒーロー活動に復帰することになり、ボブは底知れない能力を秘める息子ジャック・ジャックの世話に悪戦苦闘する…
痛快なヒーロー・アクションと子育てのユーモアが両立。痛快なヒーロー・アクションと子育てのユーモアが両立。笑いと驚きに満ちたスーパーヒーロー一家団結アドベンチャーが楽しめます。
9位「ミッション:インポッシブル フォールアウト」(原題 Mission: Impossible Fallout)
トム・クルーズ主演、クリストファー・マッカリー監督の人気スパイ・アクション・シリーズ第6弾。ヘンリー・カヴィル、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソンほかが共演。
8月3日(金)に公開され、興収45.7億円。
3大都市の同時核爆発を阻止しようとするイーサン・ハント率いるIMFのチームに様々なフォールアウト(予期せぬ余波)が降りかかる…
トム・クルーズが2000時間におよぶ訓練をこなし、ヘリコプターでのアクロバット飛行に挑戦。世界規模のロケと体当たりのド迫力アクション・シーン、お馴染みのIMFチームとの団結、見えぬ敵との戦いが楽しめます。
10位「万引き家族」
是枝裕和が監督・原案・脚本・編集を手掛け、リリー・フランキー、樹木希林、安藤サクラ、松岡茉優共演で家族を超えた絆を描いたドラマ。
6月8日(金)に公開され、興収45億円。
東京の下町で、生計を立てるため家族ぐるみで軽犯罪を重ねる柴田治とその家族の絆を描く…
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のバルム・ドールを受賞。
是枝裕和監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語っているだけに様々な差別について、そして冒頭の違和感を感じさせる家族関係の理由がわかったとき本当に大切な家族の絆のことについて考えさせられます。
2018年映画興行収入年間ランキングのトップ10でどの作品を見ましたか?
情報元: 日経エンタテインメント 2019年1月号、映画ピクシーン
(2017年12月から2018年11月17日までに公開された作品が対象)