日別アーカイブ: 2013年9月4日

「許されざる者」のジャパン・プレミアに渡辺謙、佐藤浩市、李相日監督ほかが出席。

クリント・イーストウッドが監督・主演のアカデミー賞作品賞受賞作を渡辺謙主演でリメイクした「許されざる者」、9月13日(金)公開。
許されざる者03
ジャパン・プレミアに渡辺謙、佐藤浩市、柄本明、柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、國村隼、滝藤賢一、小澤征悦、三浦貴大、李相日監督が出席し、華やかなプレミアが開催されました。
許されざる者_ジャパンプレミ

クリント・イーストウッドが監督と主演を務め、第65回アカデミー賞作品賞ほか4部門を受賞した西部劇「許されざる者」
許されざる者_オリジナル
「悪人」の李相日監督が舞台を開拓時代の西部から明治初期の北海道に変更し、渡辺謙主演でリメイク。
江戸幕府最強の刺客として恐れられた男が、やむを得ぬ事情から一度は捨てた刀を手にしたことから壮絶な戦いに身を投じていく姿を描く。
許されざる者02

1880年、開拓が進む江戸幕府崩壊後の北海道。人里離れた土地で子どもたちとひっそりと暮らす釜田十兵衛。
その正体は徳川幕府の命を受けて志士たちを惨殺して回った刺客だった。
十兵衛に刀を捨てさせる決意をさせた妻には先立たれ、困窮する日々から抜け出すため、再び刀を手にする…

釜田十兵衛にはハリウッドでも活躍が目覚ましい渡辺謙。十兵衛の相棒の馬場金吾には柄本明、暴力的な警察署長の大石一蔵には佐藤浩市
國村隼、滝藤賢一、柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子ほか実力派が共演。
監督は「悪人」、「フラガール」の李相日
許されざる者

舞台を明治初期の北海道に変更し、李相日監督と渡辺謙がどんな世界を見せてくれるのか、オリジナルとどう違うのか、楽しみです。

「許されざる者」公式サイト

9月4日はビヨンセの誕生日。ビヨンセ主演のミュージカル映画の傑作「ドリームガールズ」。

9月4日はビヨンセの誕生日
ビヨンセは1981年9月4日にテキサス州ヒューストンで生まれました。
ビヨンセ
デスティニーズ・チャイルドの初期からのメンバーでリードボーカル、プロデューサーとして活躍。
CDトータルセールスは全世界で2500万枚以上、デスティニーズ・チャイルド時代を含めると全世界で5000万枚を超えるトップ・ミュージシャンです。

ドリームガールズ
大ヒットを記録したブロードウェイミュージカルを、ビヨンセ主演で映画化したサクセスストーリー「ドリームガールズ」(原題: Dreamgirls)
2007年2月17日(土)に公開され、興収18億円の大ヒット!!
ドリームガールズ02
人気女性ボーカルグループ”シュープリームス”の実話を基に、ショービジネスでの成功を夢見る3人の女性たちの人生の栄光と挫折を中心に恋や友情を絡めて描く。

音楽での成功を夢見る”ドリーメッツ”の3人は、地元の人気シンガーのバックコーラスに抜擢されるが…
http://www.youtube.com/watch?v=7l_LuwHiC7k
ビヨンセはダイアナ・ロスをモデルにしたディーナ・ジョーンズを演じ、第64回ゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門の主演女優賞にもノミネート。
プロデューサーのカーティス・テイラーJr.にはジェイミー・フォックス、大スターのジェームス”サンダー”アーリーにはエディ・マーフィ、マネージャーにはダニー・グローバーほかが共演。
この作品で映画デビューしたジェニファー・ハドソンは才能を一気に花開かせるような演技を披露し、第79回アカデミー賞助演女優賞を受賞
「シカゴ」の脚本を手掛け、「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン」のPart1、Part2のビル・コンドンが監督。

ビヨンセは「リッスン」、「ドリームガールズ」などで華麗な歌声を披露してくれていて、ミュージカル映画の傑作に仕上がっています。

ビヨンセにはまだまだこれからのさらなる活躍を期待したいミュージシャンの一人です。

市川海老蔵主演「利休にたずねよ」、モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞。

山本兼一の直木賞受賞の小説を市川海老蔵主演で映画化した「利休にたずねよ」、12月7日(土)公開。
利休にたずねよ02
第37回モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞しました。
戦国時代から安土桃山時代に実在した茶人・千利休の研ぎ澄まされた美意識と若き日の悲恋を描く…

雷鳴がとどろく雨嵐の早朝、3千もの兵に取り囲まれた利休屋敷。太閤・豊臣秀吉の命により、希代の茶人・千利休が自らの腹に刃を立てようとしていた。死に向かう夫に対して妻・宗恩が尋ねた言葉「あなた様にはずっと想い人がいらっしゃったのでは…」
利休の胸中に秘められた、遠い時代の記憶を蘇らせていく…

千利休には「一命」の市川海老蔵。利休の妻・宗恩には中谷美紀、豊臣秀吉には大森南朋、織田信長には伊勢谷友介
山本兼一の直木賞受賞の小説を「精霊流し」、「火天の城」の田中光敏が監督、小松江里子が脚本で映画化。
利休にたずねよ

モントリオール世界映画祭は北米最大規模の映画祭で、2006年に奥田瑛二監督の「長い散歩」、2008年に滝田洋二郎監督の「おくりびと」が最高賞のグランプリを受賞するなど、日本映画が高く評価されていて、今回「力優にたずねよ」が最優秀芸術貢献賞を受賞しました。

三井寺、大徳寺、神護寺、彦根城など、国宝級の建造物での撮影や利休が実際に使った茶器も登場し、市川海老蔵と父、市川團十郎との共演など見どころもあって、楽しみな作品です。

「利休にたずねよ」公式サイト