日別アーカイブ: 2013年9月10日

宮崎駿監督の引退記者会見と公式引退の辞

宮崎駿監督の引退記者会見と公式引退の辞
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宮崎駿監督の長編作品からの引退は、9月1日(日)にヴェネチア国際映画祭の会見でスタジオジブリから発表されましたが、6日(金)の会見で自身の正式引退を表明。
「僕は何度も辞めるといって騒ぎを起こしてきた人間ですので、どうせまたと思われているかもしれませんが、今回は本気です」と、これまでとの違いを強調。

「僕はあと3カ月で73歳なので、あと7年後だと80歳になります」と年齢的な問題を理由に挙げました。今後の活動については、「僕は自由です。自分で車を運転できる間はアトリエに通いたいし、日常の生活は少しも変わらない」と、笑顔で語っています。
http://www.youtube.com/watch?v=o0Ac2EKHORU
http://www.youtube.com/watch?v=RN7aQYTLkp8
http://www.youtube.com/watch?v=Gl-tzfr6IyE
宮崎駿監督の「公式引退の辞」は次の通りです。
「ぼくは、あと10年は仕事をしたいと考えています。自宅と仕事場を自分で運転して往復できる間は、仕事をつづけたいのです。その目安を一応“あと10年”としました。
もっと短くなるかもしれませんが、それは寿命が決めることなので、あくまでも目安の10年です。
ぼくは長編アニメーションを作りたいと願い、作って来た人間ですが、作品と作品の間がずんずん開いていくのをどうすることもできませんでした。要するにノロマになっていくばかりでした。
“風立ちぬ”は前作から5年かかっています。次は6年か、7年か……それではスタジオがもちませんし、ぼくの70代は、というより持ち時間は使い果されてしまいます。
長編アニメーションではなくとも、やってみたいことや試したいことがいろいろあります。やらなければと思っていること――例えばジブリ美術館の展示――も課題は山ほどあります。
これ等は、ほとんどがやってもやらなくてもスタジオに迷惑のかかることではないのです。ただ家族には今までと同じような迷惑をかけることにはなりますが。
それで、スタジオジブリのプログラムから、ぼくをはずしてもらうことにしました。
ぼくは自由です。といって、日常の生活は少しも変わらず、毎日同じ道をかようでしょう。土曜日を休めるようになるのが夢ですが、そうなるかどうかは、まぁ、やってみないと判りません。
ありがとうございました。」

風立ちぬ
宮崎駿監督の長編作品からの引退は寂しい限りですが、この引退は長編作品からのもの。
ジブリ美術館や他でのこれからのさらなる活躍に期待したいですね。

アルフレッド・ヒッチコック監督「知りすぎていた男」、NHK BSプレミアムで9月11日(水)放送!!

アルフレッド・ヒッチコック監督「知りすぎていた男」、NHK BSプレミアムで9月11日(水)放送!!
知りすぎていた男
数々の傑作を世に送り出し、”サスペンスの神様”とうたわれたアルフレッド・ヒッチコックがイギリス時代の作品「暗殺者の家」を自らリメイクしたサスペンス「知りすぎていた男」(原題: The Man Who Knew Too Much)
1956年7月26日(土)公開。

家族でモロッコを訪れた医者のベン・マッケンナは、現地で知り合った謎のフランス人の殺人現場に遭遇したことから、某国の首相を暗殺しようとしている一味に付け狙われ、息子を誘拐されてしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=yVuEC3r7a-o
ベン・マッケンナには「グレン・ミラー物語」、「めまい」のジェームズ・スチュワート、ジョー・マッケンナにはドリス・デイ
劇中で歌われるジェイ・リヴィングストーンが歌う「ケ・セラ・セラ」第29回アカデミー賞歌曲賞を受賞

アルフレッド・ヒッチコック監督ならではスリルとサスペンス、そしてユーモアに満ちあふれたエンタテインメント映画の傑作です。

★「知りすぎていた男」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
9月11日(水)
13:00~15:01

クリント・イーストウッド監督・主演の西部劇「許されざる者」、テレビ東京、BSジャパンで放送!!

クリント・イーストウッド監督・主演の西部劇「許されざる者」、テレビ東京で11日(水)、BSジャパンで13日(金)放送!!
許されざる者_オリジナル
クリント・イーストウッドが製作、監督、主演を務めた西部劇の名作「許されざる者」(原題: Unforgiven)
1993年4月24日(土)に公開され、配収4.5億円の大ヒット!!
第65回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞、編集賞の4部門、第50回ゴールデン・グローブ賞で監督賞、助演男優賞を受賞。

19世紀末のワイオミング。かつては列車強盗や殺人で悪名を馳せていたウィリアム・マニーも、今は農夫として2人の子供とひっそり暮らしていた。そんな彼のもとに、若いガンマンが賞金稼ぎの話を持ちかける。躊躇したマニーだが、今の生活では子供達を育てることはできない。彼は二度と握らないと誓った銃を手にすることを決意し、昔の相棒ネッドとともに、3人で町へと向かった。だが町では恐るべき保安官ビル・ダゲットが彼らを待ち受けていた…

ウィリアム・マニーにはクリント・イーストウッド、相棒のネッド・ローガンにはモーガン・フリーマン
保安官ビル・タゲットにはアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞で助演男優賞を受賞したジーン・ハックマン。イングリッシュ・ボブにはリチャード・ハリス

日曜洋画劇場で淀川長治氏が解説していた動画を見つけました。やはり味わい深いものがあって、必見です。作品がさらに見たくなります。

“私がウエスタン映画について思っていたこと全てを要約した”現代の古典作品だ、とクリント・イーストウッドがthe Los Angeles Times紙上で語っただけある西部劇の傑作です。
13日(金)から公開の渡辺謙主演、李相日監督でリメイクされた「許されざる者」をさらに楽しむためにも必見です。

★「許されざる者」(二ヶ国語)
テレビ東京 午後のロードショー 9月11日(水) 13:25~15:35
BSジャパン 9月13日(金) 20:00~22:00

アメリカで最も愛されたルーズベルト大統領の”秘められた恋”の物語「私が愛した大統領」、13日(金)公開!!

アメリカで最も愛されたルーズベルト大統領の”秘められた恋”の物語「私が愛した大統領」(原題: Hyde Park On Hudson)、9月13日(金)公開!!
私が愛した大統領
世界大恐慌からの脱却、第二次世界大戦への参入、国連構想…アメリカ史上もっとも長く支持された第32代アメリカ大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルトの”秘められた恋”
ルーズベルト大統領の一番の理解者として彼を支え続けた女性デイジーとの深い絆と、第2次世界大戦前夜の英国王ジョージ6世夫妻が渡米した際のエピソードを描く…

1930年代アメリカ、ルーズベルト大統領は忙しい執務の合間に”恋人”デイジーとドライブに出かけることで安らぎを覚えていた。1939年6月、ドイツとの開戦危機に備えアメリカの後ろ盾が欲しい英国王ジョージ6世夫妻が実家を訪問。歴史的なトップ会談が行われた夜、デイジーは思いも寄らなかった大統領の秘密を知ることになる…

小児まひの後遺症を抱えながらも4選を果たしたカリスマのルーズベルト大統領には名優ビル・マーレイ
デイジーには「トゥルーマン・ショー」、「イカとクジラ」のローラ・リニー
サミュエル・ウェスト、オリヴィア・コールマ-ン、エリザベス・マーヴェル、オリヴィア・ウィリアムズほかが共演。
「ノッティングヒルの恋人」、「恋とニュースのつくり方」のロジャー・ミッシェルが監督。

アメリカで最も愛されたルーズベルト大統領の”秘められた恋”。楽しみです。

「私が愛した大統領」公式サイト