日別アーカイブ: 2013年4月22日

ダスティン・ホフマン初監督作「カルテット!人生のオペラハウス」鑑賞。贅沢な気分が味わえる幸せな94分です。

ダスティン・ホフマン初監督作「カルテット!人生のオペラハウス」鑑賞。
カルテット!人生のオペラハウス
昔の確執が残っていてギスギスしたり、ちょっとボケてきたり、持病で苦しんだりもするけれども、シニアライフを謳歌する元音楽家たちの姿はうらやましい限りで、ダスティン・ホフマンの初監督作とは思えないそつのない展開は最後まで安心して見ることができます。

1. ダスティン・ホフマンが初めて監督に挑んだ意欲作
ダスティン・ホフマンが「戦場のピアニスト」の脚本家ロナルド・ハーウッドによる戯曲をマギー・スミストム・コートネイほかイギリスを代表する名優たち共演で映画化した初監督作。
老人ホームで暮らす元音楽家たちが、ホームの存続のために復活コンサートに挑む姿を活き活きと描いていて、こんなシニアライフを一緒に過ごしてみたくなります。
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イギリスの郊外ならではの環境にある「ビーチャム・ハウス」は豪華そのもの。またそんな「ビーチャム・ハウス」に住んでいるシニア世代の人々も元音楽家だけあって、気品あふれて、音楽への情熱を忘れない人々ばかり。昔の確執が残っていてギスギスしたり、ちょっとボケてきたり、持病で苦しんだりもするけれども、シニアライフを謳歌する姿はうらやましい限りで、ダスティン・ホフマンの初監督作とは思えないそつのない展開は最後まで安心して見ることができます。

2. マギー・スミス、トム・コートレイほかイギリスを代表する名優たちの共演
「ビーチャム・ハウス」で穏やかに暮らすレジー、シシー、ウィルフ。しかしかつてのカルテット仲間だったものの確執を残して去っていった大スターのジーンが入居したことからひと悶着。復活コンサートのために伝説のカルテットが再結成されるのか!?
元大スターのジーンにはマギー・スミス。「ハリー・ポッター」シリーズや「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」で見せた気品あふれつつも、ちょっと頑固で意固地なジーンを熱演。
昔の確執があるにしてもシシーに対する前半の態度は思わず許せないくらいの意固地さを見せてくれます。
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ジーンとの確執から愛に心を閉ざすレジーには主に舞台で活躍するトム・コートネイ。ジーンとのちょっとややこしい関係に悩む姿を見せてくれます。
ムードメーカーのシシーにはポーリーン・コリンズ。ちょっとボケかけたところのあるシシーが思いっきり可愛く感じるような演技を見せてくれて、彼女がいるからこの映画が引き立っています。
女性とユーモアを愛するウィルフにはビリー・コノリー。大英帝国勲章を受賞しているだけあって、気品あふれる姿を見せてくれます。

3. 名作オペラからクラシック、ジャズの名曲の数々
ヴェルディの「椿姫」「リゴレット」など名作オペラからクラシック、ジャズの名曲の数々が随所に登場し、ものすごく贅沢な94分です。

ソプラノ歌手ギネス・ジョーンズほか名音楽家たちが実際に登場していて、エンドクレジットのときに紹介してくれて、映画館が明るくなるまで見逃せません。
あの役の人がやたら歌がうまかったのは、そういう経験があったからだったんだ、と思い、もう一度映画が見たくなりました。

マギー・スミス、トム・コートレイほかイギリスを代表する名優たちと名音楽家たちとの共演。名作オペラなど名曲の数々。ものすごく贅沢な94分で、時間が経つのがあっという間です。
この作品を映画館で見ることができてよかったとつくづく思いました。

「カルテット!人生のオペラハウス」公式サイト

トム・クルーズ主演のSFアクション「オブリビオン」、全米でNo.1の大ヒット!!

トム・クルーズ主演のSFアクション「オブリビオン」が全米で4月19日(金)に3783館で公開され、興収3815万ドルを挙げ、No.1の大ヒット!!
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トム・クルーズの出演作としては2005年の「宇宙戦争」以降で、「ミッション:インポッシブル/ ゴースト・プロトコル」を抜き、No.1の大ヒットです。
客層は57%が男性、74%が25歳以上と、25歳以上の男性を中心に集客していて、評判もかなりいいようです。

SFアクション「オブリビオン」(原題: Oblivion)は日本では5月31日(金)公開。
オブリビオン
「トロン・レガシー」のジョセフ・コシンスキーが監督・原案を担当。
何十年にもわたる戦いの末に、地上を見捨て、天空に移り住むことになった人類の未来を舞台に、主人公ジャックが謎のキャラクターと遭遇し、今まで知らされていた”事実”に疑問を持つ…
“Oblivion”とは忘却、忘我という意味。
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遠い未来、スカヴと呼ばれるエイリアンによって地球は半壊。
人々は地球から避難し、違う惑星での生活を余儀なくされているが、ジャック・ハーパーは一人地球に残り、上空から地球を監視する。
ある日パトロールに出たジャックは何者かによって捕らわれる。
ジャックの目の前に現れたのはビーチ。果たして彼は何者なのか!?
ビーチとの出会いがジャックと地球の運命を大きく動かすことになる…

ジャックにはトム・クルーズ
ビーチには「ダークナイト ライジング」のモーガン・フリーマン
「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ、「わたしを離さないで」のアンドレア・ライズブローほかが共演。

トム・クルーズが今回どんなアクションを見せてくれるのか、5月31日(金)公開が楽しみです。

4月19日(金)の週末の全米の興行収入は次の通りです。
1. 「オブリビオン」 3815万ドル 3783館
2. “42(原題)” 1903万ドル 3250館
3. “The Croods(原題)” 950万ドル 3435館
4. 「スケアリー・ムービー5(仮)” 630万ドル 3402館
5. 「G.I.ジョー バック2リベンジ」 578万ドル 3175館

「オブリビオン」公式サイト
 
 
 
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