最低の映画を称える第34回ゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)がアカデミー賞の発表の前日の3月1日(土)に発表。

「ムービー43」が最低映画賞、最低監督賞、最低脚本賞の3部門を受賞。

「アフター・アース」はジェイデン・スミスが最低男優賞、ウィル・スミスが最低助演男優賞、二人ともに最低スクリーン・コンボ賞の3部門受賞しました。

最低女優賞は日本未公開の”A Madea Christmas”のタイラー・ペリー、最低助演女優賞は”Temptation: Confessions of a Marriage Counselor”
のキム・カーダシアン、最低リメイク、盗作、続編賞は「ローン・レンジャー」が受賞です。

ゴールデン・ラズベリー賞の常連のアダム・サンドラー主演、最多8部門ノミネートの「アダルトボーイズ遊遊白書」(日本未公開)は無冠に終わってしまい、なんとも寂しい結果となりました。

受賞結果は次の通りです。
★最低映画賞
「ムービー43」

★最低監督賞
この映画のメガホンを取った13人の監督たち 「ムービー43」

★最低男優賞
ジェイデン・スミス 「アフター・アース」

★最低女優賞
タイラー・ペリー “A Madea Christmas”

★最低助演男優賞
ウィル・スミス 「アフター・アース」

★最低助演女優賞
キム・カーダシアン “Temptation: Confessions of a Marriage Counselor”

★最低脚本賞
「ムービー43」

★最低リメイク、盗作、続編賞
「ローン・レンジャー」

★最低スクリーン・コンボ賞
ジェイデン・スミス＆ウィル・スミス 「アフター・アース」　

ゴールデンラズベリー賞US公式サイト

メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ共演で一筋縄ではいかない家族の姿を描いたヒューマン・ドラマ「8月の家族たち」(原題 August: Osage County)、4月18日(金)公開。
第86回アカデミー賞でメリル・ストリープが主演女優賞、ジュリア・ロバーツが助演女優賞にノミネート。
予告編はもう見ましたか?

一家の主の失踪を機に再会した家族が本音を明かし、秘密がつまびらかになる様子を通し、さまざまな問題を抱える家族のあり方を描く…

8月の真夏日。一家の主の失踪を機に、オクラホマの実家へ集まった三姉妹。夫の浮気と娘の反抗期に悩む長女バーバラ。ひとり地元に残り秘密の恋をしている次女アイビー。自由奔放な三女カレン。迎えるのは、闘病中だが気が強い毒舌家の母バイオレットと、その妹家族。生活も思惑もバラバラな”家族たち”がつい本音をぶつけあい、ありえない”隠しごと”の数々が明るみに…

母親のバイオレットにはメリル・ストリープ。
長女のバーバラにはジュリア・ロバーツ、その夫ビルにはユアン・マクレガー、娘ジーンにはアビゲイル・ブレスリン。次女アイヴィーにはジュリアンヌ・ニコルソン、三女カレンにはジュリエット・ルイス。
クリス・クーパー、ベネディクト・カンバーバッジほかが共演。
ピュリツァー賞とトニー賞を受賞した傑作舞台を「カンパニー・メン」のジョン・ウェルズ監督が映画化。

3月3日(月)に発表されるアカデミー賞でメリル・ストリープが主演女優賞、ジュリア・ロバーツが助演女優賞を受賞するのかどうか、楽しみです。

「8月の家族たち」公式サイト