日別アーカイブ: 2013年8月13日

「ワールド・ウォーZ」鑑賞。細かいことは抜きにして楽しむブラッド・ピットのアクション映画。

ブラッド・ピット製作・主演のパニック・ムービー「ワールド・ウォーZ」鑑賞。
ワールド・ウォーZnew03
細かいことは抜きにして、ブラッド・ピットが”Z”に立ち向かっていく、そんなアクション映画と割り切れば、楽しめる作品です。

1. マーク・フォースター監督がブラッド・ピット製作・主演で映画化したパニック・ムービー
映画化に際しては、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットがその権利獲得を争ったというニューヨーク・タイムズのベストセラー、マックス・ブルックスの人気長編小説を「007/慰めの報酬」のマーク・フォースターが映画化。
パンデミックな映画というよりは、ブラッド・ピットならではのアクションが楽しめるパニック映画という印象に仕上げています。

2. ブラッド・ピットと”Z”との戦い
映画の宣伝活動では全く触れていないので、ここではあえて”Z”と表現しますが、謎のウィルスに感染し、爆発的に全世界へと拡大していく”Z”。
冒頭のシーンでは謎のウィルスへの感染の恐怖がリアルに描かれていて、かなり緊迫した展開ですが、その後はブラッド・ピット演じるジェリー。レーンが韓国、イスラエル、イギリスで”Z”に立ち向かう…
World_War_Z
“Z”が他の映画のようなおどろおどろした感じではなく、人間を見つけると機敏な動きで全速力で走ってきたり、イスラエルで壁を乗り越えていこうとするシーンはちょっと笑えるくらいです。

見る前は「アウトブレイク」や「コンテイジョン」のようなパンデミックな展開なのかと思っていましたが、そのあたりの細かい部分には全く触れることなく、なぜブラッド・ピット扮するジェリーを国連に戻したのか、”Z”の行動の理由など全く不明ですが、そのことを無理やり押しのけて、韓国、イスラエル、イギリスに場面を展開させていくブラッド・ピットの存在感。他のことは置いておいてでも家族を守ろうとするちょっとあきれてしまうくらいの家族愛。
ブラッド・ピットの存在感とアクションは大スクリーンで楽しんでおいて損はない作品です。

「ワールド・ウォーZ」公式サイト

8月13日はアルフレッド・ヒッチコックの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

8月13日はアルフレッド・ヒッチコックの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?
ヒッチコック劇場_オープニング
アルフレッド・ヒッチコックは1899年8月13日にロンドンで生まれました。

イギリスで映画作品を監督した後、1940年「レベッカ」でハリウッド進出を果たし、第13回アカデミー賞で作品賞と撮影賞を受賞。
rebecca
数々の傑作を世に送り出し、”サスペンスの神様”とうたわれたアルフレッド・ヒッチコック。
代表作としては次の通りです。

「知りすぎていた男」(原題: The Man Who Knew Too Much)
イギリス時代の作品「暗殺者の家」を自らリメイクしたサスペンス。(1956年作品)
知りすぎていた男
モロッコへ休暇旅行に出掛けたアメリカの医師ベン・マッケンナと家族が、要人暗殺をめぐる巨大な陰謀に巻き込まれる…
劇中で歌われる「ケ・セラ・セラ」がアカデミー歌曲賞を受賞。
ジェームズ・スチュワート、ドリス・デイほかが出演。
http://www.youtube.com/watch?v=yVuEC3r7a-o
「めまい」(原題: Vertigo)
ミステリー作品の傑作。(1958年作品)
めまい
高所恐怖症に悩まされ警察を辞職したスコティは、旧友の頼みで彼の妻のマデリンの監視をすることに。やがて彼女を愛するようになってしまったジョンの目の前で彼女は身を投げる。失意に暮れたジョンは、町をさまよううちにマデリンそっくりの女性と出会う…
ジェームズ・スチュワート、キム・ノヴァクほかが出演。

「サイコ」(原題: Psycho)
ロバート・ブロックの原作を映画化したサスペンススリラーの名作。(1960年作品)
サイコ
会社の金を横領したマリオンは、旧道沿いの寂れたモーテルを一夜の宿に選ぶ。宿のオーナーである青年ノーマンは、何かと親切にマリオンの世話を焼く。マリオンはその後、部屋の浴室で何者かに襲われる…
アンソニー・パーキンス、ジャネット・リーほかが出演。

「鳥」(原題: The Birds)
「レベッカ」のダフネ・デュ・モーリアの原作を映画化したパニックサスペンス。(1963年作品)
the birds
空を黒く染めて襲来する鳥の群れと一軒家に立てこもった人々の凄まじい攻防戦が展開する…
動物パニック映画の原点ともいえる作品です。
ロッド・テイラー、ティッピ・ヘドレン、ジェシカ・ダンディほかが出演。

そして「ヒッチコック劇場」(原題: Alfred Hitchcock Presents)も1955年にアメリカで30分番組として放送。
自らストーリーテラーと一部の作品の監督を手掛け、30分枠は1962年に終了。
好評だったため1962年に1時間枠に拡大し、“The Alfred Hitchcok Hour”として1965年まで放送。

1985年には“Alfred Hitchcock Presents”のリメイク・バージョンが製作され、すでに亡くなっていたヒッチコックの解説部分はCGでカラー処理を施し製作されました。

アルフレッド・ヒッチコックの監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

J・J・エイブラムス監督「スター・トレック イントゥ・ダークネス」、16日(金)、17日(土)、18日(日)先行公開

J・J・エイブラムス監督のSFアクション超大作シリーズの最新作「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(原題: Star Trek Into Darkness)、8月23日(金)公開!!
本公開を前に16日(金)、17日(土)、18日(日)先行公開されます。
スター・トレック イントゥ・ダークネス02
「映画、大好き」ではイベントページを立ち上げましたので、レビューなどネタバレOKで思いっきり語りましょう。

平和な地球に突如訪れた史上最大の危機。復讐のために戻ってきた冷酷な悪、ジョン・ハリソンによって宇宙艦隊は壊滅寸前に。
世界を救うためカーク艦長率いるエンタープライズ号のクルーたちが払わなくてはならない犠牲とは…

J・J・エイブラムスが前作「スター・トレック」(2009年)に引き続き、監督。
カーク船長にはクリス・パイン、スポックにはザカリー・クイント
世界滅亡を企む謎の男ジョン・ハリソンにはBBCのTVシリーズ「SHERLOCK シャーロック」など今注目のベネディクト・カンバーバッチ
カール・アーバン、ゾーイ・サルダナ、アントン・イェルチン、サイモン・ペグは前作に引き続き出演。
音楽はマイケル・ジアッキーノ。

カーク艦長率いるエンタープライズ号の新しい冒険と謎の男ジョン・ハリソンを演じるベネディクト・カンバーバッチの演技には期待です。

「スター・トレック イントゥ・ダークネス」公式サイト