クリント・イーストウッド主演、監督デビュー作となったサスペンス「恐怖のメロディ」、NHK BSで9月9日(月)放送。 クリント・イーストウッド主演、監督デビュー作となったサスペンス「恐怖のメロディ」(原題 Play Misty For Me)。
1972年4月22日(土)公開。
ラジオ局のDJデイブは毎晩「ミスティ」という曲をリクエストする謎の女と一夜を共にして以来、執拗に付きまとわれる…
9月7日は映画監督のエリア・カザンの誕生日。監督作でどの作品が好きですか? エリア・カザンは1909年9月7日にイスタンブルで生まれました。
イェール大学で演劇を学び、俳優として舞台に立ち、1942年にソーントン・ワイルダーの戯曲「危機一髪」(原題: The Skin of Our Teeth)を演出し、ピューリッツァー賞を受賞するなど舞台での演出家として活躍し、その後映画でも次々監督することに。
★「欲望という名の電車」(原題 A Streetcar Named Desire) テネシー・ウィリアムズ原作のブロードウェイ舞台劇をヴィヴィアン・リー、マーロン・ブランド共演で映画化したドラマ。
1952年5月22日(土)公開。
妹ステラを訪ねてニューオリンズにやってきた女性ブランチが彼女を嫌う妹の夫スタンリーによって暗い過去を暴かれ、精神的に病んでいく… 第24回アカデミー賞でヴィヴィアン・リーが主演女優賞、カール・マルデンが助演男優賞、キム・ハンターが助演女優賞、美術監督・装置賞(白黒)の4部門受賞。
エリア・カザン監督が暴力とプライドと堕落の世界を描きだした傑作です。
★「波止場」(原題 On The Waterfront) マーロン・ブランド主演で正義を貫くために奮闘する男の姿を描いたドラマ。
1954年6月24日(土)公開。
波止場で働くテリーは、港を牛耳る男の命令で兄が仲間を殺す現場を目撃。殺された男の妹が嘆く姿を見て、テリーは法廷での証言を決意する… 第27回アカデミー賞で作品賞、監督賞、マーロン・ブランドが主演男優賞、エヴァ・マリー・セイントが助演女優賞、脚本賞、編集賞、白黒部門の撮影賞、美術監督賞の8部門、第12回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞と主演男優賞、監督賞、撮影賞の4部門を受賞。
ボクサー崩れのチンピラを演じるマーロン・ブランドの迫真の演技とエリア・カザン監督ならではの骨太の演出が光ります。
★「エデンの東」(原題 East of Eden)
旧約聖書の「カインとアベル」を下敷きにしたジョン・スタインベックの原作をジェームス・ディーン主演で描いたドラマ。
1955年10月4日(土)公開。
第一次世界大戦下のカリフォルニア州サーリナスを舞台に孤独を抱えたナイーブな青年キャルの青春と家族との確執を描く… 第28回アカデミー賞でジョー・ヴァン・フリートが助演女優賞、第13回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞を受賞。
孤独なキャルの青春と家族との確執を描き、ジェームス・ディーンを一躍伝説のスターにした名作です。