日別アーカイブ: 2020年5月25日

5月26日はジョン・ウェインの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?




5月26日はジョン・ウェインの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?

ジョン・ウェインは1907年5月26日にアイオワ州ウィンターセットで生まれました。
1930年のラオール・ウォルシュ監督の「ビッグ・トレイル」に主役として抜擢。
その後しばらくは不遇の時代を過ごしましたが、1939年のジョン・フォード監督の「駅馬車」に主演し、大ヒット。その後「硫黄島の砂」「静かなる男」「史上最大の作戦」「戦う幌馬車」などに出演。
「勇気ある追跡」でアカデミー賞秀主演男優賞を受賞しました。

「駅馬車」(原題 Stagecoach)
駅馬車
ジョン・フォード監督の最高作にして、アメリカ最大の発明品”西部劇”の名作中の名作。
1940年6月19日(土)公開。
1880年代の西部を舞台に、様々な人物模様を乗せたまま、アリゾナからニューメキシコへと疾走する一台の駅馬車を描く…
第12回アカデミー賞でトーマス・ミッチェルが助演男優賞、作曲・編曲賞を受賞。
ジョン・ウェインは脱獄囚のリンゴ・キッドを熱演。
荒野を突っ走る駅馬車のスピード感にのせて、様々な人生模様を描いた”西部劇”の名作中の名作です。

「硫黄島の砂」(原題 Sands of Iwo Jima)
sands of iwo island
アラン・ドワン監督が太平洋戦争の硫黄島上陸作戦の全貌を描いたスペクタクル戦争映画。
1952年6月19日(土)公開。
1943年の太平洋戦争の激戦地、硫黄島に派遣されたジョン・ストライカー軍曹率いる部隊の上陸作戦の全貌を描く…
ジョン・ウェインは海兵隊のジョン・ストライカー軍曹を熱演し、第22回アカデミー賞で主演男優賞にノミネート。
太平洋戦争の硫黄島の激戦をアメリカの視点から描いていて、ジョン・ウェインの名演が光ります。

「静かなる男」(原題 The Quiet Man)
静かなる男_120
ジョン・フォード監督が故郷に戻ってきた元ボクサーがひとりの女性に恋をして巻き起こる騒動を描いたヒューマン・ドラマ。
1953年3月12日(土)公開。
ジョン・ウェインはアメリカでプロボクサーとして活躍したショーン・ソーントンを演じ、故郷のアイルランドの小村へ帰り、アイルランドで美しい娘メアリー・ケイトと出会い、恋に落ちる…
第25回アカデミー賞でジョン・フォードが監督賞、撮影賞を受賞。
ジョン・ウェインの魅力を堪能できる名作ドラマです。

「史上最大の作戦」(原題 The Longest Day)
史上最大の作戦
コーネリアス・ライアンのノンフィクション小説を基に、名プロデューサーのダリル・F・ザナックケン・アナキン、アンドリュー・マートン、ベルンハルト・ビッキーの3人の監督とともにヘンリー・フォンダほかオールスター・キャスト共演でノルマンディー上陸作戦を描いた戦争ドラマ。
1962年12月8日(土)公開。
第二次世界大戦後期、ナチスドイツに対する連合軍の総力攻撃”ノルマンディー上陸作戦”をダイナミックに描く…
第35回アカデミー賞でモノクロ部門の撮影賞、特殊効果賞を受賞。
ジョン・ウェインはアメリカ軍のバンダーブーアト中佐を演じ、ノルマンディー上陸作戦に参加する…
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツのトップスター総出演と大画面いっぱいに展開される迫力あふれる戦場の再現。戦争ドラマの傑作です。

「戦う幌馬車」(原題 The War Wagon)
戦う幌馬車
クレア・ハフェイカーの西部小説をバート・ケネディ監督カーク・ダグラス共演で映画化した西部劇の傑作。
1967年8月5日(土)公開。
ジョン・ウェインは無実の罪で服役していたトウ・ジャクソンを演じ、復讐のため幌馬車の襲撃を企てる…
ジョン・ウェインとカーク・ダグラスの競演が楽しめる西部劇の傑作です。

「勇気ある追跡」(原題 True Grit)

ヘンリー・ハサウェイ監督が少女と凄腕の名保安官による殺人犯の追跡劇を描いた西部劇の傑作。
1969年6月21日公開。
ジョン・ウェインは右手にライフル一閃!持った手綱をくわえて馬上の決闘に挑む保安官ルースター・コグバーンを演じ、14歳の勝気な少女マティの仇討ちを助けるために、犯人を追って、旅に出る…
ジョン・ウェインは第42回アカデミー賞、第27回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で主演男優賞を受賞。
クライマックスの決闘はジョン・ウェインならではの豪快さで、ジョン・ウェインの魅力の詰まった名作です。

胃癌が悪化し、1976年6月11日に72歳で死去されました。
ジョン・ウェインは西部劇を代表する名優ですが、出演作でどの作品が好きですか?



スタンリー・キューブリック監督「2001年宇宙の旅」が60秒でわかるショートアニメが登場。




スタンリー・キューブリック監督「2001年宇宙の旅」が60秒でわかるショートアニメが登場。
2001年宇宙の旅

今までも様々な映画のショートアニメを生み出してきたspeedrun
今回はスタンリー・キューブリック監督の不朽の名作「2001年宇宙の旅」のショートアニメが登場。
「2001年宇宙の旅」が凝縮されていて、本編がもう一度見たくなってきますが、あのスタンリー・キューブリック監督の独特の映像美はやはり60秒では再現できないようです。

鬼才スタンリー・キューブリックSF作家アーサー・C・クラークの原案を自ら監督・脚本で映画化した「2001年宇宙の旅」(原題 2001: A Space Odyssey)
アメリカでは1968年4月6日(金)、日本では1968年4月11日(土)に公開。
2001_A Space Odyssey

人間対コンピュータの戦いを想像を絶するほどの映像と音楽を融合させ、科学的リアリズム、精密なSFXを駆使した一大SF叙事詩。
第41回アカデミー賞で特殊視覚効果賞を受賞。
謎の石版”モノリス”と人類との接触を、科学的根拠に基づき圧倒的な独創性と緻密な特殊効果を用いて描く…

「美しき青きドナウ」、「ツァラトゥストラはかく語りき」などクラシック音楽とともに描き出される未来のイメージ。木星探査船ディスカバリー号での淡々とした日常業務。そしてHAL9000の異変とともに、光り渦巻くスターゲイトをくぐり抜けスター・チャイルドとして転生するボーマン船長…

人類がまだ見ぬ宇宙の領域に足を踏み入れた宇宙飛行士ボーマンにはキア・デュリア
ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルヴェスターほかが共演。
監督・製作・脚本はスタンリー・キューブリック

公開当時は賛否両論を呼んだものの、今や映画史上のベストテンに必ず入るSF映画の金字塔で、その後の多くの映画に影響を与えた映画史上の不朽の名作です。