日別アーカイブ: 2018年5月19日

カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作でどの作品が好きですか?




第71回カンヌ国際映画祭が開催中。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作でどの作品が好きですか?

様々な話題を呼び、開催中の第71回カンヌ国際映画祭。レビューサイト「ロッテン・トマト」と「Yahoo!映画」を元にカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品をランキング
1位はアンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督「恐怖の報酬」とヴィム・ヴェンダース監督「パリ、テキサス」
続いてキャロル・リード監督「第三の男」、ロベルト・ロッセリーニ監督「無防備都市」、クエンティン・タランティーノ監督「パルプ・フィクション」、ロマン・ポランスキー監督「戦場のピアニスト」…どの作品が好きですか?

海外の映画レビューサイト「ロッテン・トマト」と「Yahoo!映画」の点数を元にしたカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品のランキングは次の通りです。
1位 「恐怖の報酬」(原題 Le Salaire de la peur)

アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督イヴ・モンタンシャルル・ヴァネル共演で危険なニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負った4人の男達を描いたサスペンス。
1954年7月25日(土)公開。
南米の油田で発生した大火災を消火するためニトログリセリンをトラックで運ぶ四人の男たちの姿を描く…
第6回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールとシャルル・ヴァネルが男優賞第3回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。
シンプルな設定と緻密に練り込まれた演出で緊迫感を醸し出したサスペンス映画の傑作です。

1位 「パリ、テキサス」(原題 Paris, Texas)

ヴィム・ヴェンダース監督ハリー・ディーン・スタントン主演で描いたロード・ムービーの傑作。
1985年9月7日(土)公開。
記憶を失い、荒野をひとり彷徨う男トラヴィス。息子との絆を取り戻し妻への愛を貫く男が夢見た”パリ、テキサス”。
第37回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール、国際映画批評家連盟賞を受賞。
ライ・クーダーによるギターの音色と名手ロビー・ミューラーの映像、名優ハリー・ディーン・スタントンのモノローグ。得られない幸福を求める幸福。ロード・ムービーの傑作です。

3位 「第三の男」(原題 The Third Man)

イギリスの作家グレアム・グリーンの原作・脚本キャロル・リード監督ジョセフ・コットンオーソン・ウェルズ共演で映画化したサスペンス。
1952年9月9日(土)公開。
第二次大戦後のウィーンを舞台に親友の死を不審に思った作家のホリーが”第三の男”の正体を追って独自の調査をする…
第3回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール第23回アカデミー賞で撮影賞(白黒部門)を受賞。
アントン・カラスの作曲したテーマ曲は1950年代最大のヒット。キャロル・リード監督が光と影を効果的に用いた映像美と構図で描いた不滅の名作です。

4位 「無防備都市」(原題 Roma città aperta)

ロベルト・ロッセリーニ監督が第二次大戦中のゲシュタポの恐怖と民衆の戦いを描いた戦争ドラマ。
1950年11月17日(土)公開。
第二次大戦中のドイツ軍進駐下のローマを舞台に抵抗運動に対するドイツ軍とゲシュタポの血も涙もない非道を冷徹なリアリズムで描く…
第1回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。
ロベルト・ロッセリーニ監督が実体験に基づき、戦争の生々しい現実をフィルムで再現したネオ・レアリズモの傑作です。

4位 「パルプ・フィクション」(原題 Pulp Fiction)

クエンティン・タランティーノ監督ブルース・ウィリスジョン・トラボルタユマ・サーマン共演で描いた異色のバイオレンス・アクション。
1994年9月24日(土)に公開され、配収4億円。
いまいち冴えない二人組みのギャング、ギャングのボスのセクシーな若妻、捨て身のプロボクサー。3つの犯罪ドラマが交錯し、衝撃のクライマックスへと向かう…
第46回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール第67回アカデミー賞で脚本賞を受賞。
スピード感溢れる暴力描写と洒落たセリフの数々。タランティーノ節全開で楽しめる作品です。

4位 「戦場のピアニスト」(原題 The Pianist)

ロマン・ポランスキー監督が実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの実体験を綴った回想録エイドリアン・ブロディ主演で映画化した戦争ドラマ。
2003年2月15日(土)に公開され、興収34.5億円。
ナチスの迫害をくぐり抜け、奇跡的に生還したポーランドのピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの壮絶な体験を描く…
第55回カンヌ国際映画祭でパルムドール第75回アカデミー賞で監督賞、エイドリアン・ブロディが主演男優賞、脚色賞の3部門を受賞。
戦火を奇跡的に生き延びたピアニストとその生還に関わった人々の姿を、過剰な演出を抑え事実に基づき静かに力強く描いていて、ロマン・ポランスキー監督の渾身の一作です。

7位 「地獄の黙示録」(原題 Apocalypse Now)

フランシス・フォード・コッポラ監督マーロン・ブランド主演でベトナム戦争を題材に描いた戦争映画の金字塔。
1980年2月23日(土)に公開され、配収22.5億円。
ベトナム戦争の最中、カーツ大佐暗殺の命を受けたウィラード大尉はベトナム戦争の惨状と狂気を目にする…
第32回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール第52回アカデミー賞で撮影賞、音響賞第37回ゴールデン・グローブ賞で監督賞、ロバート・デュヴァルが助演男優賞を受賞。
フランシス・フォード・コッポラ監督が私財を投じ、圧倒的なスケールと迫力でベトナム戦争を描いた戦争映画の金字塔です。

7位 「山猫」(原題 Il gattopardo)

ルキーノ・ヴィスコンティ監督が実在の貴族ランペドゥーサの小説バート・ランカスターアラン・ドロン主演で貴族の斜陽を重厚に描いた壮大なドラマ。
1964年1月18日(土)公開。
1860年、統一戦争に揺れるイタリアを舞台に没落していく<山猫>の紋章の名門サリーナ侯爵家と新しい時代へ向かっていく若者を描く…
第16回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。
シチリアを舞台に滅びゆく者の美学を豪華絢爛に描いた一大叙事詩。ルキーノ・ヴィスコンティ監督の代表作です。

9位 「シェルブールの雨傘」(原題 Les Parapluies de Cherbourg)

ジャック・ドゥミ監督カトリーヌ・ドヌーヴ主演で戦争によって引き裂かれた男女の愛を描いたミュージカル。
1964年10月4日(土)公開。
傘屋の娘ジュヌヴィエーブと工員の青年ギイの恋がアルジェ戦争によって引き裂かれ、互いに愛し合いながらも、別々の道を歩くまでを描く…
第17回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。
ミシェル・ルグランの流麗なメロディと雨の港町に映える雨傘の色彩が見事にマッチし、ロマンティシズムと哀愁の涙を誘ってくれ、若き日のカトリーヌ・ドヌーヴの初々しい美しさも光ります。

10位 「タクシードライバー」(原題 Taxi Driver)

マーティン・スコセッシ監督ロバート・デ・ニーロジョディ・フォスター共演でニューヨークの街を流すタクシードライバーの孤独と絶望と狂気を描いたドラマ。
1976年9月18日(土)に公開され、配収2.26億円。
ニューヨークで汚れた世界に怒りを感じながら生きるタクシー運転手・トラヴィスは14歳の売春婦と出会ったことをきかけに過激な行動に駆り立てられる…
第29回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。
ロバート・デ・ニーロの鬼気迫る演技、当時13歳だったジョディ・フォスターの演技。マーティン・スコセッシ監督が都会に生きる男の孤独と狂気を鋭く描いた傑作です。

カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作でどの作品が好きですか?

情報元: カンヌ国際映画祭パルムドール受賞おすすめ映画ランキング《観客が選ぶ!》



夢枕漠の人気小説を滝田洋二郎監督が野村萬斎主演で映画化したアクション時代劇「陰陽師」、BS-TBSで5月20日(日)放送。




夢枕漠の人気小説滝田洋二郎監督野村萬斎主演で映画化したアクション時代劇「陰陽師」、BS-TBSで5月20日(日)放送。
陰陽師
夢枕漠の人気小説を「おくりびと」の滝田洋二郎監督野村萬斎主演で映画化した第1弾「陰陽師」
2001年10月6日(土)に公開され、興収30.1億円。
平安時代の京の都を舞台に陰陽師の阿倍晴明が都の危機を守るため祟りや怨霊に立ち向かう…

時は西暦794年、平安時代に突入したばかりの京の都。
怨霊に取り憑かれた上官を救うべく、源博雅は陰陽師の阿倍晴明の元を訪れ、そこで運命的出会いを果たす。やがて、生まれたばかりの帝の子・敦平親王の身体に異変が起きる…

夢枕漠の人気小説を「おくりびと」、「天地明察」の滝田洋二郎監督が映画化したアクション時代劇。
陰陽師の阿倍晴明には野村萬斎、右近衛府中将・源博雅には伊藤英明
陰陽頭の道尊には真田広之
小泉今日子今井絵理子夏川結衣ほかが共演。

映画初主演の野村萬斎の気品と貫禄みなぎる名演。敵役である真田広之も野村萬斎とは対極の演技を披露。この二人の対決シーンは圧巻。アクション時代劇絵巻として楽しめる作品です。

★「陰陽師」
BS-TBS
5月20日(日)
11:00~12:54



5代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナン初登場。シリーズ第17弾「007 ゴールデンアイ」、BS-TBSで5月20日(日)放送。

5代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナン初登場。シリーズ第17弾「007 ゴールデンアイ」、BS-TBSで5月20日(日)放送。
007 ゴールデンアイ
5代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナン初登場。イアン・フレミングの原作マーティン・キャンベル監督ピアース・ブロスナン主演で映画化したシリーズ第17弾「007 ゴールデンアイ」(原題 007 GoldenEye)
1995年12月16日(土)に公開され、配収10億円のヒット。
衛星システム「ゴールデンアイ」をめぐる国際犯罪組織とジェームズ・ボンドの死闘を描く…

ジェームズ・ボンドは強奪された兵器「ゴールデンアイ」の追跡調査のためロシアに向かう。しかしそこには世界経済破壊計画を遂行する国際犯罪組織「ヤヌス」の陰謀があった。しかもボンドを待ちかまえていたのは、任務遂行中に死んだはずの006だった…

5代目ジェームズ・ボンドにはピアース・ブロスナン
006ことアレック・トレヴェルヤンにはショーン・ビーン
女殺し屋のゼニア・オナトップにはファムケ・ヤンセン
Mにはジュディ・デンチが初登場。
「マスク・オブ・ゾロ」、「007 カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベルが監督
音楽はエリック・セラ。主題歌はティナ・ターナーの「GoldenEye」

5代目ジェームズ・ボンドとしてピアース・ブロスナンが初登場。「007 消されたライセンス」以来、6年のブランクをおいてスタッフ・キャストを一新させた新生007の第1弾。ピアース・ブロスナン演じる新しいジェームズ・ボンドの魅力が味わえます。

★「007 ゴールデンアイ」(日本語吹替版)
BS-TBS
5月20日(日)
18:30~20:54



リドリー・スコット監督、ミシェル・ウィリアムズ、マーク・ウォールバーグ、クリストファー・プラマー共演のクライム・サスペンス「ゲティ家の身代金」、5月25日(金)公開。




リドリー・スコット監督が1973年に起きた大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫の誘拐事件をミシェル・ウィリアムズマーク・ウォールバーグクリストファー・プラマー共演で映画化したクライム・サスペンス「ゲティ家の身代金」(原題 All the Money in the World)、5月25日(金)公開。

アカデミー賞でクリストファー・プラマーが助演男優賞にノミネート
大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐されるが、ゲティは身代金の支払いを拒否。人質の母親のアビゲイルは誘拐犯と身代金を拒むゲティの間で戦い続ける…

1973年、石油王として巨大な富を手に入れた実業家ジャン・ポール・ゲティの17歳の孫ポールが誘拐され、母親ゲイルのもとに巨額の身代金を要求する電話がかかってくる。しかし守銭奴としても知られたゲティは身代金の支払いを拒否。ゲイルは息子を救うため、世界一の大富豪であるゲティとも対立しながら、誘拐犯と対峙することになる…

1973年に起きた大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫の誘拐事件をリドリー・スコット監督が映画化。
誘拐された人質の母親のアビゲイル・ハリスにはミシェル・ウィリアムズ
大富豪ジャン・ポール・ゲティにはクリストファー・プラマー。交渉人のフレッチャー・チェイスにはマーク・ウォールバーグ
犯人グループのチンクアンタにはロマン・デュリス、人質のジャン・ポール・ゲティ3世にはチャーリー・プラマー
第90回アカデミー賞でクリストファー・プラマーが助演男優賞、第75回ゴールデン・グローブ賞で監督賞、ミシェル・ファイファーがドラマ部門の主演女優賞、助演男優賞にノミネート
クリストファー・プラマーはアカデミー賞演技部門ノミネートの歴代最高齢記録を更新。



ゲティ役のケヴィン・スペイシーが完成間近にスキャンダルによって降板、クリストファー・プラマーが代役を務めて再撮影。アカデミー賞演技部門ノミネートの歴代最高齢記録を更新。
非常な誘拐犯、そして冷酷な大富豪と戦う一人の母親の苦悩。

「ゲティ家の身代金」公式サイト

「ゲティ家の身代金」公開劇場リスト