日別アーカイブ: 2018年5月20日

カンヌ国際映画祭で「万引き家族」がパルムドールを受賞した是枝裕和監督。監督作でどの映画が好きですか?




カンヌ国際映画祭で「万引き家族」がパルムドールを受賞した是枝裕和監督。監督作でどの映画が好きですか?

是枝裕和監督「万引き家族」が第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のバルム・ドールを受賞。
日本人が受賞するのは1997年の今村昌平監督「うなぎ」以来21年ぶりです。

是枝裕和は1962年6月6日に東京都練馬区で生まれました。
1995年「幻の光」で長編映画監督デビュー。
カンヌ国際映画祭では2001年「DISTANCE/ディスタンス」でコンペ部門に初出品、2004年の「誰も知らない」柳楽優弥が史上最年少の男優賞を受賞、2013年「そして父になる」審査員賞を受賞し、2015年「海街diary」でコンペ部門に出品、「万引き家族」は5回目のコンペ出品となり、最高賞のパルム・ドールを受賞しました。
他にも「歩いても 歩いても」「三度目の殺人」などを監督。どの作品が好きですか?

是枝裕和の主な監督作品は次の通りです。
「DISTANCE/ディスタンス」

井浦新伊勢谷友介寺島進共演でオウム事件をモチーフに加害者側家族の視点から問題と向き合った社会派ヒューマン・ドラマ。監督・脚本・編集を担当。
2001年5月26日(土)公開。
カルト教団「真理の箱舟」による無差別殺人事件から3年後の夏、山あいにある小さな駅に4人の人間が集まるが、加害者の遺族だった…
第54回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品。
事件を起こした犯人の家族に視点を置いていて、いろいろ考えさせられます。

「誰も知らない」
誰も知らない
柳楽優弥主演で東京で実際に起きた「子ども置き去り事件」を映画化したヒューマン・ドラマ。監督・脚本・編集・製作・製作総指揮を担当。
2004年8月7日(土)公開。
1988年に東京で実際に起きた「子ども置き去り事件」をモチーフに母親に置き去りにされた4人の子どもたちが、彼らだけの生活を続ける約1年を描く…
第57回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、柳楽優弥が史上最年少、日本人として初めての最優秀主演男優賞を受賞。
撮影にも1年以上をかけ、是枝裕和がドキュメンタリー・タッチで描いた入魂の一作です。

「歩いても 歩いても」
歩いても 歩いても
阿部寛夏川結衣樹木希林共演で描いたホームドラマ。監督・脚本・原案・編集を担当。
2008年6月28日(土)公開。
長男の命日のために、老いた両親に家に久々に顔を揃えたある一家の一日をスケッチしたホロ苦くも温かな家族ドラマ。
なにげない会話の積み重ねを通して家族それぞれの揺れ動く心の機微を、是枝裕和監督ならではユーモアを織り込みつつ辛辣かつ温かな眼差しで繊細に描き出します。

「そして父になる」
そして父になる
福山雅治尾野真千子共演で家族の絆を描いたドラマ。監督・脚本・編集を担当。
2013年9月28日(土)に公開され、興収32億円。
6年間育てた息子は、病院で取り違えられた他人の子だった。家族に起きた<事件>を通して、その愛と絆を描く…
第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、審査員賞を受賞。
子供を取り違えられた境遇も全く違った二組の心の苦しみを是枝裕和監督らしく、静かに淡々とした展開で見せてくれ、考えさせられる力作です。福山雅治と尾野真千子。そして真木よう子とリリー・フランキー。二組の夫婦を見事演じていて、後からじわりと心に響いてきます。

「海街diary」
海街diary
綾瀬はるか長澤まさみ夏帆広瀬すず共演で描いたヒューマン・ドラマ。監督・脚本・編集を担当。
2015年6月13日(土)に公開され、興収16.8億円。
第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞やマンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の人気コミックを実写映画化。湘南を舞台に異母妹を迎えて4人となった姉妹の共同生活を通して家族の絆を描く…
第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品。
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず演じる姉妹の絆を是枝裕和監督らしいタッチで描いていて、感動させてくれます。

「三度目の殺人」

福山雅治役所広司共演で描いた法廷心理ドラマ。広瀬すず斉藤由貴ほかが共演。監督・脚本・編集を担当。
2017年9月9日(土)に公開され、興収14.3億円。
殺人の前科がある三隅が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、死刑はほぼ確実だったが、弁護士の重盛の中で違和感が生まれていく…
今までホームドラマを手掛けてきた是枝裕和監督が挑んだ法廷心理ドラマ。福山雅治と役所広司の重厚な演技がさらに深くしてくれます。

最新作は「万引き家族」

リリー・フランキー樹木希林安藤サクラ松岡茉優共演で家族を超えた絆を描いたドラマ。監督・原案・脚本・編集を担当。
2018年6月8日(金)公開。
東京の下町で、生計を立てるため家族ぐるみで軽犯罪を重ねる柴田治とその家族の絆を描く…
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のバルム・ドールを受賞。
是枝裕和監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語っている最新作。

これからもさらなる活躍が期待される是枝裕和監督。監督作で好きなのはどの作品ですか?

是枝裕和公式サイト



芥川龍之介の短編小説を黒澤明監督が三船敏郎主演で映画化したアクション活劇「羅生門 デジタル完全版」、NHK BSプレミアムで5月21日(月)放送。




芥川龍之介の短編小説黒澤明監督三船敏郎主演で映画化したアクション活劇「羅生門 デジタル完全版」、NHK BSプレミアムで5月21日(月)放送。

芥川龍之介の短編「藪の中」黒澤明監督三船敏郎主演で映画化したアクション活劇「羅生門」
1950年8月26日(土)公開。
山中で武士とその妻が山賊に襲われ、武士は死亡し、事件は検非違使によって吟味される事になるが、山賊と生き残った女性の言い分は真っ向から対立する…

平安時代。土砂降りの雨に煙る羅生門の廃墟で旅法師と杣売りが首を傾げていた。走り込んで来た下人の問いに答えて2人は不思議な話を語り始める。都で名高い盗賊の多襄丸が森の中で武士の夫婦を襲い、夫を殺した。だが検非違使庁での3人の証言は全く言っていいほど異なっていた…

芥川龍之介の短編「藪の中」黒澤明監督が映画化。
都で名高い盗賊の多襄丸には三船敏郎
旅をしていた武士の金沢武弘には森雅之。妻の真砂には京マチ子
志村喬上田吉二郎千秋実ほかが共演。
第12回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞第24回アカデミー賞で特別賞を受賞。
そして第62回アカデミー賞では名誉賞を受賞。

欧米に黒澤明をはじめとする日本映画が紹介されるきっかけになった記念すべき作品です。

★「羅生門 デジタル完全版」
NHK BSプレミアム
5月21日(月)
13:00~14:30



ジェシー・アイゼンバーグ主演でマジシャン集団とFBIの攻防を描いたクライム・アクション「グランド・イリュージョン」、NHK BSプレミアムで5月21日(月)放送。




ジェシー・アイゼンバーグ主演でマジシャン集団とFBIの攻防を描いたクライム・アクション「グランド・イリュージョン」、NHK BSプレミアムで5月21日(月)放送。

ルイ・レテリエ監督ジェシー・アイゼンバーグ主演でマジシャン集団とFBIの攻防を描いたクライム・アクション「グランド・イリュージョン」(原題 Now You See Me)
2013年10月25日(金)に公開され、興収4.8億円。
スーパーイリュージョニスト”フォー・ホースメン”が仕掛けた3つの完全犯罪にFBIとインターポールの最強タッグが挑む…

4人のスーパーイリュージョニストグループ”フォー・ホースメン”。彼らはラスベガスでショーをしながら遠く離れたパリの銀行から金を奪い、観客を驚かせた。このことでFBIとインターポールから追われることになった”フォー・ホースメン”。しかし彼らは誰よりも上をいっていた…

「トランスポーター」、「タイタンの戦い」のルイ・レテリエ監督が描いたクライム・アクション。
“フォー・ホースメン”のダニエル・アトラスには「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ
FBI特別捜査官のディラン・ローズには「アベンジャーズ」のマーク・ラファロ、インターポールのアルマ・ヴァーガスにはメラニー・ロラン
モーガン・フリーマンアイラ・フィッシャーマイケル・ケインほかが共演。

脅威の映像イリュージョンと予測できないストーリー・トリック。スリリングで引き込まれます。

★「グランド・イリュージョン」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
5月21日(月)
21:00~22:56



カンヌ国際映画祭でパルム・ドール受賞。是枝裕和監督、リリー・フランキー、樹木希林、安藤サクラ、松岡茉優共演で家族を超えた絆を描いた「万引き家族」。




是枝裕和監督リリー・フランキー樹木希林安藤サクラ松岡茉優共演で家族を超えた絆を描いた「万引き家族」、6月8日(金)公開。

第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のバルム・ドールを受賞。日本人が受賞するのは今村昌平監督「うなぎ」以来21年ぶり。

東京の下町で、生計を立てるため家族ぐるみで軽犯罪を重ねる柴田治とその家族の絆を描く…

東京の下町で、ボロい平屋に暮らす5人の家族。日雇い労働者の治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人は、この家の持ち主である初枝の年金を目当てに転がり込み、万引きで生活費を稼ぐ”万引き家族”だった。団地で凍えている幼い傷だらけの少女ゆりを治が連れ帰り、家族として迎え入れる。だが、ある事件をきっかけに、それぞれが抱える秘密が明らかになっていく…

是枝裕和が監督・脚本・編集を手掛けて、家族の絆を描いたヒューマン・ドラマ。
日雇い労働者の柴田治にはリリー・フランキー
妻の信代には安藤サクラ、信代の妹の亜紀には松岡茉優、祖母の初枝には樹木希林
池松壮亮緒形直人山田裕貴高良健吾池脇千鶴城桧吏ほかが共演。
音楽は細野晴臣
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のバルム・ドールを受賞。
日本人が受賞するのは1997年の今村昌平監督「うなぎ」以来21年ぶり
是枝裕和監督は2001年「DISTANCE/ディスタンス」でコンペ部門に初出品、2004年の「誰も知らない」で柳楽優弥が史上最年少の男優賞を受賞、2013年「そして父になる」で審査員賞を受賞し、2015年「海街diary」でコンペ部門に出品、「万引き家族」は5回目のコンペ出品となり、最高賞のパルム・ドールを受賞しました。

「そして父になる、「海街diary」などで”家族のかたち”を描き続けてきた是枝裕和監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語っているだけに、どんな絆が描かれるのか、楽しみです。

「万引き家族」公式サイト