日別アーカイブ: 2016年12月29日

2016年邦画マイベスト。2016年邦画マイベストはどの作品ですか?




2016年邦画マイベスト。2016年邦画マイベストはどの作品ですか?

2016年邦画マイベスト。1位はやはり新海誠監督「君の名は。」、2位は山崎貴監督、岡田准一主演「海賊とよばれた男」、続いて佐藤浩市主演「64 ロクヨン 前編」「この世界の片隅に」、土屋太鳳、竹内涼真共演「青空エール」、宮沢りえ主演「湯を沸かすほどの熱い愛」

2016年邦画マイベストは次の通りです。
1.「君の名は。」

国内外から注目を集める新海誠監督が「言の葉の庭」から3年ぶりに送り出したオリジナル長編アニメーション。
2016年8月26日(金)に公開され、興収200億円突破(予測)
見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が奇妙な夢を通じて導かれていく…
新海誠監督らしい透明感あふれる映像とストーリー展開。ファンタジーな世界に引き込まれていき、「きみの名は。」というタイトルの意味がわかったときますます感動させられます。新海誠監督の今後の活躍に期待です。

2.「海賊とよばれた男」

百田尚樹のベストセラー小説山崎貴監督岡田准一主演で映画化したドラマ。
12月10日(土)公開。
明治から昭和の激動の時代を舞台に国岡鐡造が名もなき一青年から身を興し、やがて石油事業を通じて戦後の日本に大きな勇気と希望を与えていく…
信念を貫くこと、信じ合える仲間との絆の大切さを国岡鐡造の生きざまとともに教えてくれます。岡田准一のさらに深まった演技も光ります。

3.「64 ロクヨン 前編」

2013年「このミステリーがすごい!」第1位の横山秀夫の人気小説瀬々敬久監督佐藤浩市主演で映画化した2部作の前編。
5月7日(土)公開。
平成へと年号が変わる直前の昭和64年に起きた未解決の誘拐事件「ロクヨン」をめぐり、県警警務部の広報官を主人公に警察内部の対立や県警記者クラブとの衝突などを描く…
誘拐事件「ロクヨン」に関わる人々のドラマが重厚に描かれていて、最後まで目の離せない展開にワクワクさせられます。後編はストーリーを追い過ぎてしまった感がありました。

4.「この世界の片隅に」

戦争の中での人間のたくましさを描いたこうの史代のコミック片渕須直監督がアニメーション映画化。
11月12日(土)公開。
戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女すずが戦禍の激しくなる中で大切なものを失いながらも前向きに生きようとする…
戦争の悲惨さを描いているのに、ほのぼのとした色彩とタッチで人間のたくましさが描かれていて、力強く生きていくことの大切さを改めて教えられました。作品の内容だけでなく、いろんな意味で見ておくべき作品です。

5.「青空エール」

河原和音の人気コミック三木孝浩監督土屋太鳳竹内涼真共演で実写映画化した青春ストーリー。
8月20日(土)公開。
初心者ながら吹奏楽の名門校に入学した女子高生の小野つばさと同級生の野球部員の山田大介が互いへの気持ちを胸に、共に励まし合いながら甲子園を目指す姿を描く…
壁にぶつかっても、大切な仲間たちと支え合い、前に向かっていく。10代ならではの純粋な気持ちがあまりにもストレートに描かれていて、土屋太鳳と竹内涼真の純粋な演技にもやられました。

6.「湯を沸かすほどの熱い愛」

商業映画デビュー作となる中野量太監督宮沢りえ主演で描いた家族の愛の物語。
10月29日(土)公開。
余命宣告を受けた双葉が行方不明の夫を連れ戻すことをはじめ、最後の四つの願い事をかなえようと奔走する…
余命宣告を受けた双葉のあくまでも前向きな姿、その母親に影響され、徐々に成長していく娘たち。湯を沸かすけどの熱い愛の形には感動させられます。双葉を演じる宮沢りえと娘を演じる杉咲花の演技がさらに感動を呼びます。

7.「何者」

朝井リョウのベストセラー小説を「愛の渦」の三浦大輔監督佐藤健菅田将暉有村架純共演で映画化した青春ドラマ。
10月15日(土)公開。
就職活動に励む大学の同級生5人の関係がSNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする本音や自意識によって変わっていく…
就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生の本音がリアルに描かれていて、ラスト5分はほとんどホラー映画。彼らの本音には背筋が凍ります。

8.「怒り」

吉田修一の小説李相日監督渡辺謙綾野剛松山ケンイチ広瀬すず森山未來宮崎あおい妻夫木聡共演で映画化したミステリー。
9月17日(土)公開。
「怒」という血文字を残した未解決の夫婦殺人事件をきっかけに千葉、東京、沖縄に住む3組の人々の心に疑念が蔓延し、人間の”信じたい”感情にゆがみを与えていく…
様々な「怒り」の形がひしひしと伝わってきて、沸々とした「怒り」の気持ちが湧いてきて、やるせない気持ちにさせられつつ、「怒り」に対して考えさせられます。

9.「ちはやふる 上の句」

末次由紀の大人気コミック小泉徳宏監督広瀬すず野村周平真剣佑共演で実写映画化した青春ドラマの二部作の前編。
3月19日(土)公開。
「競技かるた」に情熱をかける女子高生の千早と仲間たちのひたむきな情熱や夢を描く…
競技かるたに打ち込む千早と仲間たちのひたむきな情熱や夢。夢に向かっていく純粋な気持ち、夢が育み、さらに強くしていく仲間たちとの絆の大切さを教えてくれます。広瀬すずの新鮮な演技が光ります。「ちはやふる 下の句」はみんながまとまってしまっていて、さらに上を目指してしまい、「上の句」の熱さが薄れてしまったように感じました。

10.「アイアムアヒーロー」

花沢健吾のベストセラーコミック佐藤信介監督大泉洋主演で実写映画化したパニック・ホラー。
4月23日(土)公開。
冴えない漫画家アシスタントの鈴木英雄が謎のウィルスによって「ZQN(ゾキュン)」と呼ばれるゾンビと化した人々に襲われ、逃亡の道中で出会った女子高生の比呂美と元看護師の藪とともにサバイバルしていく…
R15ならではのグロテスクな描写もありながら日本映画の可能性を追求したパニック・ホラーに仕上がっています。



文豪トルストイの代表作をオードリー・ヘプバーン主演で映画化した「戦争と平和」、NHK BSプレミアムで1月1日(日)放送。




文豪トルストイの代表作オードリー・ヘプバーン主演で映画化した「戦争と平和」、NHK BSプレミアムで1月1日(日)放送。
戦争と平和
文豪トルストイの代表作キング・ヴィダー監督オードリー・ヘプバーンヘンリー・フォンダ共演でで映画化した「戦争と平和」(War and Peace)
1956年12月5日(土)公開。
ナポレオン浸入当時の19世紀帝政ロシアを背景にナターシャ、ピエール、アンドレイの3人の貴族の若者が愛と青春と人生の苦悩を体験していく…

ナポレオンの侵攻が迫る帝政ロシア。貴族の私生児として生まれた理想主義者の青年ピエールはロストフ伯爵家のナターシャへの思慕を秘めながら、美貌のヘレーネと結婚するが、妻の浮気から離別。彼の親友アンドレイ公爵は戦場で負傷し故郷へ帰るが妻の死に直面する。やがて彼はナターシャと恋に落ちる…

ロシアの文豪トルストイの代表作キング・ヴィダー監督が映画化。
ナターシャ・ロストフにはオードリー・ヘプバーン
ピエール・ベズーホフ伯爵にはヘンリー・フォンダ
アンドレイ・ボルコンスキー公爵にはメル・ファーラー
ビットリオ・ガスマンハーバート・ロムほかが共演。
第14回ゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞を受賞。
戦争と平和02
ナターシャを演じるオードリー・ヘプバーンの魅力が光ります。

★「戦争と平和」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
1月1日(日)
9:20~12:50



ヤン・デ・ボン監督のノンストップ・アクション「スピード」、「スピード2」、NHK BSプレミアムで12月31日(土)一挙放送。




ヤン・デ・ボン監督のノンストップ・アクション「スピード」「スピード2」、NHK BSプレミアムで12月31日(土)一挙放送。

「スピード」(原題: Speed)
12月31日(土) 11:52~13:49

ヤン・デ・ボン監督キアヌ・リーブスサンドラ・ブロック共演でバスジャック犯に立ち向かうSWAT隊員の活躍を描いたノンストップ・アクション。
1994年12月3日(土)に公開され、配収45億円。
減速すると爆発する爆弾を仕掛けられたバスに乗り合わせた乗客を救うべく、SWAT隊員のジャックが奔走する…
サンドラ・ブロック、キアヌ・リーブスの名を一躍有名にした超ヒット作。何度見てもドキドキワクワクさせてくれるアクション映画の名作です。

「スピード2」(原題 Speed 2: Cruise Control)
12月31日(土) 13:50~15:36

ヤン・デ・ボン監督サンドラ・ブロックジェイソン・パトリック共演で豪華客船でシージャックに巻き込まれたアニーの活躍を描いたノンストップ・アクション。
1997年8月16日(土)に公開され、配収20億円。
新しい恋人アレックスと豪華客船でのクルージングへ旅立ったアニーが今回はシージャックに巻き込まれる…
豪華グルージング船を舞台にリゾート感溢れるパニック・アクション。サンドラ・ブロックのアクションが楽しめます。

2016年の大晦日は「スピード」、「スピード2」でノンストップ・アクションを楽しむのもいいかも。



J.R.R.トールキンの「ホビットの冒険」をピーター・ジャクソン監督が映画化した「ホビット」シリーズ3部作、NHK BSプレミアムで12月31日(土)一挙放送。




J.R.R.トールキンの小説「ホビットの冒険」ピーター・ジャクソン監督が映画化した「ホビット」シリーズ3部作、NHK BSプレミアムで12月31日(土)一挙放送(日本語吹替版)。

J.R.R.トールキンの「指輪物語」の前日譚にあたる「ホビットの冒険」ピーター・ジャクソン監督が映画化した「ホビット」シリーズ3部作
魔法使いガンダルフにはイアン・マッケラン、ビルボ・バギンズにはマーティン・フリーマン、ドワーフの指導者トーリン・オーケンシールドにはリチャード・アーミティッジ

「ホビット 思いがけない冒険」(原題 The Hobbit: An Unexpected Journey)

ビルボ・バギンズが思いがけない冒険へと旅立つ第1章。
12月31日(土) 16:00~18:50
2012年12月14日(金)に公開され、興収17.8億円。
ホビット族のビルボ・バギンズは魔法使いガンダルフに誘われ、13人のドワーフたちと共に、恐るべきドラゴン”スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すための危険な冒険に思いがけなく加わる…

「ホビット 竜に奪われた王国」(原題: The Hobbit: The Desolation Of Smaug)

ビルボたち一行はさらなる壮大な冒険を描いた第2章。
12月31日(土) 18:50~21:32
2014年2月28日(金)に公開され、興収14億円。
恐るべき巨大な竜”スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すため、ビルボたち一行はさらなる壮大な冒険を繰り広げる…
エルフのレゴラスには「ロード・オブ・ザ・リング」で活躍したオーランド・ブルーム、竜のスマウグの声にはベネディクト・カンバーバッチが新しく参加。

「ホビット 決戦のゆくえ」(原題 The Hobbit: The Battle of the Five Armies)

ビルボやガンダルフほか旅の一行の冒険の終わりを描いたシリーズ最終章。
2014年12月13日(土)に公開され、興収16億円。
12月31日(土) 21:33~23:58
レゴラスらエルフ族も加わった旅の一行は、一頭で一国を滅ぼすと伝えられる恐ろしい邪竜”スマウグ”、そして闇にうごめく強大な敵との世界の命運を握る最終決戦に挑む…

2016年の年末は「ホビット」シリーズ3部作で楽しむのもいいかも。
日本語吹替版での放送です。
★ NHK BSプレミアム 
12月31日(土) 16:00~18:50,18:50~21:32,21:33~23:58



猿vs人間、ついに戦争突入!シリーズ最新作「猿の惑星: 大戦記」の最新予告編はもう見ましたか?




猿vs人間、ついに戦争突入!マット・リーヴス監督のシリーズ最新作「猿の惑星: 大戦記」(原題 War for the Planet of the Apes)、2017年公開決定。
最新予告編が公開されましたが、もう見ましたか?

地球の支配者としての生き残りを懸けた猿と人間、2つの種の争いは激しさを増し、ついに決戦の時を迎える…

地球の支配者としての生き残りをかけた猿と人間の戦いはさらに激化。シーザーは大きな喪失感に苛まれながらも、おのれの種族を率いて再び立ち上がる…

1968年公開の「猿の惑星」の前日譚を描いた2011年公開の「猿の惑星: 創世記(ジェネシス)」(興収24.2億円)。

10年後の世界を描いた2014年公開の「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(興収14.2億円)。

前作に引き続きマット・リーヴスが監督マーク・ボンバックが脚本
シーザーを演じるのは前作に引き続き、パフォーマンス・キャプチャーの第一人者として知られるアンディ・サーキス
コーネリアにはジュディ・グリア
ウッディ・ハレルソンが新たに出演。

猿vs人類の全面戦争!!全米では2017年7月14日(金)、日本でも2017年公開。どんな戦いが繰り広げられるのか、楽しみです。

「猿の惑星: 大戦記」US公式サイト