6月20日は映画監督のロバート・ロドリゲスの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

ロバート・ロドリゲスは1968年6月20日にテキサス州サンアントニオで生まれました。
映画監督デビューは1992年にメキシコのホームビデオ市場向けに製作された「エル・マリアッチ」。サンダンス映画祭で観客賞を受賞したことを受けて、全米配給されました。

マリアッチ3部作として「デスペラード」、「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」を監督。「フロム・ダスク・ティル・ドーン」、「スパイキッズ」シリーズ、「シン・シティ」、「グラインドハウス」、「マチューテ」などを監督。

ロバート・ロドリゲス監督の主な監督作は次の通りです。
★「デスペラード」(原題 Desperado)

92年に製作した「エル・マリアッチ」をアントニオ・バンデラス主演で監督・脚本・製作で自らリメイクしたバイオレンス・アクション。
1995年12月16日(土)公開。
ギャングに恋人を殺され、復讐の旅に出たマリアッチはメキシコ国境の街で麻薬王のブチョとの銃撃戦の末、傷を負ってしまう…
続編として2004年「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」(興収8億円)が公開。
アントニオ・バンデラスのギターケースからのガン・アクション。ロバート・ロドリゲス監督の才能が遺憾なく発揮された現代版西部劇です。

★「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(原題 From Dusk Till Dawn)

クエンティン・タランティーノ脚本・主演、ハーヴェイ・カイテル、ジョージ・クルーニー共演のホラー・アクション。
1996年6月15日(土)に公開され、配収3億円。
牧師一家を人質にした凶悪な兄弟強盗が国境を越えてメキシコ入りするが、組織との待ち合わせに使われた怪しげな酒場には恐るべき秘密が隠されていた…
ロバート・ロドリゲス監督とクエンティン・タランティーノ脚本で描かれたホラー・アクション。ロバート・ロドリゲス監督ならではの畳み掛けるバイオレンス描写と残酷描写が楽しめます。

★「スパイキッズ」(原題 Spy Kids)

アントニオ・バンデラス主演で元敏腕スパイを両親に持つ子供たちの活躍を描いたハイパーキッズ・アドベンチャー。
2001年12月15日(土)に公開され、興収4億円。
悪の組織に誘拐された元スパイの両親を救うため二人のキッズが両親が残したスパイ・グッズを駆使して、パパとママ、そして地球を救うべく史上最大の作戦に立ち上がる…
ロバート・ロドリゲス監督が作り上げたキッズが暴れまくるスパイ・アクション。シンプルなストーリーながらロバート・ロドリゲス監督ならではの映像が楽しめます。
続編として2002年「スパイキッズ2 失われた夢の島」(興収3.5億円)、2003年「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」(興収14.5億円)、2011年「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」(興収5.85億円)を監督。

★「シン・シティ」(原題 Sin City)

ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス共演のクライム・アクション。
原作者のフランク・ミラーが自ら監督し、ロバート・ロドリゲスと共にモノクロをベースとした斬新な映像でコミックの世界観を忠実に再現。クエンティン・タランティーノがスペシャルゲスト監督として参加。
2005年10月1日(土)に公開され、興収10億円のヒット。
罪の街”シン・シティ”を舞台に3人の男たちが繰り広げる復讐劇を描く…
ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー、クェンティン・タランティーノの3人が見事に力を出し切ったクライム・アクション。
続編として2014年「シン・シティ 復讐の女神」が公開。

★「グラインドハウス」(原題 Grindhouse)

“グラインドハウス”とは、Ｂ級映画ばかりを2本立て、3本立てで上映する映画館の総称。
ロバート・ロドリゲス監督、クエンティン・タランティーノ監督がホラー映画を競作した本編2本と実在しない映画の予告編4本によって構成。
2007年8月24日(土)公開。
ロバート・ロドリゲス監督は「プラネット・テラー」を監督。
謎の化学兵器でゾンビと化した感染者が溢れかえる田舎町を舞台にゾンビに片脚を奪われたチェリー・ダーリンの怒りの”片脚マシンガン”が炸裂するバイオレンス・アクション・ホラー。

★「マチューテ」(原題 Machete)

「グラインドハウス」で製作された架空の映画の予告編をダニー・トレホ主演で長編映画化したバイオレンス・アクション。
2010年11月6日(土)公開。
罠にはめられ失職した一匹狼の元メキシコ連邦捜査官マチェーテは不法移民嫌いの米政治家の暗殺を依頼されるが、それもまた新たな罠だった…
続編として2014年「マチューテ・キルズ」を監督。

今後もさらなる活躍が期待されるロバート・ロドリゲス監督。
監督作で一番好きなのはどの作品ですか?

6月20日はニコール・キッドマンの誕生日。出演作で一番好きなのはどの作品ですか?

ニコール・キッドマンは1967年6月20日にハワイ州で生まれました。
15歳からテレビやミュージック・ビデオなどに出演、映画にも出るようになり、オーストラリア映画で実績を積み、ハリウッドに進出。
「誘う女」、「アイズ ワイド シャット」、「ムーラン・ルージュ」などに出演。「めぐりあう時間たち」ではアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演女優賞を受賞。
「ラビット・ホール」、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」に出演してきました。

ニコール・キッドマンの主な出演作品は次の通りです。
★「誘う女」(原題 To Die For)

ガス・ヴァン・サント監督がマット・ディロン、ホアキン・フェニックス共演で実際に起こった殺人事件を題材に描いたサスペンス。
1996年6月22日(土)公開。
お天気キャスターの女性が花形ニュースキャスターを目指すために夫の殺害を企てる…
花形ニュースキャスターを目指すお天気キャスターのスーザン・マレットを好演し、第53回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞を受賞。

★「アイズ ワイド シャット」(原題 Eyes Wide Shut)

スタンリー・キューブリック監督がトム・クルーズ共演である夫婦の愛と性をめぐる心の相克を描いたドラマ。
1999年7月31日(土)に公開され、17.5億円のヒット。
医師のビル・ハーフォードは妻のアリスから性の欲望を告白されたことが引き金となり、自らの結婚生活を脅かすほどエロティックな衝動に埋没していく…
ニコール・キッドマンはアリス・ハーフォードを熱演。
スタンリー・キューブリック監督が最後に挑んだテーマは性的な精神世界への旅立ちと緊迫のサスペンスの融合。トム・クルーズとニコール・キッドマンの演技が光ります。

★「ムーラン・ルージュ」(原題 Moulin Rouge!)

バズ・ラーマン監督がユアン・マクレガー共演で描いたミュージカル。
2001年11月23日(土)に公開され、興収10.5億円。
フランスのナイトクラブ”ムーラン・ルージュ”を舞台に、花形ダンサーと作家の恋の行方を描く…
キャバレー「ムーラン・ルージュ」のスターで高級娼婦サティーンを好演し、歌声も披露し、第74回アカデミー賞主演女優賞にノミネート、第59回ゴールデン・グローブ賞のミュージカル・コメディ部門の主演女優賞を受賞。

★「めぐりあう時間たち」(原題 Hours)

スティーヴン・ダルドリー監督がメリル・ストリープ、ジュリアン・ムーア共演で描いたヒューマン・ドラマ。
2003年5月17日(土)に公開され、興収10億円。
違う時代を生きる3人の女性達の人生を作家ヴァージニア・ウルフの著書「ダロウェイ夫人」を通じて描く…。
作家ヴァージニア・ウルフを演じ、特殊メイクで鼻の形を変えるなど名演を披露し、第75回アカデミー賞、第60回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演女優賞を受賞。

★「ラビット・ホール」(原題 Rabbit Hole)

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督がアーロン・エッカート、ダイアン・ウィースト共演で描いたドラマ。
2011年11月5日(土)公開。
愛するわが子を失った母親の悲痛な再生への道のりを繊細に描く…
一人息子を失った主婦ベッカ・コーベットを演じ、第83回アカデミー賞、第68回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演女優賞にノミネート。

★「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」(原題 Grace of Monaco)

オリヴィエ・ダアン監督がティム・ロス共演でグレース・ケリーの半生を描いたドラマ。
2014年10月18日(土)公開。
ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリーの華やかなシンデレラ・ストーリーの裏に隠された激動の半生を描く…
ニコール・キッドマンはグレース・ケリーを演じ、女優を引退し、モナコ大公レーニエ3世と結婚し、公妃となる…

他にも「ビリー・バスゲイト」、「バットマン フォーエヴァー」、「コールド マウンテン」、「奥さまは魔女」などにも出演。
私生活ではトム・クルーズとの離婚や出演料の高額など話題が絶えず、2008年の「フォーブス」誌では高額なギャラ相応の興行収入が稼げないことから、「コストパフォーマンスの悪い俳優1位」になってしまいました。

「ラビット・ホール」では製作を担当するなど、これからのさらなる活躍が期待されるニコール・キッドマン。
出演作で一番好きなのはどの作品ですか?