日別アーカイブ: 2024年11月24日

“キング・オブ・ボリウッド”シャー・ルク・カーン主演のアクション「JAWAN ジャワーン」、11月29日(金)公開。




“キング・オブ・ボリウッド”シャー・ルク・カーン主演のアクション「JAWAN ジャワーン」(原題 Jawan)、11月29日(金)公開。

包帯だらけの謎の男は地下鉄をジャックし、政府から多額の身代金を強奪、貧しい人たちに配布し、混乱に乗じて女子刑務所に逃げ込む…

包帯だらけの謎の男と怪しい6人の女性たち。彼らは地下鉄をジャックし乗客を人質にとり、政府に対し4千億ルピーを要求する。実は、謎の男はこの列車に乗っている武器商人カリの娘を使って、カリから身代金を強奪することが目的だった。警察は身代金が振り込まれた口座を凍結しようとしたが、すでにその金は70万人の貧しい人々へ配られていた。混乱に乗じて逃げる謎の男と女性たちが向かったのは女子刑務所だった…

「マジック」のタミル語映画界の若手のアトリが監督
包帯だらけの謎の男には”キング・オブ・ボリウッド”シャー・ルク・カーン。
「ダルバール 復讐人」のナヤンターラ、「PATHAAN パターン」のディーピカー・パードゥコーン、「マスター 先生が来る!」のヴィジャイ・セードゥパティほかが共演。


2023年インド映画興収第1位、インド映画世界歴代興収第5位。世界で空前絶後の大ヒット!!

「JAWAN ジャワーン」公式サイト

「JAWAN ジャワーン」公開劇場リスト




デビュー25周年を迎える山崎貴監督。監督作でどの作品が好きですか?




デビュー25周年を迎える山崎貴監督。監督作でどの作品が好きですか?

山崎貴は1964年6月12日に長野県松本市に生まれました。
13歳の時に「スター・ウォーズ」、「未知との遭遇」に出会い、特撮の仕事を志し、「大病人」、「静かな生活」など、伊丹十三監督作品でSFXやデジタル合成を担当。
「ジュブナイル」で映画監督デビュー。
吉岡秀隆、堤真一共演「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、木村拓哉主演「SPACE BATTLESHIP ヤマト」、岡田准一主演「永遠の0」「STAND BY ME ドラえもん」シリーズ 、染谷将太主演「寄生獣」、堺雅人、高畑充希主演「DESTINY 鎌倉ものがたり」などで監督・脚本・VFXを担当。
「ゴジラ-1.0」で第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞

主な監督作品は次の通りです。
「ジュブナイル」(Juvenile)

山崎貴監督が監督・脚本・VFXを手がけた長編デビュー作。香取慎吾、遠藤雄弥、鈴木杏、吉岡秀隆ほかが共演。
2000年7月15日(土)に公開され、興収11億円。
未知のロボット「テトラ」と出会った小学生の祐介たちが繰り広げる大冒険…
少年たちの友情と勇気、そして少女への憧れというジュブナイル(児童読み物)の普遍的なテーマとSF映画の要素が融合。

「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ
吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希共演、山崎貴監督で昭和の東京を舞台にした「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ
⚫︎「ALWAYS 三丁目の夕日」
ALWAYS_三丁目の夕日
2005年11月5日(土)公開、興収32.3億円。
東京オリンピック開催の7年前の東京タワーが完成し、白黒テレビが出始めた昭和33年。人情味溢れる東京都下の下町・夕日町三丁目にある自動車修理工場・鈴木オートに、集団就職で上京した六子がやってくる…
昭和33年の昔懐かしい時代にタイムスリップしてみるのもいいかも。

⚫︎「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
Always_続三丁目の夕日
2007年11月3日(土)公開、興収45.6億円。
東京タワーも完成し、日本橋の空に、まだ高速道路が通っていなかった昭和34年。東京オリンビック開催が決定し、高度成長期へ突入した日本を背景に、貧しいながらも前向きに生きる、懐かしく温かい三丁目の人々のその後のストーリーを描く…
昭和34年の昔懐かしい時代にタイムスリップしてみるのもいいかも。

⚫︎「ALWAYS 三丁目の夕日’64」
ALWAYS 三丁目の夕日‘64
2012年1月21日(土)に公開され、興収34.4億円。
東京オリンピックや新幹線開通に沸く昭和39年の東京。東京タワーも完成し、東京オリンピックの開会式の日にブルーインパルスがアクロバット飛行…東京の下町・夕日町三丁目に暮らす個性豊かな住民たちの悲喜こもごもを描く…
森山未來や大森南朋ほかが新しく参加。
二人の若者の旅立ちを中心に、幸せの意味を考えさせてくれ、心を暖かくしてくれます。

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
SPACE-BATTLESHIP-ヤマト
山崎貴監督木村拓哉主演で国民的アニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」を実写映画化。黒木メイサ山崎努柳葉敏郎ほかが共演。
2010年12月1日(水)に公開され、興収41億円。
22世紀末、地球を滅亡の危機から救うため、惑星・イスカンダルを目指す宇宙戦艦ヤマトの戦いの旅を描く…
木村拓哉は古代進を熱演。
アニメ版との設定が異なる点が多々あり、賛否両論ありますが、山崎貢監督が最新VFXを駆使して作り上げただけあって、見応えは十分にあります。

「永遠の0」

零戦搭乗員の悲劇を描いた百田尚樹のベストセラー小説山崎貴監督岡田准一主演で映画化したドラマ。
2013年12月21日(土)に公開され、興収87.6億円。
祖父の歴史を調べる孫の視点から”海軍一の臆病者”と呼ばれたパイロットの真実の姿を現代と過去を交錯させながら描く…
第38回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞の8部門受賞。
百田尚樹のベストセラーを山崎貴監督が過剰にならずに、現在と過去を交錯させながら描いた演出、岡田准一の深みのある演技、そしてサザンオールスターズの「蛍」がさらに感動を深くしてくれます。

「STAND BY ME ドラえもん」
STAND BY ME ドラえもん02
藤子・F・不二雄生誕80周年を記念して国民的人気アニメ「ドラえもん」を山﨑貴監督が初めて3DCGアニメとして映画化。「フレンズ もののけ島のナキ」でもタッグを組んだ八木竜一が共同で監督。
2014年8月8日(土)に公開され、興収83.8億円。
原作の中でも名作といわれるドラえもんとのび太の出会いと別れを描いた「未来の国からはるばると」「さようなら、ドラえもん」、しずかちゃんとの結婚をめぐる心温まる「のび太の結婚前夜」など原作の中でも名作といわれる作品をベースに新たな要素を加えて再構築。
昔「ドラえもん」で育った世代にとっては昔懐かしく、今の「ドラえもん」世代にとっては新鮮なエピソードの数々。

⚫︎「STAND BY ME ドラえもん2」

「ドラえもん」連載開始50周年記念。山崎貴が監督・脚本八木竜一が共同で監督を手掛けた「ドラえもん」の3DCGアニメの第2弾。
2020年11月20日(金)に公開され、興収27.2億円。
原作4巻収録のエピソード「おばあちゃんのおもいで」をベースに、新たなオリジナル要素を加えて再構築。
「おばあちゃんのおもいで」について山崎貴監督は「前回入れ込みたくて、どうしても難しかった話の一つ」、八木竜一監督も「前回出せなかった新しいひみつ道具、前回大変すぎて出来なかった場所などなど、世界を拡げて皆さんにお届けします」と前作以上にスケールアップした3DCGを見せると意気込みを見せてくれました。

「寄生獣」

岩明均の人気コミック山崎貴監督染谷将太橋本愛共演で映画化した2部作。
前編の「寄生獣」は2014年11月29日(土)に公開され、興収20.2億円。
後編の「寄生獣 完結編」は2015年4月25日(土)に公開され、興収15億円。
人体に寄生しながらほかの人間を食らう生物パラサイトたちを相手に、そのうちの1匹を右腕に宿した高校生の泉新一が壮絶な戦いを繰り広げる…
染谷将太は普通の高校生の泉新一を演じ、右手に寄生生物ミギーを宿し、ほかの寄生獣たちとの戦いや別れを経験し、成長していく…
山崎貢監督がVFXを駆使して描いたパラサイトの変形や人間捕食の描写、スリリングな物語。

「DESTINY 鎌倉ものがたり」

西岸良平の人気漫画山崎貴監督堺雅人高畑充希共演で映画化した冒険ファンタジー。堤真一田中泯國村隼薬師丸ひろ子三浦友和ほかが共演。
2017年12月9日(土)に公開され、興収31億円。
“人ならざる者”がはびこる鎌倉でミステリー作家の一色正和と妻の亜紀子が不思議な怪事件の数々を解決していく…
山崎貴監督ならでは斬新な映像で描かれる摩訶不思議な鎌倉のファンタジー・ワールドが楽しめ、堺雅人と高畑充希演じる初々しい夫婦が絆の大切さを教えてくれます。

「ゴジラ-1.0」

「ゴジラ」の生誕70周年記念山崎貴が監督・脚本・VFX神木隆之介、浜辺美波が主演。山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、 佐々木蔵之介ほかが共演。
2023年11月3日(金)に公開され、興収75.9億円。
生きて、抗え。焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。
第96回アカデミー賞の視覚効果賞第47回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀脚本賞、安藤サクラが最優秀助演女優賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀美術賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞の8部門を受賞。
日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。シリーズ史上最悪の絶望が日本を襲う!

監督作でどの作品が好きですか?




山本周五郎の短編小説を元にした黒澤明監督の遺稿を寺尾聡、宮崎美子共演で映画化した「雨あがる」、NHK BSで11月25日(月)放送。




山本周五郎の短編小説を元にした黒澤明監督の遺稿を映画化した「雨あがる」、NHK BSで11月25日(月)放送。
雨あがる
山本周五郎の短編小説を元にした黒澤明監督の遺稿を、小泉堯史監督寺尾聡宮崎美子共演で映画化した時代劇「雨あがる」
2000年1月22日(土)に公開され、興収7.5億円。
剣の達人でありながら人の良さが災いし、思うように仕官になれない浪人の三沢伊兵衛をユーモラスに描く…

享保の時代。お人好しの浪人の三沢伊兵衛は、武芸の達人だが不器用な性格ゆえに一向に仕官が決まらず、妻とともに旅を続けていた。ある日、若侍の諍いを難なく仲裁した三沢は、通りかかった藩主・永井和泉守に見そめられ城に招かれる。三沢が剣豪であることを知った和泉守は、彼を藩の剣術指南番に迎えようとする…

故・黒澤明監督が山本周五郎の短編小説をもとに書いた遺稿を「明日への遺言」の小泉堯史監督が映画化。

お人好しの浪人の三沢伊兵衛には寺尾聰
妻のたよには宮崎美子、永井和泉守には三船史郎
吉岡秀隆原田美枝子仲代達矢ほかが共演。

黒沢明映画の根底に流れていた清らかさを引き継ぎつつ、ユーモラスに、堅苦しくなく描いていて、見終わった後に爽快な気分になれる良質の時代劇です。

★「雨あがる」
NHK BS
11月25日(月)
13:00~14:32