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犬童一心監督が世界的なダンサーとして活躍する田中泯の踊りと生き様を追ったドキュメンタリー「名付けようのない踊り」、1月28日(金)公開。




犬童一心監督が世界的なダンサーとして活躍する田中泯の踊りと生き様を追ったドキュメンタリー「名付けようのない踊り」、1月28日(金)公開。

1978年にパリデビューを果たした田中泯は、世界中のアーティストと数々のコラボレーションを実現、そのダンスの公演歴は現在までに3000回を超え、映画「たそがれ清兵衛」から始まった映像作品への出演も、ハリウッドからアジアまで広がっている。

どんなジャンルにも属さない田中泯のダンスを「メゾン・ド・ヒミコ」から親交を重ねてきた犬童一心監督がポルトガル、パリ、山梨、福島などをめぐり撮影。

アカデミー賞ノミネート作品「頭山」の山村浩二によるアニメーションで描かれた田中泯の子ども時代の情感を交えながら、田中泯のぶれない生き方を紐解居ていく…

「名付けようのない踊り」公式サイト

「名付けようのない踊り」公開劇場リスト




1月28日は映画監督のフランク・ダラボンの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?




1月28日は映画監督のフランク・ダラボンの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?

フランク・ダラボンは1959年1月28日にフランスのモンベリアルで生まれました。
「エルム街の悪夢3 惨劇の館」「ブロブ/宇宙からの不明物体」などホラー映画を中心に脚本の仕事をこなし1994年「ショーシャンクの空に」で長編映画の監督デビュー。
その後「グリーンマイル」「マジェスティック」「ミスト」を監督し、2010年に監督・脚本・企画・製作総指揮を務めたTVシリーズ「ウォーキング・デッド」が大人気に。
フランク・ダラボン

フランク・ダラボンの主な監督作品は次の通りです。
「ショーシャンクの空に」(原題 The Shawshank Redemption)
ショーシャンクの空に02
スティーブン・キングの短編小説ティム・ロビンスモーガン・フリーマン共演で映画化。無実の罪で投獄された青年が希望を捨てずに生き抜いていくヒューマン・ドラマ。
1995年6月3日(土)に公開され、配収3億円。
無実の罪で”ショーシャンク刑務所”に投獄された銀行員のアンディ。彼は20年にも及ぶ刑務所暮らしにもめげず心に秘めた希望と持ち前の明るさで受刑者たちの信望を集め、やがて無罪となる重要な証拠を得る…
心に残る名場面の数々。ティム・ロビンス、モーガン・フリーマンの名演。何度見ても感動し、心を熱くしてくれる名作です。

「グリーンマイル」(原題 The Green Mile)
グリーンマイル
スティーブン・キングのベストセラー小説トム・ハンクス主演で映画化。奇跡の力を持つ黒人死刑囚と彼を見守る看守たちの姿を描いたヒューマン・ドラマ。
2000年3月25日(土)に公開され、興収65億円。
コールド・マウンテン刑務所の看守の下にやって来た殺人犯のジョン。その罪状とは裏腹に、子供のように純粋な心を持ち、不思議な力で死刑囚舎房”グリーンマイル”を奇跡の光で満たしていく…
トム・ハンクス、マイケル・クラーク・ダンカンの演技が光る感動作。「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボン監督ならではの感動作で必見です。

「マジェスティック」(原題 The Majestic)
マジェスティック
ジム・キャリー主演で人生に絶望した男が偶然出会った住人たちとの交流を通して希望を見出していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。
2002年6月22日(金)に公開され、興収7.5億円。
記憶を失くした脚本家のピーターは親切な老人に助けられ、田舎町のローソンに案内される。ところが町の人々は、ピーターを行方不明の町の英雄・ルークと勘違いしてしまう…
フランク・ダラボン監督らしい心が温かくなる作品で、コメディアンではないジム・キャリーの演技が光ります。

「ミスト」(原題 The Mist)
ミスト
スティーヴン・キングの小説トーマス・ジェーン主演で映画化。極限状況下に置かれた人間の精神の脆さをリアルに描いたミステリー。
2008年5月10日(土)公開。
未曾有の嵐に見舞われたメイン州西部。やがて謎の濃い霧によって街は覆い尽くされ、住民はパニックに陥る。脱出を試みた人々は次々と何者かに襲われていく…
賛否両論ありますが、フランク・ダラボン監督が人間の弱さを見事に描いた見応えある作品です。

「ウォーキング・デッド」(原題 The Walking Dead)
The Walking Dead
アメリカン・コミックのベストセラーを原作にフランク・ダラボンが企画・製作総指揮を務めたサバイバル・ドラマ・シリーズ。
フランク・ダラボンはシーズン1の第1話、第2話、第3話の脚本と第1話の監督を担当。
“ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこる黙示録的なアメリカを舞台に、保安官リック率いる生存者たちが安住の地を求めて恐怖に立ち向かう…
2010年にシーズン1が放送され、大人気となり、2019年にシーズン10が放送。

1998年「プライベート・ライアン」や2014年「GODZILLA ゴジラ」ではノークレジットながら脚本を担当。

これからもさらなる活躍が期待されるフランク・ダラボン。どの作品が好きですか?




クリント・イーストウッド主演、ジョン・スタージェス監督の西部劇「シノーラ」、NHK BSプレミアムで1月28日(金)放送。




クリント・イーストウッド主演、ジョン・スタージェス監督の西部劇「シノーラ」、NHK BSプレミアムで1月28日(金)放送。

クリント・イーストウッド主演。ジョン・スタージェス監督の西部劇「シノーラ」(原題 Joe Kidd)
1972年10月14日(土)公開。
西部の小さな町シノーラに流れ着いたジョー・キッドは大地主ハーランに雇われるが、迫害される弱者を見たとき、悪の根源であるハーランと対決する…

西部の小さな町シノーラの裁判所をメキシコ人の武装集団が襲撃し、アメリカ人たちに土地を不法に奪われたと訴える。元賞金稼ぎのジョー・キッドは、大地主ハーランに腕を見込まれ、武装集団を捕らえるために雇われる。しかしジョー・キッドは迫害される弱者を見たとき、悪の根源であるハーランと対決する…

「荒野の七人」のジョン・スタージェスが監督した西部劇。
ジョー・キッドにはクリント・イーストウッド
大地主ハーランにはロバート・デュヴァル
ジョン・サクソンほかが共演。

フットワークの軽い、若かりしクリント・イーストウッドの魅力が楽しめる西部劇。

★「シノーラ」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
1月28日(金)
13:00〜14:29




藤原竜也、伊藤英明共演、入江悠監督のクライム・サスペンス「22年目の告白 私が殺人犯です」、金曜ロードショーで1月28日(金)放送。




藤原竜也伊藤英明共演、入江悠監督のクライム・サスペンス「22年目の告白 私が殺人犯です」、金曜ロードショーで1月28日(金)放送。

藤原竜也伊藤英明共演、入江悠監督のクライム・サスペンス「22年目の告白 私が殺人犯です」
2017年6月10日(土)に公開され、興収24億円。
未解決のまま時効を迎えた22年前の連続殺人事件の犯人を名乗る男が殺人に関する手記を出版したことから新たな事件が巻き起こる…

阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生した1995年、三つのルールに基づく5件の連続殺人事件が起こる。担当刑事の牧村航はもう少しで犯人を捕まえられそうだったが、上司を殺され、事件は未解決のまま時効を迎えてしまう。事件から22年後、犯人を名乗る曾根崎雅人が執筆した殺人手記「私が殺人犯です」が出版される…

2012年の韓国映画「殺人の告白」を「SR サイタマノラッパー」の入江悠が監督・脚本、「ボクは坊さん。」の平田研也が共同脚本を務めて、日本ならではの時事性を加えて大胆にアレンジして描いたクライム・サスペンス。

殺人手記を出版する殺人犯の曾根崎雅人には藤原竜也
連続殺人事件の担当刑事の牧村航には伊藤英明
夏帆野村周平石橋杏奈岩城滉一仲村トオルほかが共演。

主題歌は感覚ピエロの「疑問疑答」

ストーリーの衝撃度と藤原竜也、伊藤英明の二人の怪優の共演がドラマをさらにワクワクさせてくれます。

★「22年目の告白 私が殺人犯です」
日本テレビ 金曜ロードショー
1月28日(金)
21:00~22:54




「クライ・マッチョ」が公開のクリント・イーストウッド。監督・主演作でどの作品が好きですか?




「クライ・マッチョ」が公開のクリント・イーストウッド。監督・主演作でどの作品が好きですか?

クリント・イーストウッドは1930年5月31日にカリフォルニア州サンフランシスコで生まれました。
「荒野の用心棒」「真昼の決闘」など数多くのマカロニ・ウェスタンに出演し、「ダーティハリー」シリーズで人気アクション・スターとしての地位を不動のものとしました。
kinopoisk.ru
1971年「恐怖のメロディ」で監督業にも進出し、「ダーティハリー4」でも監督。
アカデミー賞では「許されざる者」で作品賞、監督賞など4部門、「ミリオンダラー・ベイビー」でも作品賞、監督賞など4部門を受賞。
他にも監督・主演作としては「許されざる者」「マディソン郡の橋」「グラン・トリノ」「運び屋」など。

クリント・イーストウッドの主な監督・主演作品は次の通りです。
「恐怖のメロディ」(原題 Play Misty For Me)
恐怖のメロディ
クリント・イーストウッド主演、監督デビュー作となったサスペンス。
1972年4月22日(土)公開。
ラジオ局のDJデイブは毎晩「ミスティ」という曲をリクエストする謎の女と一夜を共にして以来、執拗に付きまとわれる…
クリント・イーストウッドの演出は監督デビュー作とは思えない完成度で、ムード醸造とサスペンス描写が光るサスペンス映画です。

「ダーティハリー4」(原題 Sudden Impact)
ダーティハリー4
クリント・イーストウッドがシリーズ初で監督した刑事アクションの第4弾。
1984年4月14日(土)に公開され、配収5.32億円。
無謀な捜査が批判され、サン・パウロ出張を命じられたキャラハン刑事は連続殺人事件の調査をするうち、孤独な女性画家と知り合う…
クリント・イーストウッドがシリーズ初で監督。光と影を強調したダークでスタイリッシュな映像美や演出面でも高く評価された作品です。

「許されざる者」(原題 Unforgiven)
許されざる者_オリジナル
クリント・イーストウッドモーガン・フリーマン共演の西部劇の名作。
1993年4月24日(土)に公開され、配収4.5億円。
悪名を馳せていたマーニーが娼婦の懸けた賞金を得るために昔の仲間や若いガンマンと共に最後の追跡の旅に出る…
第65回アカデミー賞で作品賞、監督賞、ジーン・ハックマンが助演男優賞、編集賞の4部門、第50回ゴールデン・グローブ章で監督賞、助演男優賞を受賞。
“私がウエスタン映画について思っていたこと全てを要約した”現代の古典作品だ、とクリント・イーストウッドがthe Los Angeles Times紙上で語っただけある西部劇の傑作です。

「マディソン郡の橋」(原題 The Bridges of Madison County)

世界中で大ベストセラーとなった小説をクリント・イーストウッドが監督・主演メリル・ストリープ共演で映画化したラブ・ストーリー。
1995年9月1日(土)に公開され、配収23億円。
アイオワ州マディソン群の片田舎に住む主婦と橋を撮りに訪れた中年カメラマンとの4日間という短くも燃えるような恋を描く…
全編アイオワ州マディソン郡で撮影された映像は詩的な美しさに満ちあふれ、クリント・イーストウッドとメリル・ストリープの名演が光る大人のラブ・ストーリーです。

「ミリオンダラー・ベイビー」(原題 Million Dollar Baby)
ミリオンダラー・ベイビー02
クリント・イーストウッドヒラリー・スワンクモーガン・フリーマン共演でボクシングを題材に描いたヒューマン・ドラマ。
2005年5月28日(金)に公開され、興収13.4億円。
娘に縁を切られた男と家族の愛に見放された女がボクシングを通して深い傷や苦しみを共に乗り越えていく…
第77回アカデミー賞で作品賞、監督賞、ヒラリー・スワンクが主演女優賞、モーガン・フリーマンが助演男優賞の4部門、第62回ゴールデン・グローブ賞の監督賞、ドラマ部門の主演女優賞を受賞。
単なる女性ボクサーの映画ではなく、愛と絆の大切さをクリント・トーストウッド監督らしいタッチで描いた名作で、クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマンの共演が光ります。

「グラン・トリノ」(原題 Gran Torino)
グラン・トリノ
クリント・イーストウッド主演で孤独だが誇り高く生きる元自動車工の老人が、人生の最後に下す決断を描いたドラマ。
2009年4月25日(土)に公開され、興収11億円。
妻に先立たれ、人に心を許さず頑固に生きる一人暮らしの老人ウォルトと、学校にも行かず仕事もない隣人の少年タオとの交流を描く…
クリント・イーストラッドの頑固なじいさんぶりは秀逸で、タオとの友情は何度見ても感動させてくれる名作です。

「運び屋」(原題 The Mule)

クリント・イーストウッド監督・主演でドラッグの伝説の”運び屋”の悲哀を描いたドラマ。
2019年3月8日(金)に公開され、興収7.6億円。
幾度となく麻薬を運び、巨額の報酬を得ていた伝説の”運び屋”。その男はなんと90歳の老人だった…
クリント・イーストウッドは孤独な80代の老人アール・ストーンを熱演。
知己を使い、麻薬取締局の捜査をかいくぐり、最年長の”運び屋”となった老人の前代未聞の実話。クリント・イーストウッドが監督・主演を手掛けてドラッグの運び屋となった初老の男の悲哀を見事見せてくれ、老人の長い人生を凝縮したような力強さを感じます。

監督・主演の最新作は「クライ・マッチョ」(原題 Cry Macho)

クリント・イーストウッドの監督デビュー50周年、40作目となるアニバーサリー作品クリント・イーストウッドが監督・製作・主演、「本当の強さ」を描いたヒューマン・ドラマ。
2022年1月14日(金)公開。
元ロデオスターのマイク・ミロが親の愛を知らない少年とともにメキシコを旅する中で「本当の強さ」の新たな価値観に目覚めていく…
クリント・イーストウッドが描く真の<強さ(マッチョ)>。落ちぶれた元カウボーイと少年の旅を通して語られる人生。

これからもさらなる活躍が期待されるクリント・イーストウッド監督。
監督・主演作でどの作品が好きですか?




岸善幸が監督・脚本、有村架純、森田剛共演で保護司を描いたドラマ「前科者」、1月28日(金)公開。




岸善幸が監督・脚本有村架純、森田剛共演で保護司を描いたドラマ「前科者」、1月28日(金)公開。

前科者の社会復帰をサポートする保護司として働く阿川佳代は前科者の工藤誠を担当するが、彼は突然姿を消してしまう…

罪を犯した前科者たちの更生、社会復帰をサポートする保護司を始めて3年となる阿川佳代は様々な前科者のために日々奮闘していた。彼女が担当する物静かな前科者の工藤誠は社会復帰も間近と見られていたが、ある日突然姿を消し、再び警察に追われる身となってしまう。そのころ、街で連続殺人事件が発生し、捜査の進展につれ佳代の過去が明らかになっていく…

ビッグコミックオリジナル掲載の原作・香川まさひと、作画・月島冬二の社会派コミック「前科者」

新人保護司として奮闘する阿川佳代を描いたドラマ版「前科者 新米保護司・阿川佳代」は2021年11月にWOWOWで放送。

その後の物語を「あゝ、荒野」の岸善幸が監督・脚本を手掛けて映画化。
保護司の阿川佳代には有村架純
前科者の工藤誠には森田剛
磯村勇斗、リリー・フランキー、木村多江ほかが共演。

「過去」と「未来」に向き合い続ける人たちの希望と再生の物語。

「前科者」公式サイト

「前科者」公開劇場リスト




1月26日はポール・ニューマンの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?




1月26日はポール・ニューマンの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?

ポール・ニューマンは1925年1月26日にオハイオ州のクリーブランドで生まれました。
紆余曲折を経て、演技の道に進み、1961年「ハスラー」英国アカデミー賞の男優賞を受賞。
「明日に向かって撃て!」「スティング」「タワーリング・インフェルノ」などに出演し、1983年にはゴールデン・グローブ賞の生涯功労賞に相当するセシル・B・デミル賞を受賞。1985年に長年の功績を称えられ第58回アカデミー賞名誉賞を受賞。
1986年には「ハスラー2」第59回アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
Paul Newman

ポール・ニューマンの主な出演作作品は次の通りです。
「ハスラー」(原題 The Hustler)
ハスラー
ロバート・ロッセン監督が若きハスラーのエディと伝説の勝負師との宿命の対決を描いたドラマ。
1962年6月13日(土)公開。
ポール・ニューマンは若きハスラーのエディを演じ、挫折と苦悩を背負いつつ、勝負に人生の全てを賭ける男の魅力と哀しさをにじませる名演が高く評価され、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされ、英国アカデミー賞男優賞を受賞。
ポール・ニューマンの代表作です。

「明日に向かって撃て!」(原題 Butch Cassidy and the Sundance Kid)
明日に向かって撃て02
巨匠ジョージ・ロイ・ヒル監督ロバート・レッドフォード共演で19世紀末の西部史に名高い二人組の強盗ブッチとサンダンスの逃避行を哀愁とユーモアをこめて描いた西部劇の傑作。
1970年2月7日(土)公開。
実在したアウトローが銀行強盗を繰り返す中で夢を追い求め、時代に取り残されていく…
第42回アカデミー賞で撮影賞、脚本賞、作曲賞、「雨にぬれても」が主題歌賞の4部門を受賞。
ポール・ニューマンは家畜泥棒と銀行強盗で生活している2人組のガンマンの一人、ブッチ・キャシディを熱演。
ロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン、キャサリン・ロスの三人の輝きと巨匠ジョージ・ロイ・ヒル監督の斬新な映像が光る傑作です。

「スティング」(原題 The Sting)
スティング
ジョージ・ロイ・ヒル監督ロバート・レッドフォード共演で描いた犯罪ドラマの傑作。
1974年6月15日(土)公開。
1936年のシカゴの下町。親友を殺された若い詐欺師のジョニー・フッカー。仲間の復讐のために伝説的詐欺師ゴンドルフを仲間に引き入れ、2人は、ロネガン相手に一世一代の大バクチを企てる…
第46回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、音楽賞の7部門受賞。
ポール・ニューマンは伝説的詐欺師のヘンリー・ゴンドーフを熱演。
二転三転する軽妙かつスリリングな物語展開と、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードの共演、意表をついたラストのドンデン返し、1930年代のムードを盛り上げるテーマ曲から衣装まで魅力満載で、犯罪ドラマの傑作です。

「タワーリング・インフェルノ」(原題 The Towering Inferno)
タワーリング・インフェルノ
ジョン・ギラーミン監督スティーヴ・マックィーンほかオールスターキャスト共演で贈るパニック超大作。
1975年6月28日(土)公開。
地上135階を誇る超高層ビルの落成式当日、未曾有の大火災が人々を襲う…
第47回アカデミー賞で撮影賞、編集賞、歌曲賞を受賞。
ポール・ニューマンはビルの設計者ダグ・ロバーツを演じ、スティーブ・マックイーン演じる消火隊隊長マイケル・オハラハンと共に避難誘導・消火などの手助けをする。
全世界を震撼させた、パニック映画の最高傑作です。

「ハスラー2」(原題 The Color of Money)
ハスラー2
25年の時を経て「ハスラー」の主人公エディのその後をマーティン・スコセッシ監督トム・クルーズ共演で描いたドラマ。
1986年12月23日(土)に公開され、配収9億円。
中老の元ハスラーの男が昔の自分を彷彿させる若者と出会い、自分の持てる技術をその青年に叩き込む師弟の姿を描く…
ポール・ニューマンはかつてハスラー、勝負師として鳴らしたエディを演じ、ハスラーたちの真剣勝負に感化されて微妙に変化していく様を演じ切り、第59回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。
日本中にビリヤード・ブームを巻き起こし、ポール・ニューマンとトム・クルーズの迫真の演技が楽しめるビリヤード映画の代表作です。

「ロード・トゥ・パーディション」(原題 Road to Perdition)
ロード・トゥ・パーディション
サム・メンデス監督トム・ハンクスジュード・ロウ共演で描いた重厚なアクション叙事詩。
2002年10月5日(土)に公開され、興収14.5億円。
大恐慌時代のシカゴを舞台に、アイルランド系マフィア幹部とその息子の姿を通して、組織の掟と愛の再生を描く…
第75回アカデミー賞で撮影賞を受賞。
ポール・ニューマンはマフィアのボスであるジョン・ルーニーを演じ、第75回アカデミー賞、第60回ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞にノミネート。
トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウという新旧実力派スターが集結した重厚なドラマです。

第66回アカデミー賞でジーン・ハーショルト友愛賞を受賞しつつも、癌との闘病の末、2008年に83歳で死去されました。
様々な功績を残してきた名優ポール・ニューマン。出演作でどの作品が好きですか?




山田洋次監督、吉永小百合、笑福亭鶴瓶共演「おとうと」、NHK BSプレミアムで1月26日(水)放送。




山田洋次監督吉永小百合笑福亭鶴瓶共演で描いた家族ドラマ「おとうと」、NHK BSプレミアムで1月26日(水)放送。
おとうと
山田洋次監督吉永小百合笑福亭鶴瓶共演で1960年の市川崑監督の「おとうと」にオマージュを捧げて描いた家族の絆の物語「おとうと」
2010年1月10日(土)に公開され、興収21億円。
しっかり者の姉と問題ばかりを起こしてきた愚かな弟が繰り広げる再会と別れを描く…

東京で薬局を営む吟子は、女手ひとつで育ててきた娘・小春の結婚式を控え幸せな日々を送っていたが、音信不通だった弟・鉄郎が突然帰郷したことから騒動が巻き起こる…

1960年の市川崑監督の「おとうと」にオマージュを捧げて山田洋次監督が映画化。
おとうと_1960

高野吟子には吉永小百合、弟の鉄郎には笑福亭鶴瓶
娘の小春には蒼井優
加瀬亮小林稔侍加藤治子ほかが共演。
2010年ベルリン国際映画祭でクロージング上映され、特別功労賞”ベルリナーレ・カメラ”を受賞。

家族の絆と人間模様を山田洋次監督らしく笑いと涙を織り交ぜながら描いていて、暖かい気持ちにさせてくれます。

★「おとうと」
NHK BSプレミアム
1月26日(水)
13:00~15:08




ディーン・フジオカが企画・プロデュース・主演を務めたバイオレンス・アクション「Pure Japanese」、1月28日(金)公開。




ディーン・フジオカが企画・プロデュース・主演を務めたバイオレンス・アクション「Pure Japanese」、1月28日(金)公開。

過去のトラウマを抱えるアクション俳優の立石が両親のいない女子高生を救ったことにより、次第に狂気に目覚めていく…

アクション俳優の立石は社交性がなく、周りからは日本文化に夢中な男と見なされていた。ある日彼は女子高生のアユミと出会い、土地の利権をめぐるトラブルがもとで執拗な嫌がらせを受けていた彼女を偶然助ける。そのことをきっかけに、過去のトラウマから封印していた立石の中の狂気が覚醒する…

ディーン・フジオカが企画・プロデュース・主演を務めたバイオレンス・アクション。
「トイレのピエタ」、「ハナレイ・ベイ」の松永大司が監督、「合葬」の小林達夫が脚本
アクション俳優の立石にはディーン・フジオカ
女子高生のアユミには「朝が来る」の蒔田彩珠
別所哲也、村上淳、プロレスラーの坂口征夫ほかが共演。

少女をめぐり、男たちの狂気と暴力が発動するダーク・アクション。

「Pure Japanese」公式サイト




「第76回毎日映画コンクール」が発表。主な部門を受賞した5作でどの映画を見ましたか?




「第76回毎日映画コンクール」が発表。主な部門を受賞した5作でどの映画を見ましたか?

「ドライブ・マイ・カー」は日本映画大賞、監督賞の2部門、「すばらしき世界」は日本映画優秀賞、仲野太賀が男優助演賞、撮影賞、音楽賞の4部門、「護られなかった者たちへ」は佐藤健が男優主演賞、清原果耶が女優助演賞の2部門、「茜色に焼かれる」は尾野真千子が女優主演賞、和田庵、片山友希がスポニチグランプリ新人賞の3部門、「ノマドランド」が外国映画ベストワン賞を受賞。

「ドライブ・マイ・カー」

村上春樹の短編小説濱口竜介監督西島秀俊主演で映画化したヒューマン・ドラマ。
2021年8月20日(金)に公開され、興収2.6億円。
妻を失い喪失感を抱えながら生きる舞台俳優で演出家の家福悠介が、ある女性との出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出す…
第76回毎日映画コンクールで日本映画大賞、監督賞の2部門を受賞
第45回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、西島秀俊が優秀主演男優賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀録音賞、優秀編集賞の8部門受賞。
第74回カンヌ国際映画祭で日本映画では初となる脚本賞、ほかに国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの独立賞、第79回ゴールデン・グローブ賞で非英語映画賞、第56回全米批評家協会賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の4部門など数多くの映画賞で受賞。
妻を失った男の喪失と希望。

「すばらしき世界」

西川美和監督役所広司主演で元殺人犯の再出発の日々を描いたヒューマン・ドラマ。仲野太賀長澤まさみほかが共演。
2021年2月11日(木・祝)に公開され、興収5.1億円。
人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした元殺人犯の三上の出所後の再出発の日々を描く…
第76回毎日映画コンクールで日本映画優秀賞、仲野太賀が男優助演賞、撮影賞、音楽賞の4部門を受賞
第45回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、役所広司が優秀主演男優賞、仲野太賀が優秀助演男優賞、優秀撮影賞、優秀照明賞の7部門受賞受賞。
実在した男をモデルに「社会」と「人間」の今をえぐる問題作。

「護られなかった者たちへ」

中山七里の小説瀬々敬久監督佐藤健阿部寛共演で映画化したヒューマン・ミステリー。
2021年10月1日(金)に公開され、興収8.0億円。
不可解な連続殺人事件の容疑者となった利根泰久を刑事の笘篠誠一郎が追い詰める中で驚くべき真相が明らかになる…
第76回毎日映画コンクールで佐藤健が男優主演賞、清原果耶が女優助演賞の2部門を受賞
第45回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、佐藤健が優秀主演男優賞、阿部寛が優秀助演男優賞、清原果耶が優秀助演女優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀美術賞、優秀録音賞、優秀編集賞の12部門受賞。
連続”飢餓”殺人事件。不可解な事件の裏に隠された、切なすぎる真実。

「茜色に焼かれる」

「舟を編む」の石井裕也が監督・脚本・編集尾野真千子主演のヒューマン・ドラマ。和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏ほかが共演。
2021年5月21日(金)公開。
弱者ほど生きにくい世の中で時代に翻弄されてきた田中良子が、愛する中学生の息子と共にたくましく生きていく…
尾野真千子が女優主演賞、和田庵、片山友希がスポニチグランプリ新人賞の3部門を受賞
茜色の希望をたなびかせて、厳しくも澄みきった人間賛歌。

「ノマドランド」(原題 Nomadland)

ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション「ノマド 漂流する高齢労働者たち」クロエ・ジャオ監督フランシス・マクドーマンド主演で映画化。
車上生活者、”現代のノマド(遊牧民)”の生き様を描いたロード・ムービー
2021年3月26日(金)に公開され、興収4.0億円。
金融危機により全てを失った60代女性ファーンが車上生活者、”現代のノマド(遊牧民)”として生きる希望を求めて放浪の旅を続ける…
広大な西部の大自然の映像美とともに描かれる今を生きる”現代のノマド(遊牧民)”の希望。
第76回毎日映画コンクールで外国映画ベストワン賞を受賞
第93回アカデミー賞で作品賞、監督賞、フランシス・マクドーマンドが主演女優賞の3部門、第78回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門作品賞、監督賞の2部門、第77回ベネチア国際映画祭で金獅子賞、第45回トロント国際映画祭で観客賞を受賞。

第76回毎日映画コンクールの受賞リストは次の通りです。
★日本映画大賞: 「ドライブ・マイ・カー」
★日本映画優秀賞:「すばらしき世界」
★外国映画ベストワン賞: 「ノマドランド」
★男優主演賞: 佐藤健 「護られなかった者たちへ」
★女優主演賞: 尾野真千子 「茜色に焼かれる」
★男優助演賞: 仲野太賀 「すばらしき世界」
★女優助演賞: 清原果耶 「護られなかった者たちへ」
★スポニチグランプリ新人賞(男性): 和田庵 「茜色に焼かれる」
★スポニチグランプリ新人賞(女性): 片山友希 「茜色に焼かれる」
★監督賞: 濱口竜介 「ドライブ・マイ・カー」
★脚本賞: 吉田恵輔 「空白」
★撮影賞: 「すばらしき世界」
★美術賞: 「燃えよ剣」
★音楽賞: 「すばらしき世界」
★録音賞 : 「孤狼の血 LEVEL2」
★アニメーション映画賞: 「岬のマヨイガ」
★大藤信郎賞: 「プックラポッタと森の時間」
★ドキュメンタリー映画賞:「水俣曼荼羅」
★TSUTAYA映画ファン賞・日本映画部門: 「るろうに剣心 最終章 The Final」
★TSUTAYA映画ファン賞・外国映画部門: 「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」
★田中絹代賞: 宮本信子

「第76回毎日映画コンクール」受賞結果