日別アーカイブ: 2021年2月2日

第75回毎日映画コンクール「TSUTAYAプレミアム映画ファン賞2020」。海外映画部門トップ10でどの作品を見ましたか?




2020 年に日本国内で公開された映画の中から、映画ファンが最も「感動した」「面白かった」洋画・邦画作品を投票で選びNo.1 を決める『毎日映画コンクール』の「TSUTAYA プレミアム映画ファン賞2020」

第75回毎日映画コンクール「TSUTAYAプレミアム映画ファン賞2020」海外映画部門の1位はクリストファー・ノーラン監督「TENET テネット」
2位はポン・ジュノ監督「パラサイト 半地下の家族」。続いてシアーシャ・ローナン主演「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」、タイカ・ワイティティ監督「ジョジョ・ラビット」、ガル・ガドット主演「ワンダーウーマン1984」、アリ・アスター監督「ミッドサマー」…トップ10でどの作品を見ましたか?

「TSUTAYAプレミアム映画ファン賞2020」海外映画部門トップ10は次の通りです。
1位 「TENET テネット」(原題 TENET)

クリストファー・ノーラン監督ジョン・デヴィッド・ワシントンロバート・パティンソン共演で国際的なスパイの世界を描いたアクション大作。
2020年9月18日(金)に公開され、興収26.2億円。
あるミッションに挑む男。「テストは合格、君は特別だ。”死後の世界”へようこそ」「第三次世界大戦を防ぐのよ」と意味深なセリフが連続するほか、映画のタイトルである「TENET(テネット)」という言葉が生還へのカギであることが明らかに…
クリストファー・ノーラン監督はスパイ映画から出発して「いくつもの異なるジャンルを、エキサイティングかつ新鮮な形で越境」する作品だと宣言。

2位 「パラサイト 半地下の家族」(原題 Parasite)

ポン・ジュノ監督ソン・ガンホ主演で韓国社会の闇を描いたブラック・コメディ。
2020年1月10日(金)に公開され、興収46.6億円。
全員無職で半地下の家で暮らすキム一家が徐々に裕福なパク家に入り込み、寄生していく…
第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門、第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール、第77回ゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞を受賞
富裕層に寄生していく貧困層のキム一家を通して、シニカルに描かれる格差と分断の問題。いろいろなことを考えさせられ、心に突き刺さってきます。

3位 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」(原題 Little Women)

名作小説「若草物語」グレタ・ガーウィグ監督シアーシャ・ローナン主演で新たな視点で映画化。
2020年6月12日(金)に公開され、興収3.0億円。
南北戦争時代に力強く生きるマーチ家の4姉妹が織りなす物語を作家志望の次女ジョーを主人公に瑞々しいタッチで描く…
第92回アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞
「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグ監督がシアーシャ・ローナンと再タッグを組み、名作小説「若草物語」を新たな視点で映画化。

4位 「ジョジョ・ラビット」(原題 Jojo Rabbit)

タイカ・ワイティティ監督が第二次世界大戦下を舞台に描いた”反ヘイト風刺劇”。
2020年1月17日(金)に公開され、興収3.9億円。
第二次世界大戦下のドイツを舞台に空想上の友だち”アドルフ・ヒトラー”を頼りにするいじめられっ子のジョジョは母親がユダヤ人の少女を匿っているのに気付く…
トロント国際映画祭で最高賞の「観客賞」を受賞、第92回アカデミー賞で脚色賞を受賞。
戦争や憎悪、差別といったテーマをえぐりながら、ハートフル・コメディとして戦時下における人々の生きる喜びを描いた”反ヘイト風刺劇”。

5位 「ワンダーウーマン1984」(原題 Wonder Woman 1984)

パティ・ジェンキンス監督ガル・ガドット主演でDCコミックスの人気ヒロインの活躍を描いた第2弾。
2020年12月18日(金)に公開され、興収5.3億円。
前作から約70年後の1984年。最愛の恋人スティーヴを失い、悲しみや孤独と向き合うダイアナの前に死んだはずのスティーヴが現れるが、それは世界の破滅の始まりだった…
ヨーロッパ、中東をはじめとする世界中を舞台に、アクション、スケールも格段にパワーアップ。

6位 「ミッドサマー」 (原題 Midsommar)

「ヘレディタリー 継承」のアリ・アスターが監督・脚本を手掛け、スウェーデンの奥地を舞台に描いた異色ミステリー。
2020年2月21日(金)に公開され、興収7.0億円。
思いがけない事故で家族を亡くした大学生のダニーはスウェーデンの奥地を訪れるが、楽園に見えた村に不穏な空気が漂い始める…
暗闇とは真逆の明るい祝祭を舞台に、天才的な発想と演出、緻密な脚本、極彩色の映像美が一体となった前代未聞の”フェスティバル・スリラー”。

7位 「82年生まれ、キム・ジヨン」(原題 Kim Ji-young: Born 1982)

チョ・ナムジュのベストセラー小説チョン・ユミコン・ユ共演で映画化した韓国の現代女性が担う重圧と生きづらさを描いたヒューマン・ドラマ。
2020年10月9日(金)に公開され、興収1.5億円。
1982年に生まれた女性で最も多い名前を持つ平凡なジヨンの半生を、韓国のジェンダー問題や社会問題を織り交ぜながら描く…
自身も2人の子を持つ母であり、長編デビュー作となるキム・ドヨン監督が現代の女性の生きづらさを描き出した繊細な演出。

8位 「キャッツ」(原題 Cats)

大ヒットミュージカルをトム・フーバー監督ジェニファー・ハドソン、テイラー・スウィフト、ジュディ・デンチほか豪華俳優陣で実写映画化。
2020年1月24日(金)に公開され、興収13.5億円。
名曲「メモリー」に合わせて繰り広げられる「猫たちの人生を変える特別な夜の物語」。
“生歌”にこだわったトム・フーバー監督はキャスト陣が撮影現場で響かせた歌を収録。歌唱力を認められたキャストたちの演技。

8位 「魔女がいっぱい」(原題 The Witches)

ロアルド・ダールの小説ロバート・ゼメキス監督アン・ハサウェイ主演で映画化したファンタジー。
2020年12月4日(金)に公開され、興収2.2億円。
おしゃれで上品な大魔女”グランド・ウィッチ”が率いる恐ろしい魔女たちが立てている邪悪な計画をある少年が知ってしまう…
ロバート・ゼメキス監督xアン・ハサウェイが贈る”驚きと希望のファンタジー”。

10位 「ハリエット」(原題 Harriet)

ケイシー・レモンズ監督シンシア・エリヴォ主演で奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの激動の人生を描いたヒューマン・ドラマ。
2020年6月5日(金)公開。
アフリカ系アメリカ人女性として初めて新20ドル紙幣に採用されたアメリカでは誰もが知る実在の奴隷解放運動家、ハリエット・タブマンの激動の人生。
第92回アカデミー賞でシンシア・エリヴォが主演女優賞、「スタンド・アップ」が歌曲賞にノミネート
米ドル新紙幣に採用された史上初のアフリカ系アメリカ人、知られざる真実の物語。

海外映画部門トップ10でどの作品を見ましたか?

情報元: 【第75回毎日映画コンクール】「TSUTAYAプレミアム映画ファン賞2020」結果発表!!
(2020年1月1日~12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された映画が対象)



アルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンスの傑作「裏窓」、NHK BSプレミアムで2月3日(水)放送。




アルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンスの傑作「裏窓」、NHK BSプレミアムで2月3日(水)放送。
裏窓02
アルフレッド・ヒッチコック監督ジェームズ・スチュワートグレース・ケリー共演で映画化したサスペンスの傑作「裏窓」(原題: Rear Window)
1955年1月14日(土)に公開。
退屈しのぎに裏窓からアパートの住人たちを眺めていたカメラマンが偶然殺人事件を目撃したことをきっかけに事件に巻き込まれていく…

自宅で療養していたカメラマンのジェフは、退屈しのぎに裏窓からアパートに住む人々の生活を観察していた。そんなある日、向かいに住むセールスマンの妻がいなくなった事に気付き、調査を始める…

コーネル・ウールリッチの短編小説を”サスペンスの神様”とうたわれたアルフレッド・ヒッチコックが監督、製作で映画化したサスペンスの傑作。
カメラマンのジェフにはジェームズ・スチュワート、恋人のリザにはグレース・ケリー
裏窓
何度見ても飽きることのない面白さ、”サスペンスの神様”とうたわれたアルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンス映画の代名詞ともいえる名作です。

★「裏窓」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
2月3日(水)
13:00~14:54