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第44回日本アカデミー賞で優秀外国作品賞を受賞した5作品。どの作品を見ましたか?




第44回日本アカデミー賞で優秀外国作品賞を受賞した5作品。どの作品を見ましたか?

第44回日本アカデミー賞で優秀外国作品賞を受賞したのはJ.J.エイブラムス監督、デイジー・リドリー主演「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」、アカデミー賞で作品賞など4部門受賞したポン・ジュノ監督「パラサイト 半地下の家族」、マット・デイモン、クリスチャン・ベイル共演「フォードvsフェラーリ」、サム・メンデス監督「1917 命をかけた伝令」、クリストファー・ノーラン監督「TENET テネット」の5作品。授賞式は3月19日(金)に開催。

第44回日本アカデミー賞の授賞式は3月19日(金)に開催。どの作品が最優秀外国作品賞を受賞するのか、楽しみです。

「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(原題 Star Wars: The Rise of Skywalker)

J.J.エイブラムスが監督・脚本を手掛けた新3部作の最終章。デイジー・リドリーアダム・ドライヴァージョン・ボイエガオスカー・アイザックほかが共演。
2019年12月20日(金)に公開され、興収72.7億円。
レイとカイロ・レンの対峙、空を埋め尽くすレジスタンスの戦艦とミレニアム・ファルコン。抱き合うレイとレイア。レイとカイロ・レンの共闘…
J.J.エイブラムスは「40年間に渡って作られてきたストーリー、スカイウォーカー・サーガの終わりです」とコメント。

「パラサイト 半地下の家族」(原題 Parasite)

ポン・ジュノ監督ソン・ガンホ主演で韓国社会の闇を描いたブラック・コメディ。
2020年1月10日(金)に公開され、興収46.6億円。
全員無職で半地下の家で暮らすキム一家が徐々に裕福なパク家に入り込み、寄生していく…
第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門、第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール、第77回ゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞を受賞
富裕層に寄生していく貧困層のキム一家を通して、シニカルに描かれる格差と分断の問題。いろいろなことを考えさせられ、心に突き刺さってきます。

「フォードvsフェラーリ」(原題 Ford v. Ferrari)

ジェームズ・マンゴールド監督マット・デイモンクリスチャン・ベイル共演で伝説のレースで絶対王者に挑んだ男たちの奇跡の実話を映画化。
2020年1月10日(金)に公開され、興収9.0億円。
1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォード・モーターの男たちを描いた奇跡の実話を描く…
第92回アカデミー賞で音響編集賞、編集賞の2部門受賞。
限られた資金と時間の中で、ル・マン24時間レースに臨むカー・エンジニアのキャロル・シェルビーと破天荒なドライバーのケン・マイルズ。車を通して育まれる男同士の友情、そして絶対王者に挑む彼らの熱きドラマ。

「1917 命をかけた伝令」(原題 1917)

サム・メンデス監督ジョージ・マッケイベネディクト・カンバーバッチコリン・ファース共演で第一次世界大戦の若きイギリス兵のある一日を描いたドラマ。
2020年2月14日(金)に公開され、興収7.9億円。
第一次世界大戦を舞台に若きイギリス兵スコフィールドとブレイクが最前線にいる1600名の仲間の命を救う重要な伝令を届けるため敵の陣地を駆け抜ける…
第92回アカデミー賞で視覚効果賞、録音賞、撮影賞の3部門第77回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞、監督賞の2部門を受賞
兵士たちの動き、息づかいを体感し、究極の没入感へ導くための驚異のワンショット撮影を実現。

「TENET テネット」(原題 TENET)

クリストファー・ノーラン監督ジョン・デヴィッド・ワシントンロバート・パティンソン共演で国際的なスパイの世界を描いたアクション大作。
2020年9月18日(金)に公開され、興収26.2億円。
あるミッションに挑む男。「テストは合格、君は特別だ。”死後の世界”へようこそ」「第三次世界大戦を防ぐのよ」と意味深なセリフが連続するほか、映画のタイトルである「TENET(テネット)」という言葉が生還へのカギであることが明らかに…
クリストファー・ノーラン監督はスパイ映画から出発して「いくつもの異なるジャンルを、エキサイティングかつ新鮮な形で越境」する作品だと宣言。

第44回日本アカデミー賞の優秀賞受賞リストは次の通りです。
優秀作品賞
「浅田家!」
「男はつらいよ お帰り 寅さん」
「罪の声」
「ミッドナイトスワン」
「Fukushima50」

優秀監督賞
内田英治「ミッドナイトスワン」
河瀬直美「朝が来る」
土井裕泰「罪の声」
中野量太「浅田家!」
若松節朗「Fukushima50」

優秀脚本賞
内田英治「ミッドナイトスワン」
中野量太/菅野友恵「浅田家!」
野木亜紀子「罪の声」
前川洋一「Fukushima50」
山田洋次/朝原雄三「男はつらいよ お帰り 寅さん」

優秀主演男優賞
小栗旬「罪の声」
草薙剛「ミッドナイトスワン」
佐藤浩市「Fukushima50」
菅田将暉「糸」
二宮和也「浅田家!」

優秀主演女優賞
小松菜奈「糸」
永作博美「朝が来る」
長澤まさみ「コンフィデンスマンJP プリンセス編」
長澤まさみ「MOTHER マザー」
倍賞千恵子「男はつらいよ お帰り 寅さん」
広瀬すず「一度死んでみた」

優秀助演男優賞
宇野祥平「罪の声」
妻夫木聡「浅田家!」
成田凌「窮鼠はチーズの夢を見る」
星野源「罪の声」
渡辺謙「Fukushima50」

優秀助演女優賞
江口のりこ「事故物件 恐い間取り」
黒木華「浅田家!」
後藤久美子「男はつらいよ お帰り 寅さん」
桃井かおり「一度も撃ってません」
安田成美「Fukushima50」

優秀音楽賞
岩代太郎「Fukushima50」
梶浦由記/椎名豪「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」
亀田誠治「糸」
佐藤直紀「罪の声」
山本純ノ介「男はつらいよ お帰り 寅さん」

優秀撮影賞
「朝が来る」
「男はつらいよ お帰り 寅さん」
「罪の声」
「ミッドナイトスワン」
「Fukushima50」

優秀照明賞
「朝が来る」
「男はつらいよ」
「罪の声」
「ミッドナイトスワン」
「Fukushima50」

優秀美術賞
「浅田家!」
「男はつらいよ お帰り 寅さん」
「罪の声」
「ミッドナイトスワン」
「Fukushima50」

優秀録音賞
「朝が来る」
「男はつらいよ お帰り 寅さん」
「罪の声」
「ミッドナイトスワン」
「Fukushima50」

優秀編集賞
「朝が来る」
「浅田家!」
「男はつらいよ お帰り 寅さん」
「罪の声」
「Fukushima50」

優秀アニメーション作品賞
「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
「映画 えんとつ町のプペル」
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」
「ジョゼと虎と魚たち」
「STAND BY ME ドラえもん2」

優秀外国作品賞
「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」
「パラサイト 半地下の家族」
「フォードvsフェラーリ」
「1917 命をかけた伝令」
「TENET テネット」

新人俳優賞
服部樹咲
蒔田彩珠
森七菜
岡田健史
奥平大兼
永瀬廉

協会特別賞
池端松夫 (背景・塗装)
安彦良和 (アニメーター・キャラクターデザイン)
納富貴久男 (ガンエフェクト)

会長功労賞
石原まき子
小山明子
鈴木達夫
前田米造
吉行和子

会長特別賞
宍戸錠
大林宣彦
渡哲也

協会栄誉賞
岡田裕介


第44回日本アカデミー賞の授賞式は3月19日(金)に開催。どの作品が最優秀作品賞を受賞するのか、楽しみです。

日本アカデミー賞公式サイト



シルヴェスター・スタローン、マイケル・ケイン共演の異色のアクション「勝利への脱出」、NHK BSプレミアムで2月2日(火)放送。




シルヴェスター・スタローンマイケル・ケイン共演の異色のアクション「勝利への脱出」、NHK BSプレミアムで2月2日(火)放送。
勝利への脱出
巨匠ジョン・ヒューストン監督シルヴェスター・スタローンマイケル・ケイン共演で脱走映画にサッカーを融合させたアクション映画「勝利への脱出」(原題 Escape to Victory)
1981年12月19日(土)に公開され、配収4.35億円。
5万人の大観衆が見守る中、連合軍捕虜は脱走計画を敢行する…

第2次世界大戦下のドイツ捕虜収容所。捕虜となった連合軍兵士たちの唯一の気晴らしだったサッカーがいつしか連合軍とドイツ・ナショナルチームとの世紀の対決へと発展していく。そして、その裏では連合軍による大胆不敵な脱走計画が企てられ、決行の瞬間を待っていた…

名匠ジョン・ヒューストン監督が脱走映画にサッカーを融合させたアクション。
イギリス軍大尉ジョン・コルビーにはマイケル・ケイン
アメリカ軍大尉ロベルト・ハッチにはシルヴェスター・スタローン
ペレマックス・フォン・シドーダニエル・マッセイティム・ピゴット・スミスほかが共演。

脱走シーンと合わせて並行して展開するサッカーの神様、ペレが自ら構成した試合。ハーフタイムを利用して脱走するはずが、スポーツマン・シップには勝てず、最後まで試合をやり抜こうとする連合軍捕虜の心意気には心打たれます。

★「勝利への脱出」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
2月2日(火)
13:00~14:58