日別アーカイブ: 2020年3月5日

3月6日は映画監督のロブ・ライナーの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?




3月6日は映画監督のロブ・ライナーの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?

ロブ・ライナーは1947年3月6日にニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス区で生まれました。
子役としてテレビ出演の経験を積み、成人後にテレビ番組の演出を手がけるようになり、1984年「スパイナル・タップ」で映画監督としてデビュー。
スティーヴン・キングの小説を映画化した「スタンド・バイ・ミー」「ミザリー」、ビリー・クリスタル、メグ・ライアン共演「恋人たちの予感」、トム・クルーズ主演「ア・フュー・グッドメン」、マイケル・ダグラス、アネット・ベニング共演「アメリカン・プレジデント」、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン共演「最高の人生見つけ方」などを監督してきました。
ロブ・ライナー

ロブ・ライナーの主な監督作品は次の通りです。
「スタンド・バイ・ミー」(原題 Stand By Me)
スタンド・バイ・ミー
スティーヴン・キングの短編小説を映画化した青春ドラマの名作。
1987年4月18日(土)に公開され、配収5.26億円。
1950年代のアメリカの田舎町を舞台に、行方不明になった少年の死体探しに出掛けた少年たちの冒険をノスタルジックに描く…
笑い合ったり、ささいな事で怒ったり、突然不安に襲われたり…少年期特有の心情が見事に描かれていて、かつて少年だった大人にはたまらない青春ドラマの名作です。ベン・E・キングの”Stand By Me”が、この作品の切なさを代弁しています。

「恋人たちの予感」(原題 When Harry Met Sally)
恋人たちの予感
ビリー・クリスタルメグ・ライアン共演で男女の友情を描いたロマンチック・コメディ。
1989年12月23日(土)に公開され、配収7.15億円。
大学卒業直後に出会ったサリーとハリーは数年後に再会し、「何でも話せる異性の友だち」というスタンスでつき合い続けていた…
いつ見ても色あせることのないロマンティック・コメディの傑作です。

「ミザリー」 (原題 Misery)
ミザリー
スティーヴン・キングの小説キャシー・ベイツジェームズ・カーン共演でで映画化したサイコ・ホラー。
1991年2月2日(土)に公開され、配収3.1億円。
第63回アカデミー賞でキャシー・ベイツが主演女優賞受賞。
「ミザリー」シリーズで有名な人気作家ポールは雪道で事故に遭い、瀕死の状態を元看護婦のアニーに救われる。熱狂的愛読者だった彼女は手厚く介護するが、新作でヒロインが死んだことを知り逆上し、ポールに心理的・肉体的拷問を加え始める…
優しい看護婦から狂気の淵に落ちてゆくサイコキラーをキャシー・ベイツが鬼気迫る迫力で演じたサイコ・ホラーの名作です。

「ア・フュー・グッドメン」(原題 A Few Good Men)
ア・フュー・グッドメン
アーロン・ソーキンの舞台劇トム・クルーズジャック・ニコルソンデミ・ムーア共演で映画化した法廷サスペンス。
1993年2月20日(土)に公開され、配収6.5億円。
 キューバを臨む米海兵隊基地で起きた殺人事件。その弁護にあたった法務総監の若きメンバーたちは、しごきのための暗黙の制裁”コードR”の存在を知る…
アーロン・ソーキンが脚本を手掛けているだけに法廷ドラマながらグイグイ引き込まれていくストーリー展開、そしてトム・クルーズとジャック・ニコルソンの迫力あふれる対決。見応えのある作品です。

「アメリカン・プレジデント」(原題 The American President)
アメリカン・プレジデント
マイケル・ダグラスアネット・ベニング共演でアメリカ大統領と美人ロビイストの恋を描いたラブ・ストーリー。
1996年2月10日(土)に公開され、配収3.1億円。
世界のリーダー、アメリカ合衆国大統領シェファード。激務をこなす彼が環境問題のロビイスト、シドニーに恋してしまう。大統領選挙を間近に控え、ホワイトハウスのスタッフは頭をかかえることに…
アメリカ大統領が恋をするというちょっと奇抜なアイデアをユーモラスにスパイスを効かせて描いた大人のラブ・ストーリー。マイケル・ダグラスとアネット・ベニングの演技が光ります。

「最高の人生の見つけ方」(原題 The Bucket List)
最高の人生の見つけ方
ジャック・ニコルソンモーガン・フリーマン共演で男の人生と友情を、明るく優しく描いた感動のヒューマンドラマ。
2008年5月10日(金)に公開され、興収14億円。
勤勉実直な自動車整備工のカーターと大金持ちの豪腕実業家のエドワード。病院で出逢い人生の期限を言い渡された二人の男性が、棺おけに入る前にしておきたいこととして”バケット・リスト”に書き出したことを叶えるため旅行に出かける…

製作会社キャッスル・ロック・エンターテインメントを設立し、2013年「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に出演するなど、活躍を続けるロブ・ライナー監督。
監督作でどの作品が好きですか?



第43回日本アカデミー賞授賞式、日本テレビで3月6日(金)放送。




第43回日本アカデミー賞授賞式、日本テレビで3月6日(金)放送。

第43回日本アカデミー賞で優秀作品賞を受賞したのは二階堂ふみ、Gackt共演「翔んで埼玉」、平山秀幸監督、笑福亭鶴瓶主演「閉鎖病棟 それぞれの朝」、佐藤信介監督、山崎賢人主演「キングダム」、松岡茉優主演「蜜蜂と遠雷」、藤井道人監督、シム・ウンギョン、松坂桃李共演「新聞記者」の5作品。

第43回日本アカデミー賞の授賞式は3月6日(金)に開催。どの作品が最優秀賞を受賞するのか、楽しみです。

「翔んで埼玉」

魔夜峰央の埼玉県を自虐的に描いたギャグ漫画二階堂ふみGACKT共演で実写映画化。「テルマエ・ロマエ」の武内英樹が監督伊勢谷友介京本政樹麻生久美子ほかが共演。
2019年2月22日(金)に公開され、興収37.6億円。
埼玉県民が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に東京都知事の息子の壇ノ浦百美は謎の転校生の麻実麗に惹かれていくが、麗が埼玉県出身だと知ってしまう…
第43回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、GACKTが優秀主演男優賞、二階堂ふみが優秀主演女優賞、伊勢谷友介が優秀助演男優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀美術賞、優秀録音賞、優秀編集賞の最多12部門を受賞。
埼玉に対する強烈なディスりの数々が笑いを呼びながらも埼玉愛にあふれた痛快コメディ。魔夜峰央ワールドを見事に映画化していて、二階堂ふみ、GACKTの怪演が楽しめます。

「閉鎖病棟 それぞれの朝」

山本周五郎賞受賞の帚木蓬生の小説平山秀幸監督笑福亭鶴瓶綾野剛小松菜奈で映画化した人間ドラマ。
2019年11月1日(金)に公開され、興収2.4億円。
長野県のとある精神科病院で起きた殺人事件をきっかけに、それぞれの過去を背負った患者たちの思いが交錯する…
第43回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、笑福亭鶴瓶が優秀主演男優賞、綾野剛が優秀助演男優賞、小松菜奈が優秀助演女優賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀美術賞、優秀録音賞、優秀編集賞の11部門を受賞。
精神科病棟で紡ぎ出される、優しき人間たちのドラマ。

「キングダム」

原泰久の人気コミック佐藤信介監督山崎賢人主演で映画化した春秋戦国時代に中国を舞台に描いた一大叙事詩。吉沢亮長澤まさみ橋本環奈大沢たかおほかが共演。
2019年4月19日(金)に公開され、興収56.9億円。
春秋戦国時代の中国での史実をベースに「天下の大将軍」になる夢を抱く戦災孤児の信と中華統一を目指す若き王の贏政の途方もない戦いの物語。
第43回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、吉沢亮が優秀助演男優賞、長澤まさみが優秀助演女優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀美術賞、優秀録音賞、優秀編集賞の9部門を受賞。
原作の原泰久も参加し、約2年の歳月を費やした脚本、2018年4月から20日間に及ぶ中国での大規模ロケ。原作をうまく実写映画していて、最後まで一気に楽しませてくれます。山崎賢人の新しい魅力、吉沢亮、長澤まさみ、大沢たかおの演技が光ります。

「蜜蜂と遠雷」

直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の小説を「愚行録」の石川慶監督松岡茉優松坂桃李森崎ウィン
2019年10月4日(金)に公開され、興収8.6億円。
若手ピアニストの登竜門とされる国際ピアノコンクールを舞台に世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦、才能、運命、そして成長を描く…
第43回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、松岡茉優が優秀主演女優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀録音賞の7部門を受賞。
構想13年、執筆7年、数多くのコンクールを取材して書き上げた”映像化不可能”と言われた恩田陸の傑作小説を実写映画化。クラシック音楽の深みと底知れない魅力とともに4人それぞれの音楽人生を魅せてくれます。

「新聞記者」

東京新聞記者の望月衣塑子のノンフィクション藤井道人監督シム・ウンギョン松坂桃李共演で映画化した権力とメディアの”今”を描いた社会派サスペンス。
2019年6月28日(金)に公開され、興収4.8億円。
政権がひた隠そうとする権力中枢の闇に迫る女性記者と理想に燃え公務員の道を選んだ若手エリート官僚がそれぞれの信念を胸に対峙する…
第43回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、松坂桃李が優秀主演男優賞、シム・ウンギョンが優秀主演女優賞、優秀編集賞の6部門を受賞。
一人の新聞記者の姿を通して報道メディアは権力にどう対峙するのかを真正面から問いかけていて、現在の日本の権力、メディアの様々な問題を浮き彫りにします。

第43回日本アカデミー賞の最優秀の受賞リストは次の通りです。
優秀作品賞
「キングダム」
「新聞記者」
「翔んで埼玉」
「閉鎖病棟 それぞれの朝」
「蜜蜂と遠雷」

優秀監督賞
佐藤信介 「キングダム」
周防正行 「カツベン!」
武内英樹 「翔んで埼玉」
平山秀幸 「閉鎖病棟 それぞれの朝」
藤井道人 「新聞記者」

優秀脚本賞
片島章三 「カツベン!」
詩森ろば/高石明彦/藤井道人 「新聞記者」
徳永友一 「翔んで埼玉」
平山秀幸 「閉鎖病棟 それぞれの朝」
三谷幸喜 「記憶にございません!」

優秀主演男優賞
笑福亭鶴瓶 「閉鎖病棟 それぞれの朝」
菅田将暉 「アルキメデスの大戦」
中井貴一 「記憶にございません!」
松坂桃李 「新聞記者」
GACKT 「翔んで埼玉」

優秀主演女優賞
シム・ウンギョン 「新聞記者」
二階堂ふみ 「翔んで埼玉」
松岡茉優 「蜜蜂と遠雷」
宮沢りえ 「人間失格 太宰治と3人の女たち」
吉永小百合 「最高の人生の見つけ方」

優秀助演男優賞
綾野剛 「閉鎖病棟 それぞれの朝」
伊勢谷友介 「翔んで埼玉」
柄本佑 「アルキメデスの大戦」
岡村隆史 「決算!忠臣蔵」
佐々木蔵之介 「空母いぶき」
吉沢亮 「キングダム」

優秀助演女優賞
天海祐希 「最高の人生の見つけ方」
小松菜奈 「閉鎖病棟 それぞれの朝」
高畑充希 「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」
長澤まさみ 「キングダム」
二階堂ふみ 「人間失格 太宰治と3人の女たち」

優秀音楽賞
周防義和 「カツベン!」
藤倉大、篠田大介 「蜜蜂と遠雷」
やまだ豊 「キングダム」
Face 2 fAKE 「翔んで埼玉」
RADWIMPS 「天気の子」

優秀撮影賞
「カツベン!」
「キングダム」
「翔んで埼玉」
「閉鎖病棟 それぞれの朝」
「蜜蜂と遠雷」

優秀照明賞
「カツベン!」
「翔んで埼玉」
「閉鎖病棟 それぞれの朝」
「蜜蜂と遠雷」

優秀美術賞
「アルキメデスの大戦」
「カツベン!」
「キングダム」
「翔んで埼玉」
「閉鎖病棟 それぞれの朝」

優秀録音賞
「カツベン!」
「キングダム」
「翔んで埼玉」
「閉鎖病棟 それぞれの朝」
「蜜蜂と遠雷」

優秀編集賞
「アルキメデスの大戦」
「キングダム」
「新聞記者」
「翔んで埼玉」
「閉鎖病棟 それぞれの朝」

優秀アニメーション作品賞
「空の青さを知る人よ」
「天気の子」
「名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)」
「ルパン三世 THE FIRST」
「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」

優秀外国作品賞
「イエスタデイ」
「グリーンブック」
「ジョーカー」
「運び屋」
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

新人俳優賞
岸井ゆきの「愛がなんだ」
黒島結菜「カツベン!」
吉岡里帆「見えない目撃者」、「パラレルワールド・ラブストーリー」
鈴鹿央士「蜜蜂と遠雷」
森崎ウィン「蜜蜂と遠雷」
横浜流星「愛唄 約束のナクヒト」、「いなくなれ、群青」、「チア男子!!」

第43回日本アカデミー賞の授賞式は3月6日(金)に開催。どの作品が最優秀賞を受賞するのか、楽しみです。

★「第43回日本アカデミー賞授賞式」
日本テレビ
3月6日(金)
21:00~22:54

「日本アカデミー賞」公式サイト



ケネス・ブラナーが監督・主演を手掛け、シェイクスピアの人生最後の3年間を描いたドラマ「シェイクスピアの庭」、3月6日(金)から全国順次公開。




ケネス・ブラナーが監督・主演を手掛け、シェイクスピアの人生最後の3年間を描いたドラマ「シェイクスピアの庭」(原題 All Is True)、3月6日(金)からBunkamuraル・シネマほか全国順次公開。

1613年6月、「ヘンリー八世」上演中のグローブ座が大火災により焼失し、ウィリアム・シェイクスピアは失意のうちにロンドンを去り、故郷で過ごした人生最後の3年間。

1613年6月29日、「ヘンリー八世」上演中の火災でグローブ座が焼失し、気力をなくしたシェイクスピアは断筆して故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンに戻る。20年以上の間、ほとんど顔を合わせることのなかった主人の帰還に妻と娘たちは戸惑いを隠せなかった。そんな中、シェイクスピアは17年前に幼くしてこの世を去った最愛の息子を悼むために、庭を造ることを思い立つ…

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で「ヘンリー五世」、「ハムレット」のケネス・ブラナーが監督・主演を手掛けたドラマ。
ウィリアム・シェイクスピアにはケネス・ブラナー
8歳年上の妻アンにはジュディ・デンチ
次女のジュディスにはキャスリン・ワイルダー
サウサンプトン伯にはイアン・マッケラン

シェイクスピア劇にその人生をかけ、シェイクスピアを愛して止まないケネス・ブラナーが満を持して立ち上げた集大成ともいえる悲願のプロジェクト。

「シェイクスピアの庭」公式サイト

「シェイクスピアの庭」公開劇場リスト