第43回日本アカデミー賞最優秀賞が発表。「新聞記者」が最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞の3部門を受賞。
「新聞記者」は最優秀作品賞、松坂桃李が最優秀主演男優賞、シム・ウンギョンが最優秀主演女優賞の3部門。
「キングダム」は吉沢亮が最優秀助演男優賞、長澤まさみが最優秀助演女優賞、最優秀撮影賞、最優秀美術賞の4部門。
「翔んで埼玉」は最優秀監督賞、最優秀撮影賞の2部門、「天気の子」は最優秀アニメーション作品賞、最優秀音楽賞の2部門、最優秀外国作品賞は「ジョーカー」が受賞。
★「新聞記者」
東京新聞記者の望月衣塑子のノンフィクションを藤井道人監督がシム・ウンギョン、松坂桃李共演で映画化した権力とメディアの”今”を描いた社会派サスペンス。
2019年6月28日(金)に公開され、興収4.8億円。
政権がひた隠そうとする権力中枢の闇に迫る女性記者と理想に燃え公務員の道を選んだ若手エリート官僚がそれぞれの信念を胸に対峙する…
第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、松坂桃李が最優秀主演男優賞、シム・ウンギョンが最優秀主演女優賞の3部門を受賞。
一人の新聞記者の姿を通して報道メディアは権力にどう対峙するのかを真正面から問いかけていて、現在の日本の権力、メディアの様々な問題を浮き彫りにします。
★「翔んで埼玉」
魔夜峰央の埼玉県を自虐的に描いたギャグ漫画を二階堂ふみ、GACKT共演で実写映画化。「テルマエ・ロマエ」の武内英樹が監督。伊勢谷友介、京本政樹、麻生久美子ほかが共演。
2019年2月22日(金)に公開され、興収37.6億円。
埼玉県民が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に東京都知事の息子の壇ノ浦百美は謎の転校生の麻実麗に惹かれていくが、麗が埼玉県出身だと知ってしまう…
第43回日本アカデミー賞で最優秀監督賞、最優秀撮影賞の2部門を受賞。
埼玉に対する強烈なディスりの数々が笑いを呼びながらも埼玉愛にあふれた痛快コメディ。魔夜峰央ワールドを見事に映画化していて、二階堂ふみ、GACKTの怪演が楽しめます。
★「キングダム」
原泰久の人気コミックを佐藤信介監督が山崎賢人主演で映画化した春秋戦国時代に中国を舞台に描いた一大叙事詩。吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、大沢たかおほかが共演。
2019年4月19日(金)に公開され、興収56.9億円。
春秋戦国時代の中国での史実をベースに「天下の大将軍」になる夢を抱く戦災孤児の信と中華統一を目指す若き王の贏政の途方もない戦いの物語。
第43回日本アカデミー賞で吉沢亮が最優秀助演男優賞、長澤まさみが最優秀助演女優賞、最優秀撮影賞、最優秀美術賞の4部門を受賞。
原作の原泰久も参加し、約2年の歳月を費やした脚本、2018年4月から20日間に及ぶ中国での大規模ロケ。原作をうまく実写映画していて、最後まで一気に楽しませてくれます。山崎賢人の新しい魅力、吉沢亮、長澤まさみ、大沢たかおの演技が光ります。
第43回日本アカデミー賞の最優秀賞受賞リストは次の通りです。
★最優秀作品賞
「新聞記者」
★最優秀監督賞
武内英樹 「翔んで埼玉」
★最優秀脚本賞
平山秀幸 「閉鎖病棟 それぞれの朝」
★最優秀主演男優賞
松坂桃李 「新聞記者」
★最優秀主演女優賞
シム・ウンギョン 「新聞記者」
★最優秀助演男優賞
吉沢亮 「キングダム」
★最優秀助演女優賞
長澤まさみ 「キングダム」
★最優秀音楽賞
RADWIMPS 「天気の子」
★最優秀撮影賞
「キングダム」
★最優秀照明賞
なし
★最優秀美術賞
「キングダム」
★最優秀録音賞
「蜜蜂と遠雷」
★最優秀編集賞
「翔んで埼玉」
★最優秀アニメーション作品賞
「天気の子」
★最優秀外国作品賞
「ジョーカー」
★新人俳優賞
岸井ゆきの「愛がなんだ」
黒島結菜「カツベン!」
吉岡里帆「見えない目撃者」、「パラレルワールド・ラブストーリー」
鈴鹿央士「蜜蜂と遠雷」
森崎ウィン「蜜蜂と遠雷」
横浜流星「愛唄 約束のナクヒト」、「いなくなれ、群青」、「チア男子!!」
★話題賞 俳優部門
星野源 「引っ越し大名!」
★話題賞 作品部門
「決算!忠臣蔵」