2月11日はマーガレット・サッチャーがイギリス初の女性党首に就任した日。メリル・ストリープ主演「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」は見たことがありますか?
マーガレット・サッチャーは1925年10月13日にリンカンシャー州グランサムで生まれました。
1959年に下院議員に初当選、1975年2月11日にイギリス初の女性党首としてイギリス保守党の党首に就任。保守的かつ強硬なその性格から「鉄の女(Iron Lady)」の異名を取り、1990年に退任。
2013年4月8日に脳卒中のため死去されました。
メリル・ストリープ主演でその隠された素顔を描いた「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(原題 The Iron Lady)。
2012年3月16日(金)に公開され。興収9.5億円のヒット。
第84回アカデミー賞と第69回ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門、英国アカデミー賞、ニューヨーク映画批評家協会賞などでも主演女優賞を受賞。
1979年の就任以来、強気の姿勢でイギリスを導いて”鉄の女”と称されたサッチャーの誰もが知る姿と、その裏に隠された孤独な一面を描く…
マーガレット・サッチャーを演じたメリル・ストリープは迫真の演技を披露し、大絶賛され、第84回アカデミー賞と第69回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、英国アカデミー賞、ニューヨーク映画批評家協会賞などでも主演女優賞を受賞。
監督は「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド。
サッチャーの夫には「アイリス」や「ハリー・ポッター」シリーズのジム・ブロードベント、副首相ジェフリー・ハウにはテレビシリーズ「バフィー ~恋する十字架~」のアンソニー・ヘッド。
どんなときにも支えてくれた夫のデニスを失くした晩年のマーガレット・サッチャーが振りかえるという形で彼女の過去の栄光が描かれます。過去に犠牲にしてきたことを悔やみ続ける姿にはどんな成功を遂げてきた人にとっても光と影があるということを教えてくれます。
メリル・ストリープのサッチャーぶりはすばらしく、若かりし頃から晩年までを熱演していて、この演技を見るだけでも価値のある作品です。