10月31日は映画監督のピーター・ジャクソンの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?
ピーター・ジャクソンは1961年10月31日にニュージーランドで生まれました。
1987年に監督・脚本・主演・特撮を手掛け4年の歳月を掛け完成させた「バッド・テイスト」(原題 Bad Taste)がカンヌ国際映画祭で評価され、一躍カルト映画の監督として世界的に名が知れるようになり、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作が大ヒット。
ピーター・ジャクソンの主な監督作品は次の通りです。
★「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ
20世紀最高の文学として知られるJ.R.R.トールキン原作による「指輪物語」を完全映画化した3部作。
イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセンほかが共演。
第1章「ロード・オブ・ザ・リング」(原題 The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring)は2002年3月2日(土)に公開され、興収90.7億円の大ヒット。
世界を滅ぼすことができる邪悪な指輪を手にしたホビット族のフロドは、魔法使いのガンダルフや剣士アラゴルン、エルフ族のレゴラスらとともに指輪を破壊するための旅に出る…
第74回アカデミー賞で撮影賞、作曲賞、メイクアップ賞、視覚効果賞の4部門を受賞。
第2章「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」(原題 The Lord of the Rings: The Two Towers)は2003年2月22日(土)に公開され、興収79億円の大ヒット。
ホビット族のフロドが、世界を支配する力を持つという指輪を葬りに行く旅を軸に、前作のラストで別れ別れになった「旅の仲間」たちの過酷な運命を描く…
第75回アカデミー賞で視覚効果賞、音響効果賞を受賞。
最終章「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(原題: The Lord Of The Rings: The Return Of The King)は2004年2月14日(土)に公開され、興収103億円の大ヒット。
冥王サウロンは強大な軍をアラゴルンの祖国ゴンドールに送りこみ、アラゴルンやガンダルフたちの命がけの決戦が始まる…
第76回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響賞、編集賞の11部門を受賞。
★「キング・コング」(原題 King Kong)
ナオミ・ワッツ、エイドリアン・ブロディ共演で特撮映画の古典的名作を最新のテクノロジーを駆使してリメイクしたスペクタクル・アドベンチャー。
2005年12月17日(金)に公開され、興収23.5億円の大ヒット。
幻の孤島で捕らえられたキング・コングと人間の美女の悲恋を最新鋭の視覚効果でリメイク。
★「ラブリーボーン」(原題 The Lovely Bones)
マーク・ウォルバーグ、シアーシャ・ローナン共演で14歳で殺されてしまった少女が家族や友人たちが立ち直っていく姿を天国から見守り続けるファンタジー・ドラマ。
2010年1月29日(金)に公開され、興収7億円。
14歳で殺されてしまった少女スージー・サーモンは天国から父親の犯人探しを助け、迫りくる危険から家族を守ろうと天国から地上を見守り続ける…
★「ホビット」シリーズ
J.R.R.トールキンの「指輪物語」の前日譚にあたる「ホビットの冒険」を映画化した3部作。
イアン・マッケラン、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジほかが共演。
第1章「ホビット 思いがけない冒険」(原題 The Hobbit: An Unexpected Journey)は2012年12月14日(金)に公開され、興収17.8億円のヒット。
ホビット族のビルボ・バギンズは魔法使いガンダルフに誘われ、13人のドワーフたちと共に、恐るべきドラゴン”スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すための危険な冒険に思いがけなく加わる…
第2章「ホビット 竜に奪われた王国」(The Hobbit: The Desolation of Smaug)は2014年2月28日(金)に公開され、興収14億円のヒット。
恐るべき巨大な竜”スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すため、ビルボたち一行はさらなる壮大な冒険を繰り広げる…
最終章「ホビット 決戦のゆくえ」は2014年12月13日(土)に公開され、興収16億円。
レゴラスらエルフ族も加わった旅の一行は、一頭で一国を滅ぼすと伝えられる恐ろしい邪竜”スマウグ”、そして闇にうごめく強大な敵との世界の命運を握る最終決戦に挑む…
今後のさらなる活躍が期待されるピーター・ジャクソン監督。
ピーター・ジャクソンの監督作で一番好きなのはどの作品ですか?