トム・クランシー原作の「ジャック・ライアン」シリーズで一番好きなのはどの作品ですか?
トム・クランシーは1947年4月12日にメリーランド州ボルチモアで生まれました。
代表作はベストセラーとなった「ジャック・ライアン」シリーズ。
アレック・ボールドウィン主演「レッド・オクトーバーを追え」、ハリソン・フォード主演「パトリオット・ゲーム」、「今そこにある危機」、ベン・アフレック主演「トータル・フィアーズ」、そしてクリス・パイン主演「エージェント:ライアン」が映画化されていますが、どの作品が一番好きですか?
★「レッド・オクトーバーを追え」(原題 The Hunt For Red October)
ジョン・マクティアナン監督がアレック・ボールドウィン、ショーン・コネリー共演で映画化したシリーズ第1弾。
1990年7月13日(土)に公開され、配収10億円のヒット。
突然姿を消したソ連の最新原子力潜水艦・レッド・オクトーバー。対応に苦悩したCIAは、艦長の真意を探るためにひとりの男を送り込む…
ソ連の原子力潜水艦・レッド・オクトーバーの艦長を演じるショーン・コネリーの迫力あふれる演技。負けずに熱演するアレック・ボールドウィン。そして「ダイ・ハード」のジョン・マクティアナン監督らしい畳みかけるサスペンスが楽しめる軍事スリラーの傑作です。
★「パトリオット・ゲーム」(原題: Patriot Games)
フィリップ・ノイス監督がハリソン・フォード主演で映画化したシリーズ第2弾。
1992年8月1日(土)に公開され、配収12億円のヒット。
ロンドンでテロに巻き込まれた皇太后の師弟を救ったジャック・ライアンは、テロリストの弟を射殺したため彼らの標的となってしまう…
ハリソン・フォードがジャック・ライアンに交代し、新しいジャック・ライアンを披露。前作に比べるとアクション色が強くなった印象がありますが、テロリストとCIAの攻防はスリリングで最後まで楽しめる作品です。
★「今そこにある危機」(原題 Clear And Present Danger)
フィリップ・ノイス監督がハリソン・フォード主演で映画化したシリーズ第3弾。
1994年12月10日(土)に公開され、配収9億円のヒット。
南米麻薬カルテルの壊滅を命じられたCIA情報担当副長官、ジャック・ライアンは、組織の攻撃を受けてその背後に隠された陰謀に気付く…
コロンビアの麻薬カルテルを巡り、カルテル、FBI、CIAの三つ巴の戦いを描いた娯楽大作。アクション色が非常に強く、CIA内の陰謀、それに絡むアメリカ大統領の思惑などストーリー展開もスリリングで楽しめます。
★「トータル・フィアーズ」(原題 The Sum Of All Fears)
フィル・アルデン・ロビンソン監督がベン・アフレック主演で映画化したシリーズ第4弾。
2002年8月10日(土)に公開され、興収21億円のヒット。
アメリカとロシアの間で国際緊張の事態が発生。ジャック・ライアンは原因の調査を続けるが、アメリカに1発の核ミサイルが落とされ、世界は一気に第3次世界大戦の危機へ…
世界各地に散在する危機の火種がやがて第三次世界大戦勃発へと向かう恐怖がうまく描かれていて、最後まで楽しめます。ジャック・ライアンもベン・アフレックになり、モーガン・フリーマンとの共演も楽しめます。
★「エージェント:ライアン」(原題 Jack Ryan: Shadow Recruit)
ケネス・ブラナー監督がクリス・パイン主演で若きジャック・ライアンの活躍を描いたシリーズ第5弾。
2014年2月15日(土)に公開され、興収5.2億円。
経済アナリストからCIAエージェントにリクルートされたスパイ経験ゼロのジャック・ライアンが、天才的情報分析力で巨大な謎を解析し、ポスト911の全く新しい世界規模の次世代テロに挑む…
若きジャック・ライアンがCIAエージェントとして活躍するまでを描いていて、クリス・パインの瑞々しい演技が光ります。
トム・クランシーは2013年10月1日に死去されてしまいましたが、「ジャック・ライアン」シリーズでどの作品が一番好きですか?