クリストファー・ノーラン監督が「原爆の父」の栄光と没落の生涯を描いた「オッペンハイマー」(原題 Oppenheimer)、3月29日(金)公開。
人類に原子爆弾という存在をもたらした「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者のJ・ロバート・オッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤…
第2次世界大戦中、物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。しかし、実験で原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは水素爆弾の開発に反対の姿勢を示したことから追い詰められていく…
ピュリッツァー賞を受賞したカイ・バード、マーティン・J・シャーウィンのノンフィクション「『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」(現タイトル: 「オッペンハイマー」)をクリストファー・ノーランが監督・脚本・製作を手掛けて映画化。
オッペンハイマーにはノーラン作品常連の俳優キリアン・マーフィ。
妻キティにはエミリー・ブラント、原子力委員会議長のルイス・ストロースにはロバート・ダウニー・Jr.。
マット・デイモン、ラミ・マレック、フローレンス・ピュー、ケネス・ブラナーほかが共演。
音楽は「TENET テネット」のルドウィグ・ゴランソン。
第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞、キリアン・マーフィが主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞、撮影賞、編集賞、ルドウィグ・ゴランソンが作曲賞の7部門を受賞。
第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯。