日別アーカイブ: 2024年2月10日

ジョセフ・ゴードン=レビット主演、オリヴァー・ストーン監督の社会派ドラマ「スノーデン」、NHK BSで2月12日(月)放送。




オリヴァー・ストーン監督ジョセフ・ゴードン=レビット主演でアメリカ政府の最高機密を暴露した実在の人物を描いた「スノーデン」(原題 Snowden)、1月27日(金)公開。

オリヴァー・ストーン監督ジョセフ・ゴードン=レビット主演でアメリカ政府の最高機密を暴露した実在の人物を描いた「スノーデン」(原題 Snowden)
2017年1月27日(金)に公開され、興収1.74億円。
元CIAおよびNSA職員のエドワード・スノーデンが国家の最高機密を暴露した2013年の9年前にさかのぼり、国を愛する若者の理想が打ち砕かれていく…

NSA(米国国家安全保障局)の職員だったエドワード・スノーデンがキャリアを捨て、恋人との幸せな日常までを捨て、なぜ国家の重大機密を告発するまでに至ったか!?告発から9年前にさかのぼり、国を愛する平凡な若者が恐るべき現実に理想を打ち砕かれていく様を描く…

オリヴァー・ストーン監督が2013年6月にイギリスのガーディアン紙のスクープに端を発した実話を映画化。
エドワード・スノーデンにはジョセフ・ゴードン=レビット
スノーデンの恋人リンゼイ・ミルズにはシャイリーン・ウッドリー
メリッサ・レオザッカリー・クイントトム・ウィルキンソンリス・エヴァンスニコラス・ケイジほかが共演。
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実際のスノーデン本人と見まがうほど瓜ふたつの風貌、声色、仕種をマスターして演じるジョセフ・ゴードン=レビット。オリヴァー・ストーン監督が衝撃の実話を映画化。

★「スノーデン」(字幕スーパー)
NHK BS
2月12日(月)
13:00〜15:15




第97回キネマ旬報ベスト・テンが発表。外国映画ベスト・テンでどの作品を見ましたか?




第97回キネマ旬報ベスト・テンが発表。外国映画ベスト・テンでどの作品を見ましたか?

1位はケイト・ブランシェット主演「TAR ター」
2位はマーティン・スコセッシ監督「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
続いてアキ・カウリスマキ監督「枯れ葉」、カンヌ国際映画祭審査員賞受賞「EO イーオー」、スティーヴン・スピルバーグ監督「フェイブルマンズ」、マーティン・マクドナー監督「イニシェリン島の精霊」… 外国映画ベスト・テンは→

第97回キネマ旬報ベスト・テンの外国映画ベスト・テンは次の通りです。
1位 「TAR ター」(原題 TAR)

ケイト・ブランシェット主演、天才指揮者リディア・ターの物語。「リトル・チルドレン」のトッド・フィールドが監督・脚本・製作ニーナ・ホス、ノエミ・メルランほかが共演。
2023年5月12日(金)に公開され、興収0.3億円。
ベルリンフィル初の女性マエストロとなったリディア・ターが重圧や陰謀により追い詰められていく…
第80回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門主演女優賞第79回ベネチア国際映画祭でポルピ杯(最優秀女優賞)を受賞。

2位 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(原題 Killers of the Flower Moon)

マーティン・スコセッシ監督レオナルド・ディカプリオ主演で実話を基に描いた西部劇サスペンス。ロバート・デ・ニーロ、リリー・グラッドストーン、ジェシー・プレモンスほかが共演。
2023年10月20日(金)に公開され、興収2.5億円。
石油を採掘したアメリカ先住民の部族から富を奪おうと悪事を加速させていく白人たちを、ある男女の恋を絡めて描く…
オクラホマで起こった先住民族の連続殺人という悲惨な事件をスリリングかつエモーショナルに描く…

3位 「枯れ葉」(原題 Kuolleet lehdet)

フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督が5年ぶりに手掛けたラブ・ストーリー。アルマ・ポウスティ、ユッシ・バタネンほかが共演。
2023年12月15日(金)公開。
フィンランドのヘルシンキを舞台に孤独を抱えながら生きる男女が、かけがえのないパートナーを見つけようとする…
第76回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞第96回アカデミー賞で国際長篇映画賞のフィンランド代表に選出
戦争や暴力がはびこる世の中で、たったひとつの愛を信じつづける恋人たちの姿…

4位 「EO イーオー」(原題 EO)

カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。ロバの目を通して描かれる現代の寓話、5月5日(金)公開。「エッセンシャル・キリング」のポーランドのイエジー・スコリモフスキが監督・脚本・製作サンドラ・ドルジマルスカほかが共演。
心優しきパフォーマーのカサンドラとサーカス団で暮らしていたロバのEOは、ある日サーカス団から連れ出されてしまう…
第75回カンヌ国際映画祭で審査員賞、作曲賞を受賞第95回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネート
一頭のロバの目を通して描かれる人間のおかしさと愚かさ。

5位 「フェイブルマンズ」(原題 The Fablemans)

スティーヴン・スピルバーグ監督が映画監督になる夢を叶えた自身の原体験を描いたドラマ。ガブリエル・ラベル、ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノほかが共演。
2023年3月3日(金)に公開され、興収1.9億円。
初めて訪れた映画館で映画に魅了された少年サミー・フェイブルマンが様々な人々との出会いを通じて映画監督になる夢を追い求める…
第80回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞、監督賞を受賞。第95回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞ほか7部門にノミネート。

6位 「イニシェリン島の精霊」(原題 The Banshees of Inisherin)

「スリー・ビルボード」のマーティン・マクドナー監督が人の死を予告するというアイルランドの精霊バンシーを描いたヒューマン・ドラマ。コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソンほかが共演。
2023年1月27日(金)に公開され、興収1.0億円。
島民全員が顔見知りであるアイルランドの孤島を舞台に親友同士の男たちの間で起こる絶縁騒動…
第80回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門で作品賞、コリン・ファレルが主演男優賞、脚本賞を受賞。
第74回ヴェネチア国際映画祭で脚本賞、コリン・ファレルがポルピ杯(最優秀男優賞)の2部門トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞。
才気に満ちたセリフの応酬とともに喜劇と悲劇のはざまを揺れ続け、突然訪れるクライマックス…

7位 「別れる決心」(原題 Decision to Leave)

パク・チャヌク監督が殺人事件を追う刑事と被疑者が惹かれ合っていく姿を描いたサスペンス・ドラマ。パク・ヘイル、タン・ウェイほかが共演。
2023年2月17日(金)公開。
ある殺人事件をきっかけに刑事と被疑者として出会った男女が疑念を抱きながらも惹かれ合っていく…
第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞
刑事と容疑者はひとつ目の殺人で別れ、ふたつ目の殺人で再会する。疑うほどに惹かれあうサスペンス・ロマン。

8位 「エンパイア・オブ・ライト」(原題 Empire of Light)

サム・メンデス監督オリヴィア・コールマン主演で描いた映画と映画館への讃歌。マイケル・ウォード、コリン・ファースほかが共演。
2023年2月23日(木・祝)に公開され、興収0.2億円。
1980年のイギリスの映画館で心に闇を抱えながら働くヒラリーが青年スティーヴンと出会い、心を通わせながら、生きる希望を見出していく…
1980年のイギリス南岸の静かなリゾート地に生きる人々の絆と”映画と映画館という魔法”。

9位 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(原題 Everything Everywhere All at Once)

ミシェル・ヨー主演の空前絶後のアクション・エンターテインント。ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナートが監督
2023年3月3日(金)に公開され、興収8.5億円。
赤字コインランドリーの経営に頭を抱えるエヴリンがマルチバースにジャンプし、カンフーの達人の”別の宇宙のエヴリン”の力を得て、巨大な悪と闘う…
第95回アカデミー賞で作品賞、監督賞、ミシェル・ヨーが主演女優賞、キー・ホイ・クァンが助演男優賞、ジェイミー・リー・カーティスが助演女優賞、脚本賞、編集賞の7部門、第80回ゴールデン・グローブ賞でミシェル・ヨーがミュージカル・コメディ部門主演女優賞、キー・ホイ・クァンが助演男優賞の2部門を受賞。
マルチバースとカンフーで世界を救え!?A24が贈る空前絶後のアクション・エンターテイメント。

10位 「ウーマン・トーキング 私たちの選択」(原題 Women Talking)

サラ・ポーリーが監督・脚本、尊厳を守るための女性たちの物語。南米ボリビアで実際にあった事件を基にしたミリアム・トウズの小説を映画化。ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショーほかが共演。
2023年6月2日(金)公開。
キリスト教一派の村で性暴力に遭った女性たちが自らの未来を懸けた話し合いを行う…
第95回アカデミー賞で脚色賞を受賞。
実話を基にした、自らの尊厳を守るために語り合った女性たちの物語。

情報元: キネマ旬報ベスト・テン
キネマ旬報 2024年2月増刊