「午前十時の映画祭13」3月1日(金)から「愛と哀しみと音楽と」として「愛と哀しみのボレロ」、「海の上のピアニスト」を上映。
★「愛と哀しみのボレロ」(原題 Les Uns et les Autres)
Group A: 3月1日(金)〜3月14日(木)
Group B: 3月15日(金)〜3月28日(木)
「男と女」の名匠クロード・ルルーシュが監督・脚本・製作を手掛けた集大成ともいうべき3時間に及ぶ超大作。ロベール・オッセン、ジョルジュ・ドン、ダニエル・オルブリフスキーほかが共演。
1981年10月16日(土)公開。
指揮者カラヤン、作曲家グレン・ミラー、舞踏家ルドルフ・ヌレエフ、歌手エディット・ピアフという4人の芸術家たちをモデルにした1930年代から80年代の半世紀を超え、運命の糸に結ばれた四家族の物語。
世界的舞踏家ジョルジュ・ドンがラヴェルの“ボレロ”のリズムとメロディに合わせて披露するダンスは圧巻のクライマックス。
★「海の上のピアニスト」(原題 La leggenda del pianista sull’oceano)
Group B: 3月1日(金)〜3月14日(木)
Group A: 3月15日(金)〜3月28日(木)
「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督と映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組んで伝説のピアニストの半生を描いた珠玉のファンタジー・ドラマ。ティム・ロス、ブルート・テイラー・ヴィンスほかが共演。
1999年12月18日(土)に公開され、興収16億円。
海の上で生まれ、一度も船を降りることのなかった天才ピアニストのナインティーン・ハンドレッドの数奇な生涯…
ジャズピアニストとのピアノ対決、シケで揺れる船の大広間でピアノごと移動しながらの演奏など、伝説にふさわしい名場面が次々と展開。
3位 「イヴの総て」(原題 All About Eve) ジョセフ・L・マンキウィッツ監督がアン・バクスター、ベティ・デイヴィス共演でブロードウェイの舞台裏でベテラン女優と新進女優の名声とプライドを賭けた戦いを描いたドラマ。
99%フレッシュ
満場の拍手喝采の中、スターの座を手にしたイヴ。恩人である大女優を欺き、数々の策謀を巡らせてついに演劇界の頂点にのし上がっていた… 第23回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、ジョージ・サンダースが助演男優賞、衣装デザイン賞(白黒)、録音賞の6部門、第8回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞、第4回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞、ベティ・デイヴィスが女優賞の2部門を受賞。
欲望が渦巻く演劇界の裏側をドラマティックな展開とウィットに富んだ会話で浮き彫りにしていて、ベティ・デイヴィスとアン・バクスターの白熱の演技合戦が楽しめます。
4位「波止場」(原題 On The Waterfront) エリア・カザン監督がマーロン・ブランド主演で正義を貫くために奮闘する男の姿を描いたドラマ。
1954年6月24日(土)公開。
99%フレッシュ
波止場で働くテリーは、港を牛耳る男の命令で兄が仲間を殺す現場を目撃。殺された男の妹が嘆く姿を見て、テリーは法廷での証言を決意する… 第27回アカデミー賞で作品賞、監督賞、マーロン・ブランドが主演男優賞、エヴァ・マリー・セイントが助演女優賞、脚本賞、編集賞、白黒部門の撮影賞、美術監督賞の8部門、第12回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞と主演男優賞、監督賞、撮影賞の4部門を受賞。
ボクサー崩れのチンピラを演じるマーロン・ブランドの迫真の演技とエリア・カザン監督ならではの骨太の演出が光ります。
9位「西部戦線異状なし」(原題 All Quiet on the Western Front) エリッヒ・マリア・レマルクのベストセラー小説をルイス・マイルストン監督がルイス・エイヤース、ルイス・ウォルハイム共演で映画化した反戦映画。
1930年10月24日(土)公開。
98%フレッシュ
第一次世界大戦下のドイツ。少年ポールは愛国精神に心を動かされ入隊を決意するが、戦いの最前線は想像を絶する世界だった… 第3回アカデミー賞で作品賞、監督賞を受賞。
迫力あふれる戦闘シーン、全編を貫く戦争批判とヒューマニズム。歴史に残る戦争映画の名作です。