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9月22日は映画監督の樋口真嗣の誕生日。監督作でどの作品が好きですか?




9月22日は映画監督の樋口真嗣の誕生日。監督作でどの作品が好きですか?

樋口真嗣は1965年9月22日に東京都新宿区で生まれました。
「王立宇宙軍 オネアミスの翼」では助監督、「ふしぎの海のナディア」では監督・絵コンテを担当。
金子修介監督の平成版「ガメラ」シリーズでは特技監督を務め、「ローレライ」で本格的長編監督デビュー。「日本沈没」「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」「のぼうの城」「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」などを監督。

樋口真嗣監督の主な作品は次の通りです。
「ガメラ 大怪獣空中決戦」
ガメラ 大怪獣空中決戦
金子修介監督樋口真嗣が特技監督を務め、14年ぶりに復活した平成ガメラシリーズ第1弾。
1995年3月11日(土)に公開され、配収5.2億円。
遙かな時を超え、守護神ガメラと怪鳥ギャオスが首都上空で大空中バトルを繰り広げる。
地に足のついた無駄の無いストーリー、リアリティを追求した特撮シーンの数々。日本特撮映画の金字塔ともいえる名作です。
続編として1996年「ガメラ2 レギオン襲来」(配収7億円)、1999年「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」(配収6億円)でも特技監督を担当。

「ローレライ」
ローレライ
福井晴敏のベストセラー小説役所広司妻夫木聡共演で描いた戦争スペクタクル巨編。樋口真嗣の本格的長編監督デビュー作。
2005年3月5日(土)に公開され、配収24億円。
ローレライ・システムなる新型特殊兵器を搭載し、日本の未来を託された潜水艦・伊507の命運と様々な事情を抱え乗り合わせた男たちの正義と命を懸けた闘いを描く…
ダイナミックな海戦シーンなど迫力あふれる映像と役所広司ほか豪華俳優陣の共演が楽しめます。

「日本沈没」
日本沈没
小松左京のベストセラー小説草彅剛柴咲コウ共演で映画化したスペクタクル・パニック超大作。
2006年7月15日(土)に公開され、興収53.4億円。
日本列島の沈没という未曾有の危機を迎えパニックに陥る日本国民の姿とその中で出会った一組の男女の運命の行方を描く…
最先端の技術を駆使したパニックシーンの迫力は一見の価値がありますが、1973年の作品があまりにも衝撃がありすぎただけに、オリジナルのパニック大作として楽しんだほうがいいかも。

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
黒澤明監督「隠し砦の三悪人」松本潤長澤まさみ共演でリメイクしたエンタテインメント活劇。
2008年5月10日(土)に公開され、興収9.3億円。
戦乱の世、隣国侵攻の危機から国を救う金塊と姫君を守りつつ、侍と若者たちが絶体絶命の敵陣突破を展開する…
黒澤明監督の名作を現代風に大胆にアレンジ。黒澤明監督の作品があまりにも偉大すぎるため、オリジナルの娯楽活劇として楽しんだほうがいいかも。

「のぼうの城」
のぼうの城02
和田竜の大ベストセラー小説を日本を代表する犬童一心とダブル監督野村萬斎主演で映画化した戦国スペクタル・エンタテインメント。
2012年11月2日(土)に公開され、興収28.4億円。
領民から”のぼう様”と呼ばれて慕われた城代・成田長親を主人公に、豊臣秀吉が唯一落とせなかった城”忍城”の合戦を描く…
成田長親を野村萬斎ならではの演技で飄々と演じてくれていて、魅力全開!! 豊臣軍の”水攻め”のシーンや忍城軍の地の利を活かした戦いのシーンも迫力満点です。

「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN02
諫山創の大人気コミック三浦春馬主演で実写映画化した2部作の前篇。
2015年8月1日(土)に公開され、興収32.5億円。
巨人の侵攻を防ぐべく壁を作り平和を保っていた人類たちは、ある日突然現れた超大型巨人が壁を破壊したことにより、巨人たちと戦うことを迫られる…
賛否両論の物議を醸し出しましたが、日本で最先端の技術を使って再現した「進撃の巨人」ワールド。迫力あふれる映像です。

後篇「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD」は2015年9月19日(土)に公開され、興収16.8億円。
進撃の巨人_エンド オブ ザ ワールド

「シン・ゴジラ」
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東宝が約12年ぶりに製作庵野秀明が脚本・総監督を手掛けたシリーズ最新作。樋口真嗣は監督・特技監督。長谷川博己竹野内豊石原さとみ高良健吾大杉漣柄本明共演。
2016年7月29日(金)に公開され、興収82.5億円。
賛否両論ありますが、庵野秀明が脚本、総監督を手掛けているだけに、大胆な新しい解釈で映像化した「ゴジラ」ワールド。「ヱヴァンゲリヲン」を彷彿とさせる庵野秀明ワールドが展開。

「シン・ウルトラマン」

SF特撮ヒーロー「ウルトラマン」庵野秀明が企画・脚本樋口真嗣が監督を務めて新たに映画化。斎藤工、西島秀俊、長澤まさみほかが共演。
2022年5月13日(金)に公開され、興収43.8億円。
謎の巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」が現れ、危機に直面した現代の日本で大気圏外から銀色の巨人「ウルトラマン」が出現する…
「ウルトラマン」の企画・発想の原点に立ち還り、現代日本を舞台に未だ誰も見たことのない“ウルトラマン”が初めて降着した世界。

これからもさらなる活躍が期待される樋口真嗣監督。監督作でどの作品が好きですか?




フランソワ・トリュフォー監督が自身の少年時代をモチーフに描いた長編デビュー作「大人は判ってくれない」、NHK BSプレミアムで9月22日(木)放送。




フランソワ・トリュフォー監督が自身の少年時代をモチーフに描いた長編デビュー作「大人は判ってくれない」、NHK BSプレミアムで9月22日(木)放送。

フランソワ・トリュフォー監督が自身の少年時代をモチーフに描いた長編デビュー作「大人は判ってくれない」(原題 Les Quatre Cents Coups)
1960年3月17日(金)公開。
両親の愛を知らずに育った12歳のアントワーヌ・ドワネルは自分の居場所を見つけることができず、周囲と行き違い、鑑別所に送られてしまう…
カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。

パリの下町で両親の愛を知らずに育った12歳の少年アントワーヌ・ドワネルは、自分の居場所を見つけることができず、学校をさぼり、家出をし、遊ぶ金欲しさに盗みをはたらいてしまう。ドワネルの行動は常に周囲と行き違い、遂には鑑別所に送られてしまう…

ヌーベルバーグを代表するフランソワ・トリュフォーが監督・原案・脚本を手掛けた長編監督デビュー作。
12歳のアントワーヌ・ドワネルにはジャン・ピエール・レオ
クレール・モーリエ、アルベール・レミーほかが共演。
第12回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞

Prod DB © Films du Carrosse / DR
LES 400 COUPS (LES QUATRE-CENTS COUPS) de François Truffaut 1959 FRA avec Jean-Pierre Leaud
affiche originale belge
nouvelle vague,


監督自身の少年時代をモチーフに多感な少年の孤独に揺れる心を繊細で斬新な表現で描き、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した名作。

★「大人は判ってくれない」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
9月22日(木)
13:00~14:40




エリック・バナ主演でオーストラリアのリアルを描いたクライム・サスペンス「渇きと偽り」、9月23日(金・祝)公開。




エリック・バナ主演でオーストラリアのリアルを描いたクライム・サスペンス「渇きと偽り」(原題 The Dry)、9月23日(金・祝)公開。

旧友の葬儀に出ようとメルボルンに戻った連邦警察官アーロン・フォークはそこで起きた過去と現在の殺人事件を調べていく…

メルボルンの連邦警察官アーロン・フォークは旧友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに故郷に帰ってくる。命を断つ前に妻と子供を殺したとされるルークの行動を調べるうち、数十年前に起きた当時17歳の少女エリーの死亡事件との関連を疑う。次第に親友の事件は単なる自殺ではないことを突き止め、さらに過去の少女の死の真相も知ることになる…

ジェイン・ハーパーのベストセラー小説を「ファイナル・アワーズ」のプロデューサーのロバート・コノリーが監督を手掛けて映画化。

連邦警察官のアーロン・フォークにはエリック・バナ
ジュネヴィーヴ・オライリー、キーア・オドネル、ジョン・ポルソンほかが共演。

エリック・バナは原作にほれ込み、自らプロデューサーも務め、本作で約13年ぶりに母国オーストラリアの映画に主演。
干ばつにあえぐ閉鎖的な田舎町で起こった、現在と過去の2つの殺人事件を通して描かれるオーストラリアの社会が直面する問題。

「渇きと偽り」公式サイト

「渇きと偽り」公開劇場リスト