9月19日は映画監督の細田守の誕生日。監督作でどの作品が好きですか?
細田守は1967年9月19日に富山県中新川郡上市町で生まれてました。
東映動画のアニメーターとして活躍し、「ゲゲゲの鬼太郎」(第4期)で演出家として本格的にデビュー。
「劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」を監督。
「時をかける少女」が限定公開ながらロングランの大ヒット、「サマーウォーズ」、「おおかみこどもの雨と雪」、「バケモノの子」、「未来のミライ」を監督してきました。
細田守監督の代表作は次の通りです。
★「時をかける少女」
筒井康隆のファンタジー小説を長編アニメーション映画化。
原作の20年後を舞台に過去に遡ってやり直せる”タイムリープ”能力を身につけたヒロインの淡い恋の行方と心の成長を描く…
2006年7月15日(土)に全国で6館から劇場公開され、幅広い観客の評判を呼び、連日長蛇の列を作り、異例の8ヶ月を超えるロングラン上映され、興収2.6億円を挙げるヒット。
高校生の真琴は自転車で遭遇した踏切事故をきっかけに、過去に遡ってやり直せる力”タイムリープ”能力を手に入れ、自身や友人の恋騒動をめぐり奔走する…
第30回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、第39回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門最優秀長編作品賞をはじめ、国内外における映画・アニメ賞などを受賞。
少女の一度きりの夏。まぶしすぎる一瞬の輝き、大切なことを思い出させてくれるキラキラした感動の物語。ヒロインの快活さが満ちあふれていて、現代の”時をかける少女”と呼ぶにふさわしい作品です。
★「サマーウォーズ」
気弱な理系少年の思いも寄らぬひと夏の大冒険を描いたSF青春アドベンチャー。
2009年8月1日(土)に公開され、興収17億円。
仮想空間OZが人々に浸透した近未来。先輩の夏希に頼まれ、彼女の実家を訪れた高校生の健二は、個性的な家族に振り回される中、謎の数字が書かれたメールを受信する…
第33回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門最優秀長編作品賞をはじめ、国内外における映画・アニメ賞などを受賞。
“家族”の絆の大切さと人を信頼することの大切さを真正面から訴えかけた感動ドラマ。迫力のアクション満載で楽しめます。
★「おおかみこどもの雨と雪」
おおかみ男と結婚した人間の女性・花と子どもたちの成長を描いたファンタジー。
2012年7月21日(土)に公開され、興収42.2億円。
19歳の主人公・花の”おおかみおとこ”との出会いから、恋愛、結婚、出産、子育て。そして、その子供たち≪おおかみこども≫の成長と自立までの13年間を描く…
第36回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、第45回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門最優秀長編作品賞など国内外における映画・アニメ賞などを受賞。
おおかみおとこと恋をした花の健気に前向きに生きていく姿と二人のおおかみこどもの成長していく姿をセリフに頼らずに映像で見せてくれ、心を温かくしてくれ、気持ちを前向きにしてくれます。
★「バケモノの子」
孤独を抱えたバケモノと少年の出会いと冒険を描いたファンタジー。
2015年7月11日(土)に公開され、興収58.5億円。
第39回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞を受賞。
人間界<渋谷>とバケモノ界<渋天街>という交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とバケモノの物語。
バケモノの熊徹と弟子となった九太。自分の気持ちを表現することが不器用な二人がぶつかり合いながら、絆を築いていく姿には感動させてくれ、勇気を与えてくれます。
★「未来のミライ」
「バケモノの子」以来約3年ぶりとなる細田守が監督・原作・脚本。未来からやってきた妹と4歳の少年の心の交流を描いたファンタジー・アニメーション。
2018年7月20日(金)に公開され、興収28.8億円。
甘えんぼうの4歳男児のくんちゃんと未来からやって来た妹のミライちゃんと出会い、初めての体験を繰り返して成長していく…
見たことのない世界、初めての体験、たくさんの出会いを通して成長していく小さなお兄ちゃんの不思議な大冒険。細田守監督ならではの日常のなかにこそある感動とファンタジーが融合した物語。
これからもさらなる活躍が期待される細田守監督。
監督作でどの作品が好きですか?