前作「トップガン」(原題 Top Gun)は1986年12月6日(土)に公開され、配収39.5億円。 トニー・スコット監督がトム・クルーズ主演で米海軍のエリートパイロット養成訓練所”トップガン”に選ばれた血気盛んな候補生のマーベリックの挫折と成長をロックのリズムに乗せてテンポのいい映像で描いたスカイ・アクション。
ベルリンの歌う「愛は吐息のように:Take My Breath Away」は第59回アカデミー賞と第44回ゴールデン・グローブ賞の主題歌賞を受賞し、ケニー・ロギンスの歌う「デンジャー・ゾーン」も大ヒット。
トム・クルーズは血気盛んな候補生のマーベリックを演じ、世界的大ヒットでトップスターの仲間入りを果たしました。
前作のトニー・スコット監督が死去され、「トロン:レガシー」、「オブリビオン」のジョセフ・コシンスキーが監督。 プロデューサーにはジェリー・ブラッカイマーが再登板、脚本は「ハンガー・ゲーム THE FINAL」2部作のピーター・クレイグ、実写版「ジャングル・ブック」のジャスティン・マークス、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のアシュリー・ミラー&ザック・ステンツ、「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のクリストファー・マッカリーが共同で執筆。
アイスマンにはヴァル・キルマーが復帰。マーヴェリックの親友グースの息子には「セッション」のマイルズ・テラー。 ジェニファー・コネリー、グレン・パウエル、エド・ハリスほかが共演。
作品のトーンやスタイルは前作を踏襲し、音楽は前作のハロルド・フォルターメイヤーとハンス・ジマーが担当。
全米では2020年6月26日(金)公開予定。日本での公開情報は現段階では未定ですが、今から楽しみです。
WatchMojo.comのダンス映画ベスト10は次の通りです。
1. 「ダーティ・ダンシング」(原題 Dirty Dancing) エミール・アルドリーノ監督がパトリック・スウェイジ、ジェニファー・グレイ共演で描いた青春ラブ・ストーリー。
1987年11月21日(土)公開。
1960年代を舞台に、一家で避暑地を訪れた18歳の少女が経験する恋を激しくセクシーなダンスをエッセンスに描く…
ビル・メドレーとジェニファー・ウォーンズが歌う“The Time of My Life”は第40回アカデミー賞で歌曲賞を受賞し、大ヒット。
1960年代アメリカの青春グラフィティをオールディーズ・ナンバーと華やかなダンスシーンにのせて描いたダンス映画の傑作です。
5. 「雨に唄えば」(原題 Singin’ In The Rain) ジーン・ケリーとスタンリー・ドーネンが共同監督、ジーン・ケリー、ドナルド・オコナー、デビー・レイノルズ共演のミュージカルの傑作。
1953年4月1日(土)公開。
サイレント映画からトーキーへと変わりつつあるハリウッドを舞台に映画スターの恋を描く…
どしゃ降りの雨の中、ジーン・ケリーが歌い踊る「雨に唄えば」から、ジーン・ケリー、ドナルド・オコナー、デビー・レイノルズの3人が陽気に歌う「グッドモーニング」など数々のナンバーが楽しるミュージカルの傑作です。
6. 「トップ・ハット」(原題 Top Hat) マーク・サンドリッチ監督がフレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース共演でスターとモデルの恋を描いたミュージカルの傑作。
1936年1月公開。
ロンドンに招かれたアメリカのレビュー・スターのジェリーは同じホテルに宿泊していたモデルのデイルにひと目惚れしてしまう…
心弾むタップのリズム、おしゃれなエレガンス、とろける甘美なロマン、今日まで愛されつづける名曲の数々。
7. 「ラストダンス」(原題 Save The Last Dance) ブルース・ベレスフォード監督がシャロン・ストーン主演で死刑囚の女性と彼女を救おうとする弁護士の愛を描いたヒューマン・ドラマ。
19歳のとき、幼なじみとその恋人を殺し、12年の獄中生活を経て死刑執行まで30日と迫ったシンディ。彼女の恩赦申請のため派遣された若き弁護士リチャードは彼女に心動かされ、事件を再び調査し始めていく…
ダンス映画というよりは社会派サスペンス映画という内容で、ノーメイクで死刑囚をリアルに演じたシャロン・ストーンの迫真の演技が光ります。
8. 「リトル・ダンサー」(原題 Billy Elliot) スティーブン・ダルドリー監督がジェイミー・ベル主演でバレエ・ダンサーに憧れる少年の成長を描いたヒューマン・ドラマ。
2001年1月27日(土)に公開され、興収7億円。
イギリス北部の炭鉱町を舞台にバレエ・ダンサーを目指す11歳の少年ビリーの夢と家族の愛を描く…
第73回アカデミー賞で監督賞、脚本賞、助演女優賞にノミネートされ、第54回英国アカデミー賞で英国作品賞、主演男優賞、助演女優賞を受賞。
少年ビリーの夢、家族の愛、友情など大切なことがたくさん詰まった作品で、少年ビリーがバレエ・ダンサーを目指して努力する姿は何度見ても感動させられます。
9. 「ホワイトナイツ/白夜」(原題 White Nights) テイラー・ハックフォード監督がミハイル・バリシニコフ、グレゴリー・ハインズ共演でソ連とアメリカから亡命した二人のダンサーの友情を描いたヒューマン・ドラマ。
1986年4月26日(土)公開。
芸術の自由を求めて祖国を捨てたソ連のバレエ・ダンサーのニコライと自国の政策に抵抗してソ連に亡命したアメリカのタップ・ダンサーのレイモンドの友情を描く…
魅力あふれるミハイル・バリシニコフのバレエ・ダンスとグレゴリー・ハインズが披露するタップ・ダンス。
特別編「SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁」(原題 Sherlock: The Abominable Bride)、2月19日(金)公開。
舞台を現代から1895年ビクトリア朝のロンドンに移し描かれるスペシャルエピソード。
★「ホビット 思いがけない冒険」(原題 The Hobbit: An Unexpected Journey) J.R.R.トールキンの「指輪物語」の前日譚にあたる「ホビットの冒険」をピーター・ジャクソン監督が映画化した3部作の第1弾。
2012年12月14日(金)に公開され、興収17.8億円。
ホビット族のビルボ・バギンズは魔法使いガンダルフに誘われ、13人のドワーフたちと共に、恐るべきドラゴン”スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すための危険な冒険に思いがけなく加わる…
ベネディクト・カンバーバッチは竜のスマウグのモーション・キャプチャと声も務めました。
第2章「ホビット 竜に奪われた王国」(原題 The Hobbit: The Desolation Of Smaug)は2014年2月28日(金)に公開され、興収14億円。
恐るべき巨大な竜”スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すため、ビルボたち一行はさらなる壮大な冒険を繰り広げる…
最終章「ホビット 決戦のゆくえ」(原題 The Hobbit: The Battle of the Five Armies)は2014年12月13日(土)に公開され、興収16億円。
レゴラスらエルフ族も加わった旅の一行は、一頭で一国を滅ぼすと伝えられる恐ろしい邪竜”スマウグ”、そして闇にうごめく強大な敵との世界の命運を握る最終決戦に挑む…
★「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(原題 Star Trek Into Darkness) J・J・エイブラムス監督がクリス・パイン主演で大人気のTVシリーズを再構築したスペース・アドベンチャーの第2弾。
2013年8月23日(金)に公開され、興収10.8億円。
平和な地球に突如訪れた史上最大の危機。復讐のために戻ってきた冷酷な悪、ジョン・ハリソンによって宇宙艦隊は壊滅寸前に。世界を救うためカーク艦長率いるエンタープライズ号のクルーたちが払わなくてはならない犠牲とは…
ベネディクト・カンバーバッチは世界滅亡を企む謎の男ジョン・ハリソンを演じ、「世紀の悪役」として世界中から絶賛。
J・J・エイブラムス監督ならでは濃厚なドラマが矢継ぎ早に展開し、一瞬たりとも見逃せない密度の濃いストーリーを見せてくれ、そこに3Dならではの奥行きあふれる映像が展開。ベネディクト・カンバーバッチの迫真の演技が光ります。
ロブ・ミンコフとロジャー・アラーズが監督を手掛けて”サークル・オブ・ライフ”という壮大なテーマを描いたディズニー・アニメーション。 音楽はハンス・ジマー。
主題歌はエルトン・ジョンの”Can You Feel the Love Tonight”。 第67回アカデミー賞で主題歌賞、作曲賞、第52回ゴールデン・グローブ賞でミュージカル・コメディ部門の作品賞、音楽賞、歌曲賞を受賞。
“サークル・オブ・ライフ”という壮大なテーマを、美しい映像と音楽でユーモアを交えて描いたディズニー・アニメの名作です。
またネルソン・マンデラを扱った映画としては次の作品もあります。
★「マンデラ 自由への長い道」(原題 Mandela: Long Walk To Freedom)
「ブーリン家の姉妹」のジャスティン・チャドウィック監督がネルソン・マンデラの自伝をイドリス・エルバ主演で実写化した伝記ドラマ。
2014年5月24日(土)公開。
人種隔離政策アパルトヘイトに挑む闘士から大統領となったネルソン・マンデラが歩んだ波瀾万丈の人生を、重厚なタッチで描く… U2のボノが書き下ろした主題歌「オーディナリー・ラブ」は第71回ゴールデン・グローブ賞で最優秀主題歌賞を受賞。
★「ネルソン・マンデラ 釈放の真実」(原題 Plot For Peace)
故ネルソン・マンデラの釈放で重要な役割を果たした謎のフランス人実業家の証言を基に描いたドキュメンタリー。
2014年4月12日(土)公開。
ネルソン・マンデラの釈放作戦を1981年当時現地に滞在していた謎のフランス人ビジネスマンのジャン=イヴ・オリヴィエを語り部に、マンデラ元夫人ウィニー、南アフリカの元大統領、外交官、反アパルトヘイトの闘志らといった関係者たちにコンタクトを取り、綿密に取材したドキュメント。監督、編集はカルロス・アグーヨ。