日別アーカイブ: 2018年9月28日

9月30日は小説家のトルーマン・カポーティの誕生日。「ティファニーで朝食を」、「カポーティ」は見たことはありますか?




9月30日は「ティファニーで朝食を」の小説家トルーマン・カポーティの誕生日「ティファニーで朝食を」「カポーティ」は見たことがありますか?
truman_capote
トルーマン・カポーティは1924年9月30日にルイジアナ州ニューオーリンズで生まれました。
代表作としては「ティファニーで朝食を」(1958年)、「冷血」(1966年)などがあります。

「カポーティ」(原題 Capote)
トルーマン・カポーティの半生を「マネーボール」のベネット・ミラー監督がフィリップ・シーモア・ホフマン主演で描いたドラマ。
カポーティ
2006年9月30日(土)公開。
カンザスでの一家惨殺事件に興味を持ったカポーティが、服役中の犯人に取材を試み、「冷血」として小説に書き上げるまでを描く…
トルーマン・カポーティにはフィリップ・シーモア・ホフマン
第78回アカデミー賞と第63回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で主演男優賞を受賞
キャサリン・キーナー、クリフトン・コリンズJr、クリス・クーパーほかが共演。
ゲイであることを隠さなかったカポーティをフィリップ・シーモア・ホフマンが熱演。

「ティファニーで朝食を」(原題 Breakfast At Tiffany’s)は1961年主演で映画化。
ティファニーで朝食を
「ピンク・パンサー」シリーズのブレイク・エドワーズ監督オードリー・ヘプバーンジョージ・ペパード共演で映画化したラブ・ロマンス。
1961年11月8日(土)公開。
舞台はNY。宝石店ティファニーに憧れ、ショーウインドーの前でクロワッサンをかじるのが大好きなホリー。同じアパートに越してきた作家志望の青年ポールは不思議な魅力をもつホリーに惹かれていく…
コールガールのホリーにはオードリー・ヘップバーン、青年作家のポールにはジョージ・ペパード
第34回アカデミー賞でヘンリー・マンシーニが音楽賞、「ムーン・リバー」が主題歌賞を受賞。
「ピンクパンサー」シリーズのブレイク・エドワーズ監督が原作とはちょっと違った展開で、主人公と語り手の作家との恋を中心に描いていて、軽妙なタッチとオードリー・ヘップバーンのキュートでエレガントな魅力がマッチした心地よいラブストーリーに仕上がっています。

「ティファニーで朝食を」、「冷血」と全くテイストの違った小説を書き上げてきたトルーマン・カポーティ。
1984年に心臓病で急死されましたが、映画化された2作品とも色あせることのない名作です。



サイモン・キンバーグが監督・脚本、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ソフィー・ターナー共演で描いた最新作「X-MEN: ダーク・フェニックス」の最新予告編が公開。




サイモン・キンバーグが監督・脚本ジェームズ・マカヴォイマイケル・ファスベンダーソフィー・ターナー共演で描いた最新作「X-MEN: ダーク・フェニックス」(原題 X-MEN: Dark Phoenix)の最新予告編が公開。
全米で2019年2月14日(金)公開予定が2019年6月7日(金)にさらに変更となってしまいました。

宇宙でのミッション中に未知の銀河の力を手に入れたジーン・グレイが無限大のパワーを制御できず、次第にその能力が暴走してしまう…

「X-MEN: アポカリプス」の10年後が舞台。念力とテレパシー能力を駆使するジーン・グレイは宇宙でのミッション中に謎のエネルギーと衝突し、能力を制御できなくなったことで、X-MENの仲間たちの団結だけでなく、地球にも危機が襲いかかる…

X-MENの原点を描いた「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」「X-MEN: フューチャー&パスト」「X-MEN: アポカリプス」に続く4作目。

原作コミックで有名なエピソード“ダーク・フェニックス サーガ”をベースに「X-MEN」シリーズの製作・脚本に携わってきたサイモン・キンバーグが監督・脚本を手掛けて映画化。

プロフェッサーXにはジェームズ・マカヴォイ、マグニートーにはマイケル・ファスベンダー、ジーン・グレイにはソフィー・ターナー、ミスティークにはジェニファー・ローレンス
ビーストにはニコラス・ホルト、サイクロップスにはタイ・シェリダン、ストームにはアレクサンドラ・シップ、ナイトクローラーにはコディ・スミット=マクフィー、クイックシルバーにはエヴァン・ピーターズが続投。
ジェシカ・チャステインが新たに参加。

全米では2019年6月7日(金)公開に延期となり、日本での公開情報が再び未定。原作コミックで有名なエピソード”ダーク・フェニックス サーガ”をサイモン・キンバーグ監督がどのように描くのか、楽しみです。

「X-MEN」公式facebookページ



横溝正史の小説を渥美清、萩原健一、小川真由美共演で映画化した「八つ墓村」、BSジャパンで9月29日(土)放送。




横溝正史の小説渥美清萩原健一小川真由美共演で映画化した「八つ墓村」、BSジャパンで9月29日(土)放送。
八つ墓村
横溝正史の小説野村芳太郎監督渥美清萩原健一小川真由美共演で映画化したミステリー「八つ墓村」
1977年10月29日(土)に公開され、配収19.86億円。
かつて落武者惨殺事件が起きた因縁の村で殺人事件が発生。八つ墓明神の祟りか、計画的な殺人か!?名探偵 金田一耕助の推理が冴えわたる!!

かつて落武者惨殺事件が起きた因縁の八つ墓村に忌まわしい血を持つ寺田辰弥が妖艶な未亡人、森美也子と共に帰ってくる。村人たちが恐れる中、再び血にまみれた戦慄の事件が次々と村を襲う。怨念か。それとも計画的な殺人か。名探偵、金田一耕助の名推理が奇妙な事件を飄々と紐解いていく…

横溝正史のミステリー小説を「砂の器」の野村芳太郎監督が映画化。
金田一耕助には渥美清
忌まわしい血を持つ寺田辰弥には萩原健一、妖艶な未亡人の森美也子には小川真由美
山崎努山本陽子市原悦子ほかが共演。

オカルト色に彩られた今なお語り継がれる金田一耕助映画屈指の異色作です。

★「八つ墓村」
BSジャパン シネマジャパン
9月29日(土)
18:30~20:54



ドイツでベストセラーとなった風刺小説を舞台俳優のオリヴァー・マスッチ主演で映画化したブラック・コメディ「帰ってきたヒトラー」、BS朝日で9月29日(土)公開。





ドイツでベストセラーとなった風刺小説を舞台俳優のオリヴァー・マスッチ主演で映画化したブラック・コメディ「帰ってきたヒトラー」、BS朝日で9月29日(土)公開。
帰ってきたヒトラー
現代によみがえったヒトラーがモノマネ芸人としてブレイク!?舞台俳優のオリバー・マスッチ主演のブラック・コメディ「帰ってきたヒトラー」(原題 Er ist wieder da)
2016年6月17日(金)に公開され、興収2.7億円。
現代にタイムスリップしてきた独裁者ヒトラーがモノマネ芸人として大スターになっていく…

現代にタイムスリップしてきた独裁者アドルフ・ヒトラー。リストラされたテレビマンにスカウトされてテレビに出演し、気迫に満ちた演説を繰り出す彼を視聴者はヒトラー芸人としてもてはやし、モノマネ芸人として人気を博していく…

ドイツでベストセラーとなったティムール・ヴェルメシュの風刺小説デヴィッド・ヴェンド監督が映画化。
Er ist wieder da
アドルフ・ヒトラーには舞台俳優のオリヴァー・マスッチ
ファビアン・ブッシュクリストフ・マリア・ヘルプストカーチャ・リーマンほかが共演。

最大限の皮肉を込めた風刺映画。ブラックな笑いと空恐ろしさが同居する快(怪)作です。

★「帰ってきたヒトラー」(日本語吹替版)
BS朝日 サタデーシアター
9月29日(土)
21:00~22:59



「午前十時の映画祭9」、9月28日(金)からは「ヨーロッパの名篇」として「灰とダイヤモンド」、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」を上映。




「午前十時の映画祭9」、9月28日(金)からは「ヨーロッパの名篇」として「灰とダイヤモンド」「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」を上映。

世界の名作を毎朝10時より上映する「午前十時の映画祭」。9回目を迎える「午前十時の映画祭9」は50週にわたって実施。初めて上映する外国映画18本、日本映画4本、人気作品の再上映は外国映画4本、日本映画1本の合計27本をラインナップ。
あの名作を大スクリーンで楽しむのもいいかも。

詳しくは「午前十時の映画祭9」公式サイトまで。

「灰とダイヤモンド」デジタルリマスター版 (英題 Ashes & Diamonds)
Group A: 9月28日(金)~10月11日(木)
Group B: 10月12日(金)~10月25日(木)

イェジ・アンジェイェフスキの小説アンジェイ・ワイダ監督が映画化した終戦直後のポーランドの悲劇を描いた社会派ドラマ。
終戦直後のポーランド。ロンドン亡命政府の指令を受けた青年マチェクは、地区委員長暗殺を実行するが、誤って別人を殺害してしまう…。
第20回ヴェネツィア国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞。
「世代」、「地下水道」に続くアンジェイ・ワイダ監督の「抵抗3部作」最終章。
重いテーマながらも”ポーランドのジェームズ・ディーン”ことズビグニエフ・チブルスキーのかっこよさなど映画的興趣が楽しめます。

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」(英題 My Life As A Dog)
Group B: 9月28日(金)~10月11日(木)
Group A: 10月12日(金)~10月25日(木)

ラッセ・ハルストレム監督が少年の成長をユーモラスに描いたドラマ。
1988年12月24日(土)公開。
スプートニクショックに揺れる50年代のスウェーデンを舞台に、病に倒れた母の下を離れ、叔父の住む田舎で暮らすことになった少年の姿を描く。
第45回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞を受賞。
どんなに苦しいことがあっても、支えあって愛し合って生きていくことの素晴らしさを教えてくれる傑作です。

「午前十時の映画祭9」公式サイト