日別アーカイブ: 2017年8月25日

8月25日は映画監督ティム・バートンの誕生日。監督作の中でどの作品が好きですか?




8月25日はティム・バートンの誕生日。監督作の中でどの作品が好きですか?
ティム・バートン
ティム・バートンは1958年8月25日にカリフォルニア州バーバンクで生まれました。
カリフォルニア芸術大学でアニメーションの勉強とし、ウォルト・ディズニー・スタジオで1982年「ヴィンセント」を初監督。
1984年に「フランケンウィニー」を監督。
Frankenweenie-Posters
その作品がきっかけで、1985年「ピーウィーの大冒険」で長編作品を初監督。
ピーウィーの大冒険
そして1989年「バットマン」が大ヒット。

ティム・バートンの主な監督作品は次の通りです。
「ビートルジュース」(原題 Beetlejuice)
ビートルジュース
マイケル・キートンジーナ・デイヴィス共演で描いた奇想天外なホラー・コメディ。
1988年12月10日(土)に公開され、配収2.39億円。
突然死んでしまった新婚カップルの幽霊が自分たちの住んでいた家に引っ越してきた一家を追い出そうと、霊界から人間退治のプロのバイオ・エクソシスト「ビートルジュース」を呼び出してしまう…
第61回アカデミー賞メイクアップ賞を受賞。
ティム・バートン監督の原点ともいえる作品で、ハリー・べラフォンテの名曲「バナナ・ボート」に合わせて踊るシーンは最高です。マイケル・キートンの悪ノリぶりも楽しめます。

「バットマン」(原題 Batman)
バットマン
DCコミックの人気ヒーローをマイケル・キートン主演で映画化。ジョーカーにはジャック・ニコルソン
1989年12月2日(土)に公開され、配収34.7億円。
ティム・バートンらしいダークな映像の中、ゴッサム・シティの闇にはびこる悪を粉砕するバットマンと、犯罪組織のボス・ジョーカーの戦いを描く…
ティム・バートン監督らしい映像の中、繰り広げられる闇のヒーロー、バットマンとジョーカーの戦い。ジョーカーを演じるジャック・ニコルソンのぶっ飛んだ演技が光ります。

大ヒットを受けて1992年「バットマン リターンズ」(配収14億円)を監督。

「シザーハンズ」(原題 Edward Scissorhands)
シザーハンズ
ジョニー・デップウィノナ・ライダー共演で描いた両手がハサミの人造人間のエドワードのおかしく悲しく美しいラブ・ストーリー。
1991年7月13日(土)に公開され、配収5.6億円。
ハサミの手のせいで触れるものを傷付けてしまう人造人間のエドワード・シザーハンズと少女との恋の行方を描く…
ティム・バートンとジョニー・デップの初めての出会いともなった「シザーハンズ」。何度見ても色あせることのない、キュンとなる傑作ファンタジーです。


「スリーピー・ホロウ」(原題 Sleepy Hollow)
スリーピー・ホロウ
ジョニー・デップ主演で18世紀末の田舎町で起こった”首なし騎士”による連続殺人事件を描いたミステリー・ホラー。
2000年2月26日(土)に公開され、配収19億円。
1799年、N.Y.郊外の村”スリーピー・ホロウ”で”首なし騎士”が村人の首を斬るという連続殺人事件が発生。市警のイカボッド・クレーンが捜査に乗り出す…
首なし騎士を具現化した見事な映像やティム・バートン監督らしい不気味でユーモラスな美術が満載です。

「チャーリーとチョコレート工場」(原題 Charlie And The Chocolate Factory)
チャーリーとチョコレート工場
ジョニー・デップ主演でロアルド・ダールの古典的児童書を映画化したファンタジー。
2005年9月10日(金)に公開され、興収53.5億円。
ウィリー・ウォンカが経営する謎に満ちたチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする…
ティム・バートンらしいブラック&シニカルなテイストが満載。ダニー・エルフマンの音楽と歌も最高。

「アリス・イン・ワンダーランド」(原題 Alice In Wonderland)
アリス・イン・ワンダーランド
ジョニー・デップミア・ワシコウスカ共演でルイス・キャロルの小説のその後を描いたファンタジー。
2010年4月17日(金)に公開され、興収118億円。
ルイス・キャロルのファンタジー小説にティム・バートン監督が独自のオマージュを捧げ、全く新しい”アリスのその後の世界”を描く…
第83回アカデミー賞で美術賞、衣装デザイン賞を受賞。
ティム・バートン監督らしいダークなファンタジーな世界に、主役を食うジョニー・デップのマッドハッター。ヘレナ・ボナム=カーターのぶっ飛んだ演技。楽しめます。

他にも「マーズ・アタック!」「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」、そして1984年に自身が原案・監督した作品を”白黒3D”でストップモーション・アニメーション化した「フランケンウィニー」「ビッグ・アイズ」など意欲作を続々と監督。
マーズ・アタック02

最新作は「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」(原題 Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children)

ランサム・リグズのベストセラー小説「ハヤブサが守る家」エヴァ・グリーン主演で映画化したダーク・ファンタジー。
2017年2月3日(金)公開。
奇妙な子どもたちが住む人里離れたミス・ペリグリンの児童養護施設にやってきた少年ジェイコブの不思議な体験…
ティム・バートン監督らしい独特の世界観は薄まった印象はありますが、切ないファンタジーとして楽しめます。

これからもさらなる活躍が期待されるティム・バートン。監督作でどの作品が好きですか?



山田洋次監督、渥美清主演のシリーズ第21作「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」、BSジャパンで8月26日(土)放送。




山田洋次監督渥美清主演のシリーズ第21作「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」、BSジャパンで8月26日(土)放送。

山田洋次監督渥美清主演のシリーズ第21作「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」。マドンナは木の実ナナ
1978年8月5日(土)に公開され、配収12.28億円。
寅次郎はさくらの幼馴染みである歌劇団の大スターの奈々子に夢中になって、仕事を放り出し劇場通い。ダンサーと寅次郎の恋はいかに…

熊本県の田の原温泉を旅する寅次郎。そこで出会った若者の後藤留吉に人の道を説くも、宿代払えずさくらに迎えに来てもらう始末。反省しとらやで真面目に働くが、さくらの同級生でSKD(松竹少女歌劇団)の大スターに恋して、仕事を放り出し劇場通い。ダンサーと寅次郎の恋はいかに…
予告編です。

山田洋次が監督・原作・脚本を手掛けたシリーズ第21作。
「フーテンの寅」こと車寅次郎にはおなじみの渥美清
3代目のおいちゃんには下條正巳、おばちゃんには三崎千恵子、妹のさくらには倍賞千恵子
さくらの同級生でSKD(松竹少女歌劇団)の大スターの紅奈々子には木の実ナナ
振られてばかりの熊本の後藤留吉には武田鉄矢、奈々子の恋人の宮田隆には竜雷太

「大輪の花火にも似たあの女性… 大きな瞳に光る涙が 私には真珠のように思えましてね…」寅次郎と武田鉄矢演じる留吉との掛け合いは絶妙で楽しめます。

★「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」
BSジャパン シネマジャパン
8月26日(土)
18:30~20:54



ジョン・ウー監督がジョン・トラボルタ、クリスチャン・スレーター共演で描いたアクション「ブロークン・アロー」、BS朝日で8月26日(土)放送。




ジョン・ウー監督ジョン・トラボルタクリスチャン・スレーター共演で描いたアクション「ブロークン・アロー」、BS朝日で8月26日(土)放送。

ジョン・ウー監督ジョン・トラボルタクリスチャン・スレーター共演で盗まれた核弾頭を巡って二人の男の対決を描いたノンストップ・アクション「ブロークン・アロー」(原題 Broken Arrow)
1996年3月16日(土)に公開され、配収6億円。
ステルス機の演習中に核弾頭を強奪した空軍大佐と濡れ衣を着せられた部下の反撃を描く…

最新銃ステルス爆撃機のパイロットのヘイル大尉は核弾頭を搭載しての演習中に予期せぬ事態に遭遇する。隣で操縦していた上司ディーキンス少佐が核弾頭を強奪し、ヘイルを殺害しようと襲いかかってくる。格闘の末、どうにか脱出できたヘイルは消えたディーキンスの後を追う…

ジョン・ウー監督が”核弾頭紛失”をテーマに描いたアクション。「ハード・ターゲット」に続くハリウッド進出第2作。
ライリー・ヘイル大尉にはクリスチャン・スレーター
上司のヴィック・ディーキンス少佐にはジョン・トラボルタ
サマンサ・マシスジッャク・トンプソンほかが共演。
音楽はハンス・ジマー

ジョン・トラボルタとクリスチャン・スレーターの二人の俳優の激しい激突とジョン・ウー監督らしい映像が楽しめます。

★「ブロークン・アロー」(日本語吹替版)
BS朝日 サタデーシアター
8月26日(土)
21:00~22:59



世界的にベストセラーとなったノンフィクションを映画化した「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」、見たいですか?




世界的にベストセラーとなったノンフィクションロジャー・スポティスウッド監督が映画化した「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」(原題 A Street Cat Named Bob)、8月26日(土)から新宿ピカデリーほか全国順次公開。
世界的にベストセラーとなったノンフィクションを映画化、見たいですか?

ホームレス同然のストリート・ミュージシャンが一匹の野良猫との出会いによって人生をやり直していく…

ストリート・ミュージシャンとして生計を立てていた、ホームレスのジェームズ。薬物依存で親にも見放され、生きる希望も持てずにいた彼の前に現れたのが一匹の茶トラの猫、ボブだった。出会った瞬間から不思議とジェームズに懐いたボブは、ジェームズに生きる希望とチャンスをもたらす…

世界的にベストセラーとなったジェームズ・ボーエンのノンフィクション「ボブという名のストリート・キャット」を「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」のロジャー・スポティスウッド監督が映画化。

ジェームズには「アタック・ザ・ブロック」のルーク・トレッダウェイ
テレビシリーズ「ダウントン・アビー」のジョアンヌ・フロガット、テレビシリーズ「ストレイン」のルタ・ゲドミンタスが共演。
猫のボブには本物の「ボブ」がほとんどのシーンで出演

世界をほっこりさせた感動の実話を映画化。猫のボブ本人が登場。ストリート・ミュージシャンと一匹の野良猫の物語。楽しみです。

「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」公式サイト