日別アーカイブ: 2017年7月7日

7月8日は三谷幸喜の誕生日。監督作でどの作品が好きですか?




7月8日は三谷幸喜の誕生日。監督作でどの作品が好きですか?
三谷幸喜_2016
三谷幸喜は1961年7月8日に東京都世田谷区で生まれました。
日本大学在学中に「劇団サンシャインボーイズ」を結成、放送作家としても活躍し、1993年「振り返れば奴がいる」でテレビドラマの脚本家としてデビュー。
その後も「王様のレストラン」「古畑任三郎」などTVドラマの脚本を手掛け、映画では1991年の「12人の優しい日本人」で脚本を担当。
12人の優しい日本人
「12人の優しい日本人」は劇団東京サンシャインボーイズによる舞台劇を映画化。シドニー・ルメットの名作「十二人の怒れる男」を元に、ある殺人事件の審議のため無作為に集められた陪審員たちが白熱の議論を繰り広げるシチュエーション・コメディ。
1997年「ラヂオの時間」で映画監督デビュー。「みんなのいえ」「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」「清須会議」「ギャラクシー街道」を監督してきました。

三谷幸喜の映画監督作品としては次の通りです。
「ラヂオの時間」
ラヂオの時間
自ら脚本、演出を手がけた劇団東京サンシャインボーイズの演劇唐沢寿明鈴木京香西村雅彦共演で映画化したラジオ・ドラマの制作現場を描いたシチュエーション・コメディ。
1997年11月8日(土)に公開され、配収4億円。
主婦のみやこは、自分が初めて書いた脚本がラジオ・ドラマになり有頂天で生放送のスタジオに参加するが、主演女優の千本のっこのわがままが発端で、脚本内容がどんどん変えられていく…
三谷幸喜監督の原点ともいえる作品。ラジオ・スタジオという限られた空間で展開されるシチュエーション・コメディで、何度見ても飽きません。

「みんなのいえ」
みんなのいえ
自らの家造り体験を元に唐沢寿明田中直樹八木亜希子田中邦衛で新居が建つまでの苦労話を描いたコメディ。
2001年6月9日(土)に公開され、配収12.5円。
ある夫婦の新居を巡り、設計を依頼されたインテリア・デザイナーと妻の父である大工の男とが対立し巻き起こる騒動を描く…
新居が建つまでの苦労話が等身大で描かれていて、頑固な大工の棟梁や優柔不断な夫など単純明快なキャラはわかりやすく、誰もが楽しめる作品です。

「THE 有頂天ホテル」
THE 有頂天ホテル
役所広司松たか子香取慎吾佐藤浩市ほか豪華俳優共演で大晦日のホテルを舞台に描いたシチュエーション・コメディ
2006年1月14日(土)に公開され、興収60.8億円。
大晦日のカウントダウンパーティーを控えたホテルを舞台に、さまざまな問題を抱えたホテルマンやワケアリの宿泊客たちの運命が交錯する…
劇中で多用されるワンシーンワンカットの長回しや自由なカメラワークを可能にする大規模なホテルのセット。三谷幸喜ワールド全開のシチュエーション・コメディの傑作です。

「ザ・マジックアワー」
ザ・マジックアワー
佐藤浩市妻夫木聡深津絵里西田敏行共演で暗黒界のボスの愛人に手を出した男が三流役者を伝説の殺し屋に仕立てようとすることから巻き起こるコメディ。
2008年6月7日(土)に公開され、興収39.2億円。
ギャングのボスの愛人に手を出してしまったホテルの支配人が三流役者を伝説の殺し屋に仕立てようとする…
映画への愛情とオマージュが限りなく込められた大型エンターテインメント・コメディに仕上がっていて、三谷幸喜監督らしい作品です。

「ステキな金縛り」
ステキな金縛り02
深津絵里西田敏行阿部寛共演で描いた法廷幽霊コメディ
2011年10月29日(土)に公開され、興収38.2億円。
失敗続きの三流弁護士が資産家の妻殺しの容疑で捕まった男の弁護することになるが、落ち武者の幽霊がただ一人の証人という奇想天外の法廷劇を描く…
三谷幸喜監督らしい、思いっきり笑えて、感動できて、何度でも見たくなる、ファンタジックな法廷幽霊コメディです。

「清須会議」
清須会議
役所広司大泉洋小日向文世佐藤浩市共演で織田信長の後継者を選ぶため清州城で会議を行った”攻防の五日間”を描いた群像劇。
2013年11月9日(土)に公開され、興収29.6億円。
戦国武将・織田信長亡き後、その後継者決定のため織田家の筆頭家老・柴田勝家と後の関白・羽柴秀吉、重臣の丹羽長秀らが尾張・清州城で会議を行った”攻防の五日間”を軸に描く…
清州城で会議を行った”攻防の五日間”に焦点を当てた群像劇。三谷幸喜監督ならではの歴史ヒューマン・ドラマであり、コメディ作品です。

「ギャラクシー街道」
ギャラクシー街道02
香取慎吾綾瀬はるかほか豪華俳優陣共演で描いたスペース・ロマンティック・コメディ。
2015年10月24日(土)に公開され、興収12億円。
ハンバーガーショップを舞台に織りなす宇宙人模様。
時は西暦2265年。地球とスペースコロニーを結ぶ”ギャラクシー街道”に佇む小さなハンバーガーショップを舞台に店長のノアと妻のノエ、ハンバーガーショップで働く人々と客たちが織り成す宇宙人模様を描く…
宇宙人だらけの三谷流スペース・ファンタジー。ちょっと空回りだったのは三谷幸喜が「真田丸」の準備で忙しすぎたのかも。

2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の脚本を手掛けるなど、さらなる活躍が期待される脚本家であり、映画監督の一人です。

三谷幸喜の監督作でどの作品が好きですか?



山田洋次監督、渥美清主演のシリーズ第14作「男はつらいよ 寅次郎子守唄」、BSジャパンで7月8日(土)放送。




山田洋次監督渥美清主演のシリーズ第14作「男はつらいよ 寅次郎子守唄」、BSジャパンで7月8日(土)放送。

山田洋次監督渥美清主演のシリーズ第14作「男はつらいよ 寅次郎子守唄」。マドンナには十朱幸代
1974年12月28日(土)に公開され、配収11億円。
旅先で押しつけられた赤ちゃんを連れ、柴又に帰ってきた寅次郎。背負った赤ん坊を巡りひと騒動!さらに親切な美人看護師に一目惚れしてしまう…

九州の呼子を旅していた寅次郎。そこで出会った男に赤ちゃんを押しつけられ、困った末、柴又まで連れ帰ることに。熱を出した赤ちゃんを診てもらった病院の美人看護師の京子に寅次郎は恋してしまう…
予告編です。

山田洋次が監督・原作・脚本を手掛けたシリーズ第14作。
「フーテンの寅」こと車寅次郎にはおなじみの渥美清
3代目のおいちゃんとして下條正巳が新しく参加。
おばちゃんには三崎千恵子、妹のさくらには倍賞千恵子
今回のマドンナの看護師の京子には十朱幸代。コーラス・グループのリーダーの大川には上條恒彦

「ひでえ目に逢いました。まあ、私の話を聞いて下さいまし。大変な拾物をしてしまったんでさ…」赤ん坊の面倒を見ることになった寅次郎ととらやの面々の顛末。寅次郎の新たな人情物語が楽しめます。

★「男はつらいよ 寅次郎子守唄」
BSジャパン シネマジャパン
7月8日(土)
18:30~20:54



ジョニー・デップ主演のシリーズ第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」、フジテレビで7月8日(土)放送。




ジョニー・デップ主演のシリーズ第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」、フジテレビで7月8日(土)放送。
パイレーツ・オブ・カリビアン_生命の泉02
自由奔放な海賊ジャック・スパロウをジョニー・デップが演じるアクション・アドベンチャー大作第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(原題 Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides)
2011年5月20日(金)に公開され、興収88.7億円。
永遠の命をもたらす伝説の”生命の泉”をめぐり、ジャック・スパロウが新たな冒険を繰り広げる…

孤高の海賊ジャック・スパロウの前に、過去にジャックが愛した女海賊アンジェリカが突然現れる。彼女が敵なのか、味方なのかも分からないまま、ジャックはアンジェリカと共に、永遠の命をもたらすという伝説の<生命の泉>を探す旅に出る。その頃、史上最恐の海賊“黒ひげ”や、今や英国王に忠誠を誓い、海軍に寝返った元海賊バルボッサも、この禁断の宝を求めて動き出していた…

「シカゴ」、「NINE」のロブ・マーシャルが監督、ジェリー・ブラッカイマー製作のシリーズ第4弾。
ジャック・スパロウにはジョニー・デップ
キャプテン・バルボッサにはジェフリー・ラッシュ
今回は新たにジャックのかつての恋人である女海賊アンジェリカには「それでも恋するバルセロナ」のペネロペ・クルス、そして伝説の海賊、黒ひげにはイアン・マクシェーンが登場。
音楽はハンス・ジマー
パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉
前3作とはちょっと雰囲気は違いながらも、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズも持つアトラクション・ムービーとしての楽しさとハンス・ジマー節も健在です。

★「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(二ヶ国語)
フジテレビ 土曜プレミアム
7月8日(土)
21:00~23:10



フランシス・フォード・コッポラの妻エレノア・コッポラが監督・脚本を手掛けたロード・ムービー「ボンジュール、アン」、見たいですか?




フランシス・フォード・コッポラの妻エレノア・コッポラが監督・脚本を手掛け、ダイアン・レインアレック・ボールドウィン共演で自身の体験を元に描いたロード・ムービー「ボンジュール、アン」(原題 Paris Can Wait)、7月7日(金)公開。
エレノア・コッポラが80歳にして初めて長編映画を監督・脚本、見たいですか?

人生の一区切りを迎えた1人の女性が思いがけないパリへの旅を通して人生の一歩踏み出す勇気と元気をくれる物語。

仕事ばかりの映画プロデューサーのマイケルの妻で、子育てを終え、人生のひと区切りを迎えた女性アン。ある日、アンはマイケルや彼の仕事仲間のジャックと一緒に、車でカンヌからパリへ向かうことになる。たった7時間のドライブのはずが、美しい景色や美味しい食事、ユーモアと機知に富んだ会話を楽しむうち人生の喜びを再発見するかけがえのない旅になっていく…

フランシス・フォード・コッポラの妻エレノア・コッポラが80歳にして初めて長編映画の監督・脚本を手掛け、自身の体験を元に描いたロード・ムービー。
子育ても一段落したアン・ロックウッドにはダイアン・レイン
仕事ばかりの映画プロデューサーの夫のマイケル・ロックウッドにはアレック・ボールドウィン
夫の仕事仲間のジャックにはアルノー・ヴィアール。

未来や過去に縛られず、今この瞬間を生きようと思う物語。楽しみな作品です。

「ボンジュール、アン」公式サイト

「ボンジュール、アン」公開劇場リスト