4月20日は俳優のアンディ・サーキスの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?
アンディ・サーキスは1964年4月20日にイングランド、ロンドンで生まれました。
舞台に出演、テレビにも出演するようになり、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでモーションキャプチャでゴラムを演じ、一躍注目を浴び、その後もモーション・アクターとして「キング・コング」ではキング・コング、「猿の惑星: 創世記(ジェネシス)」では猿のシーザー、「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」ではハドック船長、「GODZILLA ゴジラ」ではゴジラ、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」では最高指導者スノークを演じてきました。
アンディ・サーキスの主な出演作品は次の通りです。
★「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ
20世紀最高の文学として知られるJ.R.R.トールキンの「指輪物語」をピーター・ジャクソン監督が完全映画化した3部作。
世界を滅ぼすことができる邪悪な指輪を手にしたホビット族のフロドは、魔法使いのガンダルフや剣士アラゴルン、エルフ族のレゴラスらとともに指輪を破壊するための旅に出る…
イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセンほかが共演。
アンディ・サーキスは指輪を狙うゴラムを熱演。
第1章「ロード・オブ・ザ・リング」(原題 The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring)は2002年3月2日(土)に公開され、興収90.7億円。
第74回アカデミー賞で撮影賞、作曲賞、メイクアップ賞、視覚効果賞の4部門を受賞。
第2章「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」(原題 The Lord of the Rings: The Two Towers)は2003年2月22日(土)に公開され、興収79億円。
ホビット族のフロドが、世界を支配する力を持つという指輪を葬りに行く旅を軸に、前作のラストで別れ別れになった「旅の仲間」たちの過酷な運命を描く…
第75回アカデミー賞で視覚効果賞、音響効果賞を受賞。
最終章「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(原題: The Lord Of The Rings: The Return Of The King)は2004年2月14日(土)に公開され、興収103億円。
世界を滅ぼす魔力を持つ指輪を葬り去るために滅びの山を目指すフロドとサム。一方、指輪の創造主である冥王サウロンは強大な軍をアラゴルンの祖国ゴンドールに送りこみ、アラゴルンやガンダルフたちの命がけの決戦が始まる…
第76回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響賞、編集賞の11部門を受賞。
前日譚を描いた「ホビット」シリーズの第1章「ホビット 思いがけない冒険」(原題 The Hobbit: An Unexpected Journey)にもゴラムとして出演。
は2012年12月14日(金)に公開され、興収17.8億円。
ホビット族のビルボ・バギンズは魔法使いガンダルフに誘われ、13人のドワーフたちと共に、恐るべきドラゴン”スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すための危険な冒険に思いがけなく加わる…
★「キング・コング」(原題 King Kong)
ピーター・ジャクソン監督がナオミ・ワッツ、エイドリアン・ブロディ共演で特撮映画の古典的名作を最新のテクノロジーを駆使してリメイクしたスペクタクル・アドベンチャー。
2005年12月17日(金)に公開され、興収23.5億円。
幻の孤島で捕らえられたキング・コングと人間の美女の悲恋を最新鋭の視覚効果でリメイク。
アンディ・サーキスはキング・コングをモーション・キャプチャで熱演。
★「猿の惑星: 創世記(ジェネシス)」(原題 Rise of the Planet of the Apes)
ルパート・ワイアット監督がジェームズ・フランコ主演で「猿の惑星」の起源を描いたSFアクション。
2011年10月7日(金)に公開され、興収24.2億円のヒット。
現代のサンフランシスコを舞台に、遺伝子工学の実験によって突然変異的な進化を遂げた猿「シーザー」が自我に目覚めて人類に反旗を翻す…
アンディ・サーキスは猿の「シーザー」をモーション・キャプチャで熱演。あまりにもリアルな「シーザー」を見事演じています。
今我々は何をして、何をしてはいけないのか、など考えさせられます。
続編の「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(原題 Dawn Of The Planet Of The Apes)は2014年9月19日(金)に公開され、興収14.2億円。
そして2017年10月公開の「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」(原題 War for the Planet of the Apes)にも「シーザー」として出演。
★「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」(原題 The Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn)
ベルギー生まれの人気コミックをスティーヴン・スピルバーグ監督、ピーター・ジャクソン製作でCGアニメ化
2011年12月1日(木)に公開され、興収10.8億円。
海賊レッド・ラッカムの財宝のありかを示した暗号を偶然入手したタンタンはハドック船長と財宝を求めて冒険旅行に向かう…
アンディ・サーキスはハドック船長をモーション・キャプチャで熱演。
パフォーマンス・キャプチャーを使って作り上げたリアルなCG映像。スピルバーグ監督らしいインディ・ジョーンズを彷彿させるノンストップのアクションの連続です。
★「GODZILLA ゴジラ」(原題 GODZILLA)
日本が世界に誇る”キング・オブ・モンスター”ゴジラをギャレス・エドワーズ監督がアーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙共演ででリブートさせたアクション大作。
2014年7月25日(金)に公開され、興収32億円のヒット。
第一作目オリジナル版ゴジラの遺伝子を受け継ぎ、ハリウッドの最新技術によって極限まで進化した新たな”ゴジラの時代”の到来を告げるエンターテインメント大作。
アンディ・サーキスはノンクレジットながらゴジラをモーション・キャプチャで熱演。
ゴジラをなかなか見せないじらし方や、ゴジラの見せ方には往年のゴジラファンにはうれしい限りです。
★「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(原題 Star Wars: The Force Awakens)
J.J.エイブラムスが監督、脚本を手掛けたシリーズ最新作。
2015年12月18日(金)に公開され、興収115億円の大ヒット。
「ジェダイの帰還」から約30年後を舞台に描かれる”全く新しい愛と戦いの物語”。砂漠の惑星で暮らす孤独なヒロイン、レイの運命はある出会いによって一変することになる…
アンディ・サーキスは最高指導者スノークを怪演。
待ちに待った続編。オリジナル三部作へのオマージュたっぷりに新キャラクターと旧キャラクターをうまく繋げていて、大満足の作品です。次回作にさらに期待させてくれます。
これからもさらなる活躍が期待されるアンディ・サーキス。出演作でどの作品が好きですか?