4月2日はマイケル・ファスベンダーの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?
マイケル・ファスベンダーは1977年4月2日に西ドイツ、ハイデルベルクで生まれました。
2001年放送のHBOのテレビドラマ「バンド・オブ・ブラザーズ」で注目され、2008年スティーヴ・マックィーン監督「ハンガー」で英国インディペンデント映画賞主演男優賞を受賞、ヨーロッパ映画賞男優賞にノミネートされました。
「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」ではエリック・レンジャーに抜擢、「SHAME -シェイム-」ではゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演男優賞にノミネートされ、ヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞。「それでも夜は明ける」ではアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞にノミネートされました。
マイケル・ファスベンダーの主な出演作品は次の通りです。
★「イングロリアス・バスターズ」(原題 Inglourious Basterds)
クエンティン・タランティーノ監督がブラッド・ピット主演でナチス壊滅を企てる部隊の活躍を描いた戦争アクション。
2009年11月20日(金)に公開され、興収6.5億円。
第二次大戦下のフランスを舞台に情け容赦ないナチ狩りで恐れられるユダヤ系アメリカ人部隊”バスターズ”が大胆不敵にも第三帝国の首脳陣暗殺の計画を決行しようとする…
第82回アカデミー賞、第67回ゴールデン・グローブ賞でクリストフ・ヴァルツが助演男優賞を受賞。
マイケル・ファスベンダーはイギリスのアーチー・ヒコックス中尉を熱演。
クエンティン・タランティーノ監督ならではの映画的面白さだけを追求し、大胆なアイディアで歴史を縦横無尽に変えて楽しませてくれます。
★「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」(原題 X-MEN: First Class)
マシュー・ヴォーン監督がジェームズ・マカヴォイ共演で描いた「X-MEN」初期3作の前章に位置づけられるSFアクション大作。
2011年6月11日(金)に公開され、興収7億円。
チャールズ・エグゼビア(のちのプロフェッサーX)とエリック・レーンジャー(のちのマグニートー)の出会いと決別を描く…
マイケル・ファスベンダーはエリック・レンジャーを演じ、チャールズ・エグゼビアと友情を育みつつも、やがて対立していく…
チャールズとエリックの出会いと決別に第三次世界大戦への危機を取り入れながら、ドラマチックに描かれていて、最後のシーンでは鳥肌が立つくらいに面白い作品です。
続編として「X-MEN: フューチャー&パスト」(原題 X-MEN: Days Of Future Past)が2013年5月30日(金)に公開され、興収10.3億円。
「X-MEN: アポカリプス」(原題 X-MEN: Apocalypse)が2016年8月11日(木・祝)に公開され、興収8.5億円。
★「SHAME -シェイム-」(原題 Shame)
スティーヴ・マックィーン監督がキャリー・マリガン共演でSEX中毒の兄と恋愛依存症の妹の孤独を描いた衝撃のドラマ。
2012年3月10日(金)公開。
N.Y.に暮らす独身男のブランドンは仕事以外の時間すべてを性欲処理に注ぎ込んでいた。性欲を介してしか人と繋がることができない彼の下に、激情的な性格の妹・シシーが転がり込んで来る…
マイケル・ファスベンダーはセックス中毒の兄ブラントンを演じ、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演男優賞にノミネートされ、ヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞。
セックス依存症の男を演じたマイケル・ファスベンダーの演技が光ります。
★「プロメテウス」(原題 Prometheus)
リドリー・スコット監督がノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン共演で「エイリアン」の物語の前日譚を描いたエピック・ミステリー。
2012年8月24日(金)に公開され、興収18.1億円。
古代遺跡で人類史上最大の謎を解き明かす手がかりを発見した調査団は、宇宙船プロメテウス号に乗り、未知の惑星を訪れる…
マイケル・ファスベンダーは調査団に同行するアンドロイドのデヴィッドを演じ、アンドロイドならではの不自然さを自然に表現しつつ、どこか謎めいたデヴィッドを好演。
リドリー・スコットならではの映像の美しさとノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロンの演技が光ります。
★「それでも夜は明ける」(原題 12 Years A Slave)
スティーヴ・マックィーン監督がキウェテル・イジョフォー主演で”奴隷制度”をテーマに描いたドラマ。
2014年3月7日(金)に公開され、興収4億円。
家族と幸せに暮らしていた男ソロモンが、突然、財産も名前も奪われ、奴隷にされる。妻と子供たちに再び会うために、彼が生き抜いた11年8カ月と26日間を描く…
第86回アカデミー賞で作品賞、ルピタ・ニョンゴが助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞。
マイケル・ファスベンダーはプランテーションの支配人のエップスを演じ、非常に陰湿で残忍な性格の持ち主で奴隷に対して悪逆非道の限りを尽くし、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞にノミネート。
実話を基に奴隷制度の残酷さ、非道さを描きつつ、暗闇に光る”希望”に気づかせてくれます。
★「スティーブ・ジョブズ」(原題 Steve Jobs)
ダニー・ボイル監督、アーロン・ソーキンが脚本でウォルター・アイザックソンの大ベストセラー小説を映画化したヒューマン・ドラマ。
2016年2月12日(金)に公開され、興収1.1億円。
1984年のMacintosh、Appleを追われて作った1988年のNeXT Cube、Appleに復帰して発表した1998年のiMacという重要な3つのフェーズの伝説のプレゼンテーション”直前40分の舞台裏”を描く…
第73回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞、ケイト・ウィンスレットが助演女優賞を受賞。
マイケル・ファスベンダーはスティーブ・ジョブズを熱演し、第88回アカデミー賞で主演男優賞にノミネート。
伝説のプレゼンテーション直前の舞台裏で緊迫感あふれるドラマが展開。アーロン・ソーキンの畳みかける脚本をダニー・ボイル監督ならではの映像で豪華に見せてくれます。
これからもさらなる活躍が期待されるマイケル・ファスベンダー。出演作でどの作品が好きですか?