大林宣彦監督が北海道芦別市を舞台に描いた人間ドラマ「野のなななのか」、5月17日(土)より全国順次公開。
北海道では先行公開中ですが、見たいですか?
ひとりの老人の死によって郷里へ集まった家族の姿と、その老人の人生に大きな影響を及ぼした戦争体験を通し、3・11以降の日本再生のあり方を問う…
北海道の芦別市で古物商を営む元病院長・鈴木光男が92歳でこの世を去り、鈴木家の人々が葬式のため帰郷する。謎の女・清水信子の出現により、次第に光男の過去が明らかになっていく。1945年の太平洋戦争終結直前、光男は樺太でソ連軍の侵攻を体験していた…
「なななのか」とは”四十九日”。
謎の女の清水信子には常盤貴子、鈴木光男にはベテランの品川徹。
安達祐実、村田雄浩、松重豊ほかが共演。
最近では「その日のまえに」、「この空の花 長岡花火物語」などを手掛けてきた巨匠大林宣彦が監督。
日本人の生き方を見つめたストーリーに加え、大林宣彦監督ならではのノスタルジックなタッチが楽しみな作品です。