ケネス・ブラナーが幼少期の体験を投影し、自ら監督・脚本・製作した半自伝的ドラマ「ベルファスト」(原題 Belfast)、3月18日(金)からTOHO シネマズ シャンテ、梅田で先行公開、3月25日(金)から全国公開。
幼少期を過ごした北アイルランドのベルファストを舞台に9歳の少年バディを取り巻く日常と激動の時代に翻弄される故郷ベルファスト…
北アイルランドのベルファストで生まれ育った9歳の少年バディは家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごしていた。しかし、1969年8月15日、プロテスタントの武装集団がカトリック住民への攻撃を始め、彼の穏やかな日常は一変。住民すべてが顔なじみで、ひとつの家族のようだったベルファストの街は分断され、暴力と隣り合わせの日々の中で、バディの家族は故郷を離れるか否かの決断を迫られる…
ケネス・ブラナーが自身の幼少期の体験を投影し、自ら監督・脚本・製作を手掛けた自伝的作品。
9歳の少年バディには本作が映画デビューとなるジュード・ヒル。
祖母のグラニーにはジュディ・デンチ。
母親には「マネーモンスター」のカトリーナ・バルフ、父親には「フィフティ・シェイズ」シリーズのジェイミー・ドーナン。キアラン・ハインズほかが共演。
第94回アカデミー賞で作品賞、監督賞、ジュディ・デンチが助演女優賞、キアラン・ハインズが助演俳優賞、脚本賞、主題歌賞、音響賞の7部門にノミネート。
第46回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞。
モノクロの映像で綴られた激動の時代にゆれる「家族」と「故郷」の笑いあり、涙ありの人生賛歌。