テレンス・マリック監督が第2次世界大戦時のオーストリアでヒトラーへの忠誠を拒み、信念に殉じた実在の農夫の物語を描いたドラマ「名もなき生涯」(原題 A Hidden Life)、2月21日(金)公開。
第二次世界大戦時のオーストリアでヒトラーへの忠誠を拒絶し、信念に殉じた実在の農夫フランツ・イェーガーシュテッターの生涯。
第2次世界大戦下のオーストリア。山と谷に囲まれた美しい村で妻ファニと3人の娘と暮らしていたフランツ。フランツは激化する戦争へと狩り出されるが、ヒトラーへの忠誠を拒んだことで収監される。裁判を待つフランツをフランチスカは手紙で励ますが、彼女自身もまた、裏切り者の妻として村人たちから酷い仕打ちを受けていた…
「天国の日々」、「シン・レッド・ライン」の巨匠テレンス・マリック監督が長編映画監督としての46年のキャリアの中で初めて実在の人物を描いたヒューマン・ドラマ。
農民のフランツ・イェーガーシュテッターには「イングロリアス・バスターズ」、「ヒトラーの贋札」のアウグスト・ディール。
妻のファニには「エゴン・シーレ 死と乙女」のヴァレリー・パフナー。
判事には先ごろ亡くなったヨーロッパ映画界最高峰の名優ブルーノ・ガンツ。
76歳を迎えた巨匠テレンス・マリック監督が知られざる男の〈名もなき生涯〉を力強く崇高に描いた観る者の魂を揺さぶるヒューマン・ドラマ。