イアン・マキューアンの小説「初夜」をドミニク・クック監督がシアーシャ・ローナン主演で映画化した異色のラブ・ストーリー「追想」(原題 On Chesil Beach)、8月10日(金)公開。
1960年代のイギリスを舞台に、海辺のホテルで新婚初夜を迎えた歴史学者を目指すエドワードと若きバイオリニストのフローレンスの若い夫婦の心の機微を綴る…
1962年夏、結婚式を終えた歴史学者を目指すエドワードと若きバイオリニストのフローレンスは新婚旅行で、ドーセット州のチェジル・ビーチを訪れていた。ビーチ近くのホテルの部屋で食事をする新婚の2人は、初夜の興奮や歓喜、そして不安とさまざまな感情に襲われる。会話が緊迫してしまい、空気が気まずくなり、2人は口論を始めてしまう。ホテルを飛び出してしまったフローレンスをエドワードは追いかける…
「つぐない」の原作者のイアン・マキューアンの小説「初夜」を自ら脚本を手掛け、ドラマ「嘆きの王冠 ホロウ・クラウン」のドミニク・クック監督が初の長編映画監督作として映画化。
若きバイオリニストのフローレンスには「つぐない」、「レディ・バード」のシアーシャ・ローナン。
歴史学者を目指すエドワードには「ベロニカとの記憶」のビリー・ハウル。
エミリー・ワトソン、アンヌ=マリー・ダフ、サミュエル・ウェストほかが共演。
誰もが経験する”大人になる瞬間”の儚さと美しさを見事に切り取った、繊細かつ緊迫感を持った20代前半の若い男女の揺れ動く心情。