高倉健、文化勲章を受章。今までに205本の映画に出演。どの作品が一番好きですか?

Pocket

高倉健、文化勲章を受章。今までに205本の映画に出演。どの作品が一番好きですか?
PN2013110301001729.-.-.CI0003
文化勲章の親授式で天皇陛下が高倉健ほか5人に勲章を手渡されました。
高倉健は「日本人に生まれて本当に良かったと今日思いました」と喜びを語りました。
さらに「(映画では)ほとんどは前科者をやりました。そういう役が多かったのにこんな勲章をいただいて一生懸命やっていると、ちゃんと見ててもらえるんだなと素直に思いました」と語って笑顔を見せたました。

高倉健は1963年の「人生劇場 飛車角」以降、仁侠映画を中心に活躍。1964年の「日本侠客伝」シリーズ、1965年の「網走番外地」シリーズ「昭和残侠伝」シリーズなどに主演。
そして1978年「幸福の黄色いハンカチ」、1981年「動乱」「遥かなる山の呼び声」、1982年「駅 STATION」、2000年「鉄道員(ぽっぽや)」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しました。

高倉健の代表作は次の通りです。
★1964年「日本侠客伝」
深川木場を舞台に侠気と意地に生きる男たちが、無法者相手に暴れまわる。
日本侠客伝
高倉健の本格任侠シリーズの記念碑的な第1作で全11作が制作。
第9作までは任侠映画の巨匠のマキノ雅弘が監督

★1965年「網走番外地」
北海道のダイナミックな自然の中で、手錠のままの脱獄に命を賭ける男たちの姿を描いたドラマ。
網走番外地
高倉健主演で全18作が制作。
第10作までは石井輝男が監督

★1978年「幸福の黄色いハンカチ」
名匠・山田洋次監督が描いた傑作ロードムービー。
失恋のショックで仕事を辞めて北海道へ旅に出た花田欣也は、同じく失恋で傷付いた小川朱美と炭鉱夫を名乗る島勇作と知り合う。だが、勇作にはある秘密があった…
幸福の黄色いハンカチ
高倉健は炭鉱夫を名乗る島勇作を熱演し、第1回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞

★1999年「鉄道員(ぽっぽや)」
降旗康男監督とタッグを組んだ人間ドラマ。
いつどんなときも駅に立ち続け、鉄道員(ぽっぽや)一筋に生きてきた男に舞い降りる奇跡の物語。
鉄道員
北海道の雪深い町にあるローカル線の小さな駅の駅長・佐藤乙松を演じ、第5回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞

★2012年「あなたへ」
降旗康男監督と20作目のタッグを組んだ人間ドラマ。
亡き妻の想いを胸に、妻の故郷を目指して旅に出た男の一期一会の出会いを通し、人生の光と影を描く…
あなたへ02
北陸のある刑務所の指導技官・倉島英二を熱演。
第36回モントリオール世界映画祭で特別賞を受賞。降旗康男監督らしい淡々とした日本ならではの映像と高倉健の演技が光る名作です。

高倉健はこれからもさらなる活躍を期待したい俳優の一人です。
今までの作品で一番好きなのはどの作品ですか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です