第90回キネマ旬報日本映画ベストテン!どの作品を見ましたか?

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第90回キネマ旬報日本映画ベストテン!どの作品を見ましたか?

第90回キネマ旬報日本映画ベストテン!1位はこうの史代のコミックを片渕須直監督がアニメーション映画化した「この世界の片隅に」。2位は庵野秀明が脚本、総監督「シン・ゴジラ」、続いて浅野忠信主演「淵に立つ」、柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈共演「ディストラクション・ベイビーズ」、西川美和監督、本木雅弘主演「永い言い訳」、岩井俊二監督、黒木華主演「リップヴァンウィンクルの花嫁」…どの作品を見ましたか?

第90回キネマ旬報日本映画ベストテンは次の通りです。
1. 「この世界の片隅に」

戦争の中での人間のたくましさを描いたこうの史代のコミック片渕須直監督がアニメーション映画化。
11月12日(土)に公開され、興収10億円突破。
戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女すずが戦禍の激しくなる中で大切なものを失いながらも前向きに生きようとする…
戦争の悲惨さを描いているのに、ほのぼのとした色彩とタッチで人間のたくましさが描かれていて、力強く生きていくことの大切さを教えてくれます。作品の内容だけでなく、いろんな意味で見ておきたい作品です。

2. 「シン・ゴジラ」

東宝が約12年ぶりに製作、庵野秀明が脚本、総監督樋口真嗣が監督、特技監督を手掛けたシリーズ最新作。長谷川博己竹野内豊石原さとみ高良健吾大杉漣柄本明共演。
7月29日(金)に公開され、興収80億円。
現代日本に突如として出現した巨大不明生物・ゴジラと対峙する日本の姿を描く…
賛否両論ありますが、庵野秀明が脚本、総監督を手掛けているだけに、大胆な新しい解釈で映像化した「ゴジラ」ワールド。「ヱヴァンゲリヲン」を彷彿とさせる庵野秀明ワールドが展開。

3. 「淵に立つ」

深田晃司が監督・脚本・編集・原作を手がけ、浅野忠信筒井真理子古舘寛治共演で「家族」を問い直したヒューマン・ドラマ。
10月8日(土)公開。
ごく平凡な夫婦の前に突然ある男が現れたことにより平穏だった日常に不協和音が響き始める…
第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞。
家族、夫婦のあり方を考えさせられ、心揺さぶられます。浅野忠信の演技が光ります。

4. 「ディストラクション・ベイビーズ」

真利子哲也監督柳楽優弥菅田将暉小松菜奈村上虹郎共演で描いた衝撃的な青春群像劇。
5月21日(土)公開。
愛媛県松山を舞台に暴力に取りつかれた泰良を中心に若者たちの欲望と狂気を描く…
昨今の日本映画の枠には収まりきらない沸々とした狂気と欲望のパワーが伝わってくる衝撃作です。

5. 「永い言い訳」

西川美和が自らの小説を監督・脚本を手掛け、本木雅弘主演で映画化したヒューマン・ドラマ。
10月14日(金)公開。
交通事故で妻が他界したものの悲しみを表せない小説家が同じ事故で命を落とした妻の親友の遺族とその子供たちと出会ったことから交流を深めていく…
人を愛することの素晴らしさと歯がゆさを描いてていて、愛するべき人を失った後悔は永い言い訳となってしまう。考えさせられます。

6. 「リップヴァンウィンクルの花嫁」

岩井俊二監督が執筆した小説を自ら監督、脚本を手掛け、黒木華綾野剛共演で描いたヒューマン・ドラマ。
3月26日(土)公開。
派遣教員の七海が浮気の疑惑をかけられ、家を追い出されながらも、なんでも屋の男や不思議な仲間と交流を通して成長していく…
格差や自立すること、恋愛の多様なあり方など深いテーマを軽やかに描いていて、波乱万丈な日々を送る七海を思わず応援したくなります。

7. 「湯を沸かすほどの熱い愛」

商業映画デビュー作となる中野量太監督宮沢りえ主演で描いた家族の愛の物語。
10月29日(土)公開。
余命宣告を受けた双葉が行方不明の夫を連れ戻すことをはじめ、最後の四つの願い事をかなえようと奔走する…
余命宣告を受けた双葉のあくまでも前向きな姿、その母親に影響され、徐々に成長していく娘たち。湯を沸かすけどの熱い愛の形には感動させられます。双葉を演じる宮沢りえと娘を演じる杉咲花の演技がさらに感動を呼びます。

8. 「クリーピー 偽りの隣人」

日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕の小説黒沢清監督西島秀俊竹内結子香川照之共演で映画化したサスペンス・スリラー。
6月18日(土)公開。
ある夫婦が”奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく…
西島秀俊、竹内結子、香川照之の共演が楽しめるサスペンス・スリラー。香川照之の不気味な隣人がハマり過ぎです。

9. 「オーバー・フェンス」

佐藤泰志の小説山下敦弘監督オダギリジョー蒼井優松田翔太共演で映画化したラブ・ストーリー。
9月17日(土)公開。
職業訓練校に通った原作者の佐藤泰志自身の体験を交えて愛をなくした男と愛を望む女の出会いを描く…
様々な人生模様が描かれていて、見終わった後、前向きな気持ちにさせてくれます。オダギリジョー、蒼井優の演技が光ります。

10. 「怒り」

吉田修一の小説李相日監督渡辺謙綾野剛松山ケンイチ広瀬すず森山未來宮崎あおい妻夫木聡共演で映画化したミステリー。
9月17日(土)公開。
「怒」という血文字を残した未解決の夫婦殺人事件をきっかけに千葉、東京、沖縄に住む3組の人々の心に疑念が蔓延し、人間の”信じたい”感情にゆがみを与えていく…
様々な「怒り」の形がひしひしと伝わってきて、沸々とした「怒り」の気持ちが湧いてきて、やるせない気持ちにさせられつつ、「怒り」に対して考えさせられます。

第90回キネマ旬報日本映画ベストテンの中でどの作品を見ましたか?



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