1月14日は映画監督のスティーブン・ソダーバーグの誕生日。監督作で一番好きなのはどの作品ですか?
スティーブン・ソダーバーグは1963年1月14日にジョージア州アトランタで生まれました。
1989年に初めての長編映画「セックスと嘘とビデオテープ」でサンダンス映画祭観客賞とカンヌ国際映画祭パルム・ドールを史上最年少(26歳)で受賞。
2000年に「エリン・ブロコビッチ」と「トラフィック」でアカデミー賞監督賞にダブルノミネートされ、「トラフィック」で監督賞を受賞。
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモンほか豪華キャスト共演で「オーシャンズ11」を監督し、大ヒット!!
スティーブン・ソダーバーグの主な監督作品は次の通りです。
★「エリン・ブロコビッチ」(原題 Erin Brockovich)
ジュリア・ロバーツ主演で全米史上最高額の和解金を手にした実在の女性の活躍を描いたヒューマン・ドラマ。
2000年5月27日(土)に公開され、配収11.1億円のヒット。
3人の子どもをもったシングルマザーのエリンは、交通事故をきっかけに強引にポジションを得た弁護士事務所で、恐ろしい環境汚染の実態を知り、正義感と情熱だけを武器に、巨大企業を相手に勝ち目の無い訴訟に敢然と挑む…
第73回アカデミー賞、第58回ゴールデングローブ賞ドラマ部門など数多くの映画賞でジュリア・ロバーツが主演女優賞を受賞。
ジュリア・ロバーツは気も強ければ押しも強く、たくましい、3人の子供をもったシングルマザーのエリン・ブロコビッチを有無を言わせぬ迫力で好演。
★「トラフィック」(原題 Traffic)
マイケル・ダグラス、ベニチオ・デル・トロ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ共演で実話を元に麻薬密輸の実態を描いたサスペンス・ドラマ。
2001年4月28日(土)に公開され、興収9.71億円のヒット。
メキシコとアメリカを結ぶ巨大な麻薬ルート”トラフィック”をめぐって繰り広げられる3つの物語を描く…
第73回アカデミー賞で監督賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞の4部門、第58回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞賞、助演男優賞など数多くの映画賞を受賞。
スティーブン・ソダーバーグ監督がメキシコとアメリカを結ぶ麻薬ルートを巡る様々な人々をサスペンスフルに描いた群像劇。深刻な社会問題と娯楽を見事に両立させた傑作です。
★「オーシャンズ11」(原題 Ocean’s Eleven)
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツほか超豪華キャストを迎えて贈るサスペンス・アクション。
2002年2月2日(土)に公開され、興収70億円の大ヒット!!
カリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンが強欲なホテル王にひと泡ふかせるため、11人の犯罪ドリームチームで前代未聞の強奪計画を企てる…
豪華キャストに、スティーブン・ソダーバーグ監督らしい作家性と娯楽性を奇跡的に融合したクールでスタイリッシュな演出。必見です。
続編として「オーシャンズ12」(原題 Ocean’s Twelve)が2005年1月22日(金)に公開され、興収36億円の大ヒット。
「オーシャンズ13」(原題 Ocean’s Thirteen)が2007年8月10日(金)に公開され、興収32億円)の大ヒット。
★「コンテイジョン」(原題 Contagion)
マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットをはじめとするハリウッドの演技派俳優で描く衝撃の感染パニック・サスペンス。
2011年11月12日(金)に公開され、興収3.68億円。
接触感染で次々拡がっていく致死率の高い新型の悪性ウィルス。たった一回の接触。何気なく何人もの人が触れているものから拡がる接触感染の恐怖をリアルに描く…
スティーブン・ソダーバーグ監督が接触感染の怖さと究極の選択に陥ったときの人間同士の争いをリアルに描いていて、今まで何気に触れている手すりやシネコンのトイレのドアや水道の蛇口などを気軽に触ることがちょっと怖くなってきます。
「映画とは距離を置きたい」と発言し、2013年9月8日(金)公開の「サイド・エフェクト」(原題: Side Effects)で映画業界からの引退を表明監督引退を宣言。
今後どうなってしまうのか、ちょっと心配ですが、スティーブン・ソダーバーグの監督作で一番好きなのはどの作品ですか?