1月14日は「愛と希望と勇気の日」。
1959年1月14日に南極大陸で1年間置き去りにされたカラフト犬タロとジロの生存が確認されました。
この実話を元に映画化されたのが1983年公開の高倉健主演の「南極物語」。
1983年7月23日(土)に公開され、配収59億円の大ヒット。
タロ、ジロの奇跡の実話を基に、南極に取り残された犬たちと大自然との闘い、そして彼らをやむを得ず置き去りにした人間たちの苦悩を描く…
1958年2月、南極昭和基地での越冬隊の活動は、例年にない悪天候のため中止になり、犬係の潮田と越智の必死の要請も虚しく、越冬隊と行動を共にした15匹のカラフト犬は極寒の地に置き去りとなってしまう…
高倉健、渡瀬恒彦、夏目雅子、荻野目慶子ほかが出演。
「キタキツネ物語」の蔵原惟繕が監督・脚本。
音楽はヴァンゲリス。
フジテレビが本格的に映画製作に乗り出した最初の作品で、撮影は北極と南極の双方で敢行され、映画史上初めて本物のオーロラを映像で見せることにも成功。
大自然の風景を雄大に捉えたヴァンゲリスの音楽もさらに感動を呼ぶ名作です。
そして大ヒットを受けて、ディズニーがハリウッドでリメイクした「南極物語」(原題 Eight Below)。
2006年3月18日(土)公開。
主演は「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカー。監督は「生きてこそ」のフランク・マーシャル。
米国科学財団の南極基地で働くガイドのジェリーとスタッフは、記録的な猛吹雪にさらされ8匹の犬を残し強制退去させられる…
登場人物が米国人になっていたり、カラフト犬がシベリアン・ハスキーに変更されていて、日本の実話がうまく再現させていなかったのが、ちょっと残念でした。
タロとジロの奇跡の実話は今だに感動を呼んでくれます。