日別アーカイブ: 2023年12月10日

小津安二郎監督が笠智衆、原節子共演で家族の姿を描いた「東京物語 デジタル・リマスター版」、NHK BSで12月12日(火)放送。




小津安二郎監督笠智衆原節子共演で家族の姿を描いた「東京物語 デジタル・リマスター版」、NHK BSで12月12日(火)放送。
東京物語02小津安二郎監督笠智衆東山千栄子原節子共演で戦後変わりつつある家族の関係を描いたヒューマン・ドラマ「東京物語」
1953年11月3日(土)に公開され、配収1.3億円。
尾道に住む老夫婦が、東京で暮らす息子と娘を訪ねて、親子の情愛を確認しあう…

尾道に住む老夫婦、周吉ととみが東京で暮らす子供達を訪れるために上京する。子供達は久しぶりの再会で2人を歓迎するが、それぞれ家庭の都合もあり、構ってばかりはいられない。結局、戦死した次男の嫁、紀子が2人の世話をすることになる。老夫婦は子供達がすっかり変わってしまったことに気付く…

小津安二郎監督が戦後変わりつつある家族の関係を描いたヒューマン・ドラマ。
平山周吉には笠智衆。妻のとみには東山千栄子
戦死した次男の妻の紀子には原節子
杉村春子山村聰ほかが共演。
東京物語03
小津安二郎監督が家族の触れ合い、変わりゆく姿を独特の演出で味わい深く描いた世界映画史上最高の作品です。
いまでは失われつつある思いやりや慎ましさといった”日本のこころ”とでもいうべきものを原節子さんが体現。原節子さんを偲んで、あの感動を味わいたい作品です。心よりご冥福をお祈りします。

★「東京物語 デジタル・リマスター版」
NHK BS
12月12日(火)
13:00~15:18




クリスマス・シーズンにはどんなクリスマス・ファンタジー映画が見たくなりますか?




クリスマス・シーズンにはどんなクリスマス・ファンタジー映画が見たくなりますか?

12月25日はクリスマスクリスマスをテーマに描いたファンタジー映画といえば、フランク・キャプラン監督、ジェームズ・ステュアート主演「素晴らしき哉、人生!」、ダドリー・ムーア、ジョン・リスゴー共演「サンタクロース」、ビル・マーレイ主演「3人のゴースト」、リチャード・アッテンボロー主演「34丁目の奇跡」、ロバート・ゼメキス監督「ポーラー・エクスプレス」「Disney’s クリスマス・キャロル」など。どんなファンタジー映画が見たいですか?

「素晴らしき哉、人生!」(原題: It’s A Wonderful Life)

フィリップ・ヴァン・ドレン・スターンの原作を名匠フランク・キャプラ監督ジェームズ・ステュアート主演でユーモアとペーソスにファンタジーを交えて作り上げた不朽の名作。
1954年2月6日(土)公開。
誠実に生きてきたジョージは、すべてが裏目に出る人生に絶望し、自殺しようと思い詰めるが、そこに現れた二流の老天使がジョージが存在しなかった場合の別の世界を見せる…
クリスマスに起きる奇跡。生きることの素晴らしさを教えてくれる不朽の名作です。

サンタクロース(原題 Santa Claus: The Movie)

ヤノット・シュワルツ監督ダドリー・ムーアジョン・リスゴー共演で描いたハートフルでスリリングなサンタクロースの物語。
1985年12月7日(土)に公開され、配収10億円。
妖精たちに頼まれて子供たちにおもちゃを配るクラウス。サンタクロースとして夢とおもちゃを配り続けていたが、嫉妬した妖精が悪徳玩具メーカーと手を組んでしまう…
カラフルで夢あふれるおとぎ話の世界と現代をうまく融合して作り上げたファンタジー映画。サンタクロース映画の定番です。

「3人のゴースト」(原題 Scrooged)

チャールズ・ディケンズの小説「クリスマスキャロル」リチャード・ドナー監督ビル・マーレイ主演で現代風にアレンジ、ニューヨークに舞台を置き換えて映画化したファンタジー。
1988年12月10日(土)に公開され、配収7.38億円。
視聴率を上げることしか頭にないテレビ局の鬼社長・フランクの前に、ある日3人のゴーストが現れ、彼の現在過去未来の姿を見せ付けてゆく…
ビル・マーレイ主演の「クリスマスキャロル」の現代版。TV界の内幕やら派手な特撮、ビル・マーレイの怪演によりにぎやかなファンタジー映画に仕上がっています。

「34丁目の奇跡」(原題 Miracle on 34th Street)

1947年の「三十四丁目の奇蹟」をジョン・ヒューズが製作、脚本レス・メイフィールド監督リチャード・アッテンボローマラ・ウィルソン共演でリメイクしたクリスマス・ファンタジー。
1994年12月10日(土)に公開され、配収4億円。
キャリアウーマンの独身ママと、サンタクロースを信じない6歳の少女の前に謎の老人が出現し、自分は本物のサンタだと名乗ったことから巻き起る騒動を描く…
夢を信じる素晴らしさを教えてくれ、クリスマスには見たくなる作品です。

「ポーラー・エクスプレス」(原題 The Polar Express)

名作絵本『急行「北極号」』ロバート・ゼメキス監督トム・ハンクス主演でパフォーマンス・キャプチャーの技術を駆使して作り上げたCGアニメーション。
2004年11月27日(土)に公開され、興収10.5億円。
クリスマス・イブの夜にあらわれる謎の機関車「ポーラー・エクスプレス」に乗った少年が体験する不思議な出来事を幻想的に描く…
トム・ハンクスが一人で5役の声を担当。パフォーマンス・キャプチャーの技術を駆使し、美しい原画のタッチをそのまま活かした斬新な映像が楽しめます。

「Disney’s クリスマス・キャロル」(原題 A Christmas Carol)

チャールズ・ディケンズの小説「クリスマスキャロル」ロバート・ゼメキス監督ジム・キャリー主演でパフォーマンス・キャプチャーと3D技術を駆使して完全映画化。
2009年11月14日(金)に公開され、興収16億円。
金の亡者スクルージが3人のクリスマスの霊に連れられて体験する不思議な時空の旅を通じてこれまでの人生を見つめ直していく…
ロバート・ゼメキス監督によるパフォーマンス・キャプチャーの技術とともに最高のファンタジー体験が楽しめます。

クリスマス・シーズンにはどんなクリスマス・ファンタジー映画が見たくなりますか?