日別アーカイブ: 2023年12月19日

スーザン・コリンズのベストセラー小説を映画化した世界的ヒットシリーズの前日譚「ハンガー・ゲーム0」、12月22日(金)公開。




スーザン・コリンズのベストセラー小説を映画化した世界的ヒットシリーズの前日譚「ハンガー・ゲーム0」(原題 The Hunger Games: The Ballad of Songbirds and Snakes)、12月22日(金)公開。

後に独裁者となる若きスノーが記念すべき第10回ハンガー・ゲームのプレイヤーの教育係に任命され、チャンスを生かしてのし上がろうとする…

記念すべき第10回ハンガー・ゲームの新しい試みとして、プレイヤーの教育係に任命された18歳の若き少年スノーは、貧しい境遇から抜け出すため、サバイバルゲームでの優勝を心に決める。だが、彼が担当する事になったのは、第12地区のひ弱な少女ルーシー・グレイだった。そして、彼女の唯一の武器は歌だった…

スーザン・コリンズのベストセラー小説を映画化した世界的ヒットシリーズ「ハンガー・ゲーム」
ハンガーゲーム01

「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンスが監督「アサシン クリード」のマイケル・レスリーと「リトル・ミス・サンシャイン」のマイケル・アーントが脚本を手掛けた前日譚。
若き日のコリオレーナス・スノーにはイギリス出身の俳優トム・ブライス
ルーシーには「ウエスト・サイド・ストーリー」のレイチェル・ゼグラー
ピーター・ディンクレイジ、ヴィオラ・デイヴィスほかが共演。


コリオレーナス・スノーが独裁者として大統領になる数10年前を描いた前日譚。

「ハンガー・ゲーム0」公式サイト

「ハンガー・ゲーム0」公開劇場リスト




12月20日は伊丹十三監督が惜しくも他界された日。監督作でどの作品が好きですか?




12月20日は伊丹十三監督が惜しくも他界された日。監督作でどの作品が好きですか?

伊丹十三は1933年5月15日に京都で生まれました。
商業デザイナーとして活躍し、映画とテレビドラマで存在感のある脇役として活躍。
1984年に51歳で「お葬式」で映画監督としてデビューし、日本国内で高い評価を受け、「タンポポ」「マルサの女」「ミンボーの女」「スーパーの女」「マルタイの女」などを監督。
「マルタイの女」を監督し、1997年12月20日に伊丹プロダクションのある東京麻布のマンション下で遺体となって発見されてしまいました。
伊丹十三

伊丹十三監督の主な監督作品は次の通りです。
「お葬式」
お葬式
山崎努宮本信子主演で喪主として初めてお葬式を出す男の途方にくれる姿と、そこに集まる人々を描いたヒューマン・ドラマ。
1984年11月17日(土)に公開され、配収12億円。
人生で初めて喪主として葬式を出すことになった俳優夫婦の夫。知らない作法に右往左往しながら通夜・葬儀を終えるまでの数日間をユーモラスに綴る…
伊丹十三監督の記念すべき第1回作品。日本アカデミー賞では作品賞ほか主要5部門、キネマ旬報ベストワンほか各映画賞で32部門を受賞した話題作。

「タンポポ」
タンポポ
山崎努宮本信子主演で描いたラーメン・ウエスタンの傑作。
1985年11月23日(土)に公開され、配収6億円。
ラーメン通のタンクローリー運転手がさびれたラーメン屋を町一番の店にするまでの活躍を、奇想天外な食物のエピソードを交えて痛快に描く。
西部劇「シェーン」風のストーリーで、か弱き女性を援け、強気をくじく男たちのさすらいのラーメン・ウエスタン。伊丹十三監督の傑作です。

「マルサの女」
マルサの女
宮本信子山崎努主演で脱税摘発のプロ”マルサ”の女の活躍を描いた社会派ドラマ。
1987年2月7日(土)に公開され、配収12.5億円。
税務署のやり手調査官・板倉亮子は、一軒のラブホテルに目を付け調査を始めるが、なかなか証拠を掴めずにいた。そんな折、亮子は国税局査察部(マルサ)に抜擢される…
伊丹十三監督が”マルサ”というそれまで馴染みの薄かった職業にスポットを当て、巧妙な手口で脱税を行う事業家たちと捜査官たちとの手に汗握る対決をテンポよくスリリングに描いた傑作です。
続編として1988年「マルサの女2」(配収13億円)が公開。
マルサの女2

「ミンボーの女」
ミンボーの女
宮本信子宝田明主演でヤクザと闘うミンボー(民事介入暴力)のプロの姿を描いた伊丹流マニュアル映画の決定版。
1992年5月16日(土)に公開され、配収15.6億円。
ヤクザと対決するミンボー(民事介入暴力)専門の女性弁護士の活躍を描く…
不当な犯罪の被害を蒙ってまでして社会に告発した伊丹十三監督の勇気に敬意を表します。

「スーパーの女」
スーパーの女
宮本信子津川雅彦共演でスーパーの舞台裏を題材に描いたコメディ。
1996年6月15日(土)に公開され、配収15億円。
激安店の出現により営業危機に追いやられたスーパーの専務が、幼なじみのスーパー好きの主婦の協力を得て経営を立て直すまでを描く…
スーパーにまつわるウンチクが次々と披露され、スーパーの裏側を伊丹監督作品らしいテイストで描かれた作品です。

「マルタイの女」
マルタイの女
宮本信子西村雅彦主演で警察に守られる身辺保護対象者”マルタイ”となった女優を主人公にした社会派ドラマ。
1997年9月27日(土)に公開され、配収5億円。
殺人事件現場を目撃してしまった女優が、身辺保護の二人の刑事に守られながら裁判の証言台に立つまでを描く…
殺人の証人保護をテーマにした伊丹十三監督ならではの着眼点と、宮本信子、西村雅彦ほか個性的かつベストマッチな配役には感心させられる傑作で、惜しくも遺作となってしまい残念な限りです。

他にも「あげまん」など面白いテーマで次々に話題作を監督していた伊丹十三監督。
「マルタイの女」が惜しくも遺作となってしまい残念な限りです。
監督作でどの作品が好きですか?




リリー・フランキーの自伝的小説をオダギリジョー、樹木希林共演で映画化した「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」、NHK BSで12月20日(水)放送。




リリー・フランキーの自伝的小説オダギリジョー樹木希林共演で映画化した「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」、NHK BSで12月20日(水)放送。

リリー・フランキーの自伝的小説オダギリジョー樹木希林共演で映画化した「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
2007年4月14日(土)に公開され、興収18.8億円。
1960年代。女手ひとつで育てられたボクは自堕落な日々を送っていたが、オカンがガンで入院したと知らされる…

1960年代。両親が別居し、筑豊の炭鉱町でオカンの女手ひとつで育てられたボク。やがて美大に通うため上京するが、オカンへの罪悪感を感じながらも自堕落な日々を送ってしまう。数年後ようやくイラストやコラムの仕事が軌道に乗り始めた頃、オカンのガンが発覚する…

リリー・フランキーが、亡き母への思いをつづった自伝的ベストセラー小説を「さよなら、クロ」の松岡錠司が監督松尾スズキが脚本を手掛けて映画化。

ボクにはオダギリジョー、オカンには樹木希林
若き日のオカンには樹木希林の実の娘の内田也哉子
松たか子、小林薫ほかが共演。
第31回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、樹木希林が最優秀主演女優賞、
小林薫が最優秀助演男優賞の5部門受賞


炭鉱町のセットを始め、その後の80年~90年代のカルチャーも丁寧に映像化。

★「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
NHK BS
12月20日(水)
13:00~15:24